今回も日本国VS神聖なる自由との戦闘回です。
CIC「敵巨大潜水艦より敵ミサイル接近中。」
「目標の座標を確認。スタンダード発射!」
イージス艦「けらま」はSM-6を発射。
第1水上打撃群も敵ミサイル迎撃の為に各艦からSM-2やSM-6を発射。
「けらま」や第1水上打撃群が放ったSM-2とSM-6は見事にKA-Aを迎撃しつつ、第1水上打撃群が発射した対艦巡航ミサイルはAIによる自律飛行でウェイポイントを通過しながら神聖なる艦隊へと接近。
CIC「敵ミサイルの全弾迎撃を確認。」
井上「後は此方からのプレゼントが届くのを待つだけだな。」
《…KA-Aが全弾迎撃されました!》
艦隊司令官「再びKA-Aを発射せよ。今度は飽和攻撃だ。我が神聖なる神聖日本王国の裁きを下してやれ。」
《了解。旗艦より全艦、KA-A飽和攻撃始め!》
《撃て!》
神聖なる艦隊は第1水上打撃群へKA-Aによる飽和攻撃を企図し、全艦から発射。
と…
《敵機動艦隊より巡航ミサイル接近中!》
《なっ…! ほ、ほぼ距離が無いではないか!》
《…構わん! とにかくパルスレーザーの弾幕を張れ! 絶対に1発たりとも撃ち漏らすな!》
神聖なる艦隊は「LRASM」を迎撃すべくTPLSでパルスレーザーの弾幕を張るも…
既にターミナル段階を迎えて高度を大きく落とした「LRASM」は神聖なる艦隊を捕捉しターゲットを定めていた。
そして、迎撃されることなく10発の「LRASM」は神聖なる艦隊の各艦へと一斉に着弾。
対艦巡航ミサイルによるミサイルの雨に晒される神聖なる艦隊の各艦は着弾の衝撃で火を噴き上げながら大きく揺れ、艦内ではクルーらが衝撃で吹っ飛ぶ。
艦隊司令官「…ゴホッ、ゴホッゴホッゴホッ…」
着弾の衝撃で身体ごと吹っ飛ばされ、艦隊幹部らと共に倒れた艦隊司令官はその場から起き上がり、各艦を見てみると…
艦隊司令官「な、何だこの有様は…」
神聖なる艦隊は旗艦である大型航空巡洋艦や2〜3隻の大型巡洋艦、大型フリゲートはまだ戦闘可能だったが、他の艦は着弾を受けた箇所から炎と黒煙をもくもくと上げていた。
《艦隊司令官! 敵巡航ミサイルにより、我が艦隊の半分の艦が行動不可になりつつあります!》
艦隊司令官「クッ…」
そして「おおなみ」が発射した「LRASM」も大型潜水巡洋艦へと着弾。
艦長「ゴホッ、ゴホッ… 総員、被害報告!」
副長「艦長、左右弦のメインのバラストタンクが損傷しました!」
艦長「戦闘司令室、被害報告を!」
《こちら戦闘司令室! レールキャノンやVLSへの致命弾は免れましたが、メインのバラストタンクが損傷! 潜航不可になりました!》
艦長「クッ… 日本国め… そこまで我等を愚弄し、痛めつけて楽しいか… 東京諸共、貴様らを全員抹殺してやる…!」
副長「艦長。超電磁レールキャノン、電力供給完了です。」
艦長「…よし。」
艦長「目標、我が艦の邪魔をする敵艦隊。水平射撃で撃て。」
《了解。超電磁レールキャノン、目標捕捉。》
副長「水平射撃でなら、流石の奴等も撃ち落とせまいと。…そういうことですな、艦長。」
艦長「そうだ。…この艦は今回の聖戦で多大なる傷を負った… だが、真の実力を発揮するのはこれからだ。神聖なる神聖日本王国の我が神のご加護があれば、我が艦は最期まで戦える!」
副長「我が神聖なる神々の裁きを日本国の蛮族共へ与えてやれ!」
《超電磁レールキャノン、発砲!》
大型潜水巡洋艦「トモノリ・トモチカ」は、水平射撃で最後の極超音速徹甲炸裂焼夷爆薬弾を発砲。
CIC「敵巨大潜水艦より、極超音速砲弾の発射を確認。」
井上「今度は水平射撃か。まあ、やることは変わらないけど。」
久保田「主砲の仰角を下げて、敵砲弾を迎撃する。」
CIC「了解。目標、本艦へ接近中の敵砲弾。」
「主砲、撃ち〜方始め〜!」
イージス艦「おおなみ」は砲身の仰角を下げてHVPを発砲。
そして…
「おおなみ」は再び超電磁レールキャノンが水平射撃で発砲した極超音速徹甲炸裂焼夷爆薬弾を迎撃。
井上「敵砲弾の迎撃を確認。」
久保田「…よし。」
井上「そろそろこっちのターンですかね、艦長。」
久保田「あぁ、ミサイルや砲弾の雨霰を降らしてやろう。我が国の国民へ刃を向けようとした連中には、毅然とした態度を取らねば。」
その頃、最後の極超音速徹甲炸裂焼夷爆薬弾を迎撃された大型潜水巡洋艦は…
艦長「…どうだ?」
副長「砲弾が爆発しましたな。どうやら敵艦へ裁きを下すことが出来たのではないかと。」
艦長「…フッ、我等を愚弄した罰が遂に与えられたか。」
水平射撃のため、イージス艦へ砲弾が爆発したと判断する艦長と副長。
しかし、戦闘司令室からは…
《こちら戦闘司令室… ご、極超音速徹甲炸裂焼夷爆薬弾は… ふ、再び敵艦に… げ、迎撃されました…》
戦闘司令室からの震えのある声と共に届いた報告に、楽観ムードだった艦長と副長は…
艦長「…な、何…っ… ほ、砲弾がまた迎撃されただと…」
副長「おい、何を言っている… 現に極超音速徹甲炸裂焼夷爆薬弾は爆発したではないか…」
《再び、敵艦による発砲での迎撃を確認…》
艦長「…クッ… お、おのれぇ…!!」
最後の極超音速徹甲炸裂焼夷爆薬弾を迎撃されたことに艦長は歯軋りをしながら怒りの表情を見せる。
既に兵装の大半を破壊され、バラストタンクをも損傷を受けた大型潜水巡洋艦は最早「海に浮かぶ的」と化していた。
それを尻目に第1水上打撃群は大型潜水巡洋艦への攻撃を企図し…
久保田「旗艦より全艦。これより主砲による攻撃を行う。」
瀬川「こちらイージス巡洋艦「やまと」。これより艦砲射撃を実施する。」
イージス巡洋艦「やまと」艦長、瀬川海軍中佐は「おおなみ」と共に電磁レールガンによる艦砲射撃を行うことを通信で伝える。
井上「射撃目標、敵巨大潜水艦。」
CIC「主砲、撃ち方始め!」
イージス艦「おおなみ」と「やまと」は5インチ電磁レールガンによる艦砲射撃を開始。
2隻のイージス艦からマッハ7でHVPが放たれ、炸薬を持たないHVPは運動エネルギーを纏わせながら次々と着弾。
副長「な、何だこの揺れは!」
《敵艦2隻による艦砲射撃です!》
艦長「クソッ… 一体どれくらいの速さで砲弾を撃っているのだ… 敵艦の主砲はたかが5インチ程度だと聞いていたではないか…」
2隻のイージス艦による艦砲射撃に加えて「たかつき」はトマホーク Block5a、フリゲートの「はやぶさ」はSM-6 BlockⅠBを発射。
多目的フリゲートの「もがみ」と「くまの」は魚雷を発射。
CIC「第1水上打撃群による敵巨大潜水艦へのミサイル発射を確認。」
川瀬「ならば此方はあの艦隊の相手をしよう。戦略イージス艦と共に無力化するぞ。」
薗田「…よし、先に戦闘不可になりつつある敵艦を片付けるか。」
CIC「了解。目標、敵艦隊。」
「トマホーク発射!」
イージス艦「けらま」は神聖なる艦隊へとトマホークを発射。
CIC「イージス艦「けらま」からのトマホーク発射を確認。」
大嶋「こちらも攻撃を行う。艦橋よりCIC、トマホークを発射せよ。」
CIC「こちらCIC。敵艦隊へトマホークを発射します。」
戦略イージス艦「はるな」もMk41 VLSからトマホーク Block5aを発射。
《敵艦から敵ミサイル接近中! 先程の同座標からも敵ミサイルの接近を確認!》
艦隊司令官「迎撃行動へ移行! KA-Aを発射しろ!」
《撃て!》
神聖なる艦隊も戦闘可能なすべての艦が2隻のイージス艦から発射されたトマホークを迎撃すべく、KA-Aを発射。
しかし、対妨害性能を上げた最新の巡航ミサイルは更新された航法/衛星通信システムでKA-Aをあっさり躱し…
《敵ミサイル接近中!》
《KA-Aはどうした!?》
《全弾う、撃ち漏らしました!》
艦隊司令官「クッ… 全艦、TPLSで迎撃せよ!」
神聖なる艦隊はTPLSでパルスレーザーの弾幕をこれでもかと張っていく。
そして…
トマホーク Block5aは1発も迎撃されることなく、神聖なる艦隊へと着弾。
戦闘不可になっていた大型巡洋艦や大型フリゲートへ致命弾を与え、撃沈へと追いやる。
《艦隊司令官! 敵ミサイルの着弾で戦闘不可になっていた大型巡洋艦と大型フリゲートが撃沈!》
艦隊司令官「クソッ…」
艦隊司令官は舌を噛みながらクルーらが退艦しながらも沈んでいく大型巡洋艦や大型フリゲートを眺めていた。
大型潜水巡洋艦へと電磁レールガンによる艦砲射撃を実施していたイージス艦「おおなみ」と「やまと」は…
「撃て撃て撃て撃てぇ!!」
攻撃の手を緩めることなく、マッハ7でHVPを発砲し続ける。
艦長「総員、衝撃に耐え続けろ!」
副長「今の砲弾の雨を凌ぎ続ければ、我が大型潜水巡洋艦と神聖なる艦隊は生き残れる!神聖日本王国の技術力を信じろ!」
副長「戦闘司令室、生き残ったVLSで敵艦隊へミサイルを撃ち込め!」
《こちら戦闘司令室。左舷のVLSからKA-Aを発射します!》
衝撃波を纏いながら襲いかかってくるHVPの着弾を受けながらも、大型潜水巡洋艦は左舷VLSからKA-Aを第1水上打撃群へ発射。
井上「敵巨大潜水艦からミサイル接近中。」
イージス艦「おおなみ」が捉えたKA-Aの接近は第1水上打撃群全艦艇でデータリンクされ、イージス艦「たかつき」がSM-6を発射。
その頃、主力艦の半分を沈められた神聖なる艦隊は…
艦隊司令官「我々の手数がこんなにも減るとは… 全くもって想定外だ…」
艦隊司令官は旗艦である大型航空巡洋艦の艦橋から戦闘が繰り広がれている海原を眺める。
副長「艦隊司令官、敵艦は未だ損失ゼロ。一つの兵装も失っていないとのことです。」
艦隊司令官「信じられん… 科学技術力では我が神聖日本王国の方が勝っている筈… 巨艦を以て多くの艦艇を沈めるという王国海軍の戦闘教義は敵国には通用しないのか?」
《こちら戦闘司令室。不明の敵艦がようやく判明しました。》
艦隊司令官「何、レーダーに反応が無かった敵艦がわかったのか?」
《はい。それが… レーダー反射断面積を計算すると凡そ2000トンクラスのフリゲート… ミサイルの量を加味すると、恐らくは重武装の攻撃型フリゲートではないかと…》
実際は10000トンの戦略イージス艦であるが、塩害による防腐対策を施した第5世代ステルス戦闘機の塗料を用いたり、特殊なステルス形状を持っている「はるな」は、神聖日本王国のレーダーでは本来の排水量の1/4程度の艦艇に見えたのだ。
だが、その報告を聞いた艦隊司令部は驚愕する。
《何…!? い、今までレーダーに反応が無く、我等を一方的に攻撃を加えて蹂躙し続けた敵艦がまさかの2000トンクラスのフリゲートだと…!?》
《今まで我々はそういう小舟に恐れ慄いていたというのか!?》
副長「何という事実だ… 艦隊司令官、如何致しましょう?」
艦隊司令官「…よし、これより我が神聖なる艦隊は重武装の攻撃型フリゲートに対する攻撃を開始する。総員、目ひょ…」
艦隊司令官が艦隊艦艇へ命令を飛ばそうとした時…
《敵艦から巡航ミサイル接近中!》
《敵攻撃型フリゲートからもミサイル、弾数15発で接近中!》
イージス艦「けらま」から対艦巡航ミサイルである「LRASM」が、戦略イージス艦「はるな」からトマホーク Block5aが神聖なる艦隊へと飛翔。
第1波の「LRASM」は一切迎撃されずに大型航空巡洋艦や大型巡洋艦へと着弾。
《こちら大型巡洋艦「ハヤト・トモチカ」! 敵巡航ミサイルが右舷へ命中!》
《れ、レールガンがやられました!》
艦隊司令官「クッ… あっ!!」
艦隊司令官が艦橋の窓からふと空を見上げると、そこから見えたのは此方へと向かってくる第2波のトマホーク Block5aの群れがーー
艦隊司令官「総員、衝撃に備えろ!」
艦隊司令官は編成艦のクルーへ同じ命令を送る。何度も何度も送ったお陰でもう何回目なのか忘れるくらい。
トマホーク Block5aは生き残っていた全ての神聖なる艦隊の艦艇へと命中。
《敵ミサイルが艦橋へ命中!》
《クソッ… ダメージコントロールが間に合わない! 復元可能傾斜を越えました!」
「早く艦から降りろ!》
2隻のイージス艦は確実に神聖なる艦隊の艦艇を沈めていく。
その頃、大型潜水巡洋艦のKA-Aを迎撃した第1水上打撃群は…
CIC「敵巨大潜水艦からの敵ミサイル、迎撃を確認。」
井上「しっかし、これだけHVPやミサイルを撃っているのにまだ生きてやがるな…」
久保田「ダメージは蓄積している筈だ。ミサイルや弾薬もまだ余裕がある。そのまま戦闘を継続するぞ。」
井上「…了解。」
日本国国防海軍お得意のわんこそばならぬ「わんこミサイル」炸裂ww
日本国の(凡ゆる意味での)ヤバさが垣間見えます…
如何でしたか?
今回も楽しんでいただけたでしょうか?
今回も日本国VS神聖なる自由の戦闘回を投稿しました。
…でも戦闘回と言いつつも、何故か神聖なる自由のフルボッコ回に見えるのは気のせい?
あと書き忘れていましたが、日本国国防海軍の艦艇の排水量はいずれも『満水排水量』を表しております。
長文失礼しましたが、次回もお楽しみに。