居酒屋で出会ったおっさんと軽いノリで作った組織 作:エドモンド橋本
連続投稿ではなくメインのお話を挟む事もあります。
ご理解のほどよろしくお願いします。
AM6:30
朝の身支度をしていると、突然身体が煙に包まれた。嫌な予感を悟るよりも早く、身体に覚えた違和感。何故俺は両手両足を床についているのか。いや、そもそもなんか視線が低い。床を這ってる状態だ。
「ブイッ!?(えっ!?)」
自分の手を見てみたら、毛むくじゃらのモフモフハンド。しかもなんか変な声出た。ブイ?この鳴き声は確か相棒が小さい頃の、そうだイーブイの声だ。この茶色モフモフハンドもそうだ、ウチの相棒は白かったが、普通は茶色いっけ?て事は俺、イーブイになっちゃった?
「ブイ〜(分からん)」
何が何だか分からん。この間の相棒達の時と同じ様な感じか?さてさてどうしたものか。
「ティニティニ?(あれ?スケベ野郎がいない)」
「ブイ?(あ、チビスケ)」
俺のベッドを占領していたチビスケが起き上がってキョロキョロと周りを見ている。そして、俺と目が合った瞬間大きく飛び跳ねた。
「ティ、ティニ!(誰だお前!!スケベ野郎はどこいった!)」
「ブイブイ!(俺はテメェが寝ていたそのベッドの主人じゃ!)」
「ティ、ティニ?ティニ!!(え、スケベ野郎?いや、まさか、でもこの前のあれもあるし。本当に!!)」
何かブツブツ言ってるチビスケ。役に立たねえ奴だな。取り敢えず何とかしてくれそうな俺のポケモン達のボールの元へヨタヨタ近づく。すると、ベッドの下から2匹のポケモンが出て来た。
「ジ〜(あれ、ご主人、おはよう)」
「フパ〜?(何でイーブイになってるの?)」
役に立たねえチビスケよりも最近ついてくる様になったスライムと輪っか小僧のが状況読めてんじゃねえか。ベッド占領しねえし。
「ブイブイ(おはよ。何か気付いたらこうなってたわ)」
「ジ〜ジ〜(ご主人可愛くなってる。それとボクスライムじゃなくてジガルデ)」
「フッパー!フパフパ!(おいらフーパ!何か勝手についてきてごめんね。カイトから物凄いお宝の匂いがしてついて来ちゃった!)」
何だよコイツら。結構常識あるじゃん。確かにチビスケと違って船に乗ってから問題起こしてないし、言った事もちゃんと守る良い子達だ。
「ブイ、ブイブーイ!(そっか、ジガルデ、フーパ。よろしくな)」
「ジ〜!(よろしくご主人!)」
「フパー!(よろしく!)」
「ティニ!?(ボクは!?)」
ビクティニの叫びを無視して、俺はジガルデとフーパと共に部屋の出口に向かう。俺は久々に、まともな性格の伝説のポケモンに出会ったので気分が良い。まあ伝説かどうか知らんけど。
「ブイブイ、ブブイブイ!(こんな姿になってしまったけど、この船を俺が案内してやるよ!)」
「ジ〜(やった!)」
「フパ!(よろしく!)」
「ティーニー!(ボークーはー!)」
うるせえチビだな。取り敢えず3匹とも連れて、俺は部屋を出る事にした。部屋のドアをフーパに開けて貰うと、いつもの様に部屋の前に立つサカキと目が合った。
「……今日は随分変わった姿をしてるなボス」
「ブイ(お前少し休め)」
今回のお話と全然関係ない話をします。
カイトさんと各地方の博士の関係について
オーキド博士
カイトとの1対1のバトルに勝利した人。カイトのミミロップを倒した3人の内の1人。しかし、もう今ではカイトに勝てない。カイトから他の地方のポケモンについて教えてもらっている。
ウツギ博士
カイトに冒険に出てみないかと声をかけた人。その為、ある意味カイトにとっては世界を見るきっかけになった恩師。
オダマキ博士
カイトにフィールドワークを頼んだ人。ある日、カイトにとあるポケモンを託した。しかし、そのポケモンについてカイトは負い目を感じている。
ナナカマド博士
カイトに、研究者の道を薦めた人。自分は向いていないとキッパリ断られた為、それ以上は何も言わなかった。ある日、野生の大きなミミロルに、カイトの居場所を聞かれて答えた。
アララギ博士
カイトが歴史研究を始めるきっかけになった人。当時助手だったアララギ博士に、ポケモンの起源について熱く語られ、心に響いたカイトは、歴史の研究を始める。白衣の女性の良さに目覚める。
プラターヌ博士
カイトにキーストーンと、4つのメガストーンを託した人。大人の色気をカイトに伝授するも、一切効果がなかった故に逆恨みされている。
ククイ博士
カイトとは歳が離れているが、兄弟や友人に似た関係。かつて島の守護神に愛されたカイトに憧れていた。そしてお互い仲良くなり、冗談混じりに生涯独身宣言をした。近い内に血涙を流したカイトにボコボコにされる予定。
マグノリア博士
カイトのポケモンが手に負えない程大暴れした際に、鎮めてくれた恩人。そして、ポケモンにとっての幸せは何かをカイトに教えてくれた人。壊れそうになった自分を救ってくれた事から、カイトからは母の様に慕われている。
フトゥー博士
カイトにとある研究を依頼した人。しかし、カイトからアンタは敵だ、と言われて断られた。
オーリム博士
カイトから養子にして下さい、と土下座された人。カイトの歴史に対する愛に感動して抱きしめた。そして鼻血を出して倒れたカイトの看病をした。