居酒屋で出会ったおっさんと軽いノリで作った組織   作:エドモンド橋本

93 / 133
どこにでもいるのね、バトルマニア

 

 

 「リザードン、竜の舞」

 

 高く飛び上がったリザードンが縦横無尽に舞う。そして青黒いオーラを纏い始めた。

 

 「連続でドラゴンクローを叩き込め」

 

 「チッ、ハニー!先に雷パンチでぶっ飛ばせ!!」

 

 「ルー!!」

 

 リザードンの鋭い爪がハニーに斬りかかるよりも前に、稲妻を纏った拳がリザードンの腹に突き刺さる。

 

 「ギャルアア!?」

 

 「耐えろリザードン!」

 

 レッドの言葉に反応してすぐに体勢を整えるリザードン。正直炎ドラゴンには効果的な技をハニーは覚えていない。恐らくリザードンもそうだ。決定的な技がない。故に決着を付けるのは自身の持つ能力と戦い方次第。

 

 「フレアドライブ」

 

 「ハニー!かわせ」

 

 「ギャウアアア!!!」

 

 ハニーが動くよりも早く、リザードンが火だるまの状態で突進しだした。反応が遅れたハニーはそのまま青い炎に巻き込まれる。

 

 「ルッ!?ロウアッ!?」

 

 「ハニーッ!!!」

 

 俺の指示が遅れた。いや、リザードンが前よりも速くなっている。レッドには次勝てるかわからないとは思っていたが、まさかここまでとは。苦しそうに立ち上がるハニーの表情から見ても後数発喰らえば完全にダウンしてしまう事が分かる。でも、リザードンもそれは同じ筈。ハニーの雷パンチと2発のフレアドライブによる反動のダメージ。凛々しい顔付きだが、決して余裕ではない。なら、決めてしまおう。

 

 「ハニー、後少しだけ頑張れる?」

 

 「ロップ!」 

 

 「ありがとう、それじゃあ決めよう」

 

 今のハニーのこの技なら、チャンピオンも楽に倒せる。それだけハニーが俺を信頼してくれているのが嬉しいよ。

 

 「ハニー、恩返し」

 

 「ロップッ!!」

 

 力強く走り出したハニーは、一瞬でリザードンの懐に潜り込んだ。

 

 「ギャッ!?」

 

 「ルーロップッ!!!」

 

 「ギュルヴァッ!!!」

 

 ハニーの鋭く重たい蹴りがリザードンの顎に叩き付けられる。その様子に目を見開くレッド。やれたか?いや、油断は禁物。更に畳み掛けよう。

 

 「ハニー、そのまま飛び膝」

 

 「お兄さん達私も混ぜて!!!」

 

 「え?」

 

 バトルコートの脇から聞こえた大きな声。見た事ある制服に身を包んだそばかすが可愛らしいポニーテールの女の子。目付き以外は美少女なんだが、何かやばい匂いがする。

 

 「私もバトルに参加したいです!!」

 

 「いや、今まだ途中なのよ」

 

 「なら終わってからで良いです!!私もやりたいです!!どっちが良いかな?赤いお兄さん?それともアロハシャツのお兄さん?」

 

 ダメだわ、多分ダメだわこの子。オレンジアカデミーの子じゃねえの?あそここんなに話通じない子もいるのか?

 

 「はあ、興醒めだ。あんたとはWPCで決着を付けよう」

 

 「はあ?俺は最初っからそう言ってんだよ!!何だお前!!人格壊れてんのか!!」

 

 リザードンをボールに戻して去っていく赤信号。何やねんアイツ。つーかもう真っ暗だな。俺もとっとと泊まるとこ探すか。

 

 「赤いお兄さん行っちゃいましたね。じゃあアロハシャツのお兄さんが相手してくれるんですか!?」

 

 「いやあの、ほらもう暗いし、君まだ学生」

 

 「3対3で良いですか!?良いですよね!?よし!!なら始めましょう!!いくよパーモット!!」

 

 「話し聞けえええええ!!!!!」

 

 「あ、すみません。そうでしたよね」

 

 ピタッと止まるポニテ少女。やけに頭を下げる動作が綺麗だけど、良かった。思ったより普通の子だった。興奮して周りが見えなくなる事あるよね。うん、しょうがない。あの赤信号よりもまともな子で良かったよ。

 

 「私ネモって言います!!オレンジアカデミーの生徒会長です!!!では始めましょう!!!」

 

 助けてええええええええ!!!!!

 

 

 

 




カイトさんの新旧手持ちポケモンプチ情報Part2

1.昔カイトから付けられたニックネーム(ハニー以外はもう呼んでない)
2.カイトや仲間とのエピソード
3.アブソルかゲンガーについて
4.カイトから教えて貰った事

ブラッキー
1.シロ
2.こっそり寝ているカイトのベッドに潜り込んだ翌日、至近距離にカイトの顔があり、驚いて電磁波を放った。
3.アブソルもゲンガーも妹と弟の様に愛していた。
4.別れの辛さ

ヘラクロス
1.サンダーカブト
2.カイトにとっての元祖切り込み隊長。カイトに呼ばれたら駆けつけると決めている為、今も修行を続けている。
3.アブソルにカイトの凄さを3時間に渡って解説した。
4.倒れなければ負けない事

カビゴン
1.ヨコヅナ
2.カイトとお昼寝中、気付いたらブラッキー、ヘラクロス、アブソル、ミロカロスが、カイトを囲む様に自分のお腹の上で寝ていた。
3.静かなアブソルの隣で食べるおやつが大好きだった。
4.半分この美味しさ

アブソル
1.シンシア
2.カイトに花冠を作って貰った事がある。カイトの腕の中が大好き。
3.花をあげたお返しに、ゲンガーが石をくれた。その石をカイトに頼んで加工してもらい首輪に付けてもらった。
4.誰かを愛する優しさとみんなでいる楽しさ

ミロカロス
1.クイーン
2.ヘラクロスとカビゴンを兄の様に慕っていた。
3.よくアブソルと一緒に水浴びをしていた。
4.本当の美しさ

パチリス
1.エリザベス
2.カイトの頭の上から見る景色が大好き。
3.よくアブソルをくすぐって笑わせていた。
4.旅の楽しさ

ミミロップ
1.ハニー
2.誰よりも仲間の事を愛している。ファイアローにだけ本心を言える。
3.儚げだけど可愛いアブソルにデレデレだった。カイトから離れていくゲンガーを泣きながら最後まで追った。必死に伸ばした手がゲンガーをすり抜けた瞬間が今でも夢に出る。
4.恋と愛の違い

ポリゴンZ
1.ノート
2.アブソルとゲンガーが一緒に笑っている姿が好き。
3.ゲンガーの暴走の際、怖くて動けなかった事を後悔している。カイトの影に隠れたり、何かとゲンガーの行動を真似る様になった。
4.生まれた意味

サザンドラ
1.クロマル
2.探し物はカイトとの旅で見つけた。今度はカイトが探しているものを見つける為、世界を旅している。
3.アブソルから、強くなる為に特訓を頼まれた事がある。
4.生きるのに本当に必要なもの

ファイアロー
1.アカツキ
2.たまに寝ながら飛んでしまってどこにいるか分からなくなる。アブソルとゲンガーの一件以降、元気がなくなったミミロップの事を励まし続けた。抑えられなくなったら俺が受け止めてやると言ったが、最近受け止めきれなくなってきた。
3.サザンドラの様に強くなりたくて、翼に自分の顔に似た岩を乗せてみたら飛べなくなった。
4.女の怖さ

グソクムシャ
1.ムラクモ
2.カイトと出会い、アローラを旅立つ前にとある湖で見たミロカロスに恋をしている。
3.臆病で泣き虫だけど、強かったゲンガーに憧れていた。その為、カイトにとって最強のエースであるゲンガーに少しでも近づこうと努力している。
4.守りたいと言う気持ち

ゲンガー
1.あんこもち
2.か弱いアブソルを絶対に守るとカイトと約束した事がある。
3.アブソルに花を貰った後、お礼に石をあげた。こんなものじゃ喜んで貰えないだろうと思っていたが、アブソルは嬉しそうに笑顔を浮かべた。
4.傷付ける怖さと独りぼっちの寂しさ

ガチゴラス
1.レックス
2.ブラッキーからかつての仲間達の話を聞くのが好き
3.ゲンガーとアブソルについては全員が口に出さない為、一切知らない。
4.現代の楽しさ


IFストーリーアンケート(闇堕ち以外は新旧ポケモン全員いる状態です)

  • アニポケ時空のカイトさん
  • 育て屋を営むカイトさん
  • 闇堕ちカイトさん
  • チャンピオンになったカイトさん
  • 去っていったポケモン達の擬人化
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。