二次創作PSO2NGS~寝過ぎ家の日常~(。-ω-)zzz 作:寝過ぎナイト
ナイトは湿度でダウンでごわす(~_~;)
セントラルシティ 生活居住エリア
ここはセントラルシティ生活居住エリア
セントラルシティには4つの階級毎に居住区が分かれている。
まず初めに資産家や政治家、権力者といった富裕層が住まうパルム区
次に高水準な科学技術を保持する技術者が主に住まうモタビア区
続いて、非戦闘員等の一般労働者が居住し最も居住者が多いデゾリス区
そしてアークスが主に居住するステーラ区
年々アークスの人手不足が続いておりステーラ区は閑散としている時が多いのだ。
それに比例して非戦闘員が多いデゾリス区では居住者が増加しており居住区不足が深刻な問題となっている。
それによりデゾリス区内では民衆同士による序列特権階級制度を作り、秩序を保っていた。
特権階級制度とは居住権や公共サービスの優先等すべてにおいて最高の扱いを受けることが出来るのだ。
階級が☆3~☆1までは居住することが許されておりデゾリス区内の全ての公共サービスを受けることが許される。
しかし、それ以下である悲惨な☆無しは戸籍すら作成できないため居住権や公共サービスを受けることが認められないのだ。
これによる浮浪者や犯罪者が年々増加傾向にあるのだ。
こういった状況も相まってか階級持ちの人々は☆無しは唾棄すべき存在なのだと幼いころから教育されてきたのだ。
人は自分よりも遥かに下の存在がいなければ自己を確立できない弱い生き物なのかもしれない。
夢を見ていた...あぁ忌々しい夢だ...あれは確かガキの頃の...
「ちっ!☆無しかよ!お前らに売るもんはねぇぞ!ほらっ!どっかいけ!店が汚れちまうっ!」
「まぁまぁ、嫌だわぁ☆無しだなんて!両親は余程出来損ないだったのね可哀そうに」
大人達は☆無しの俺をゴミのように冷たく見下している。
うるさい うるさい おれとおまえらは なにがちがうっていうんだ!
「や~い!☆無し!どっかいっちまえよ!!」
「きゃっ!☆無しだ!お母さんに近づいちゃダメだって言ってた!」
大人達の歪んだ思想によって無邪気な悪意は容赦なく俺を傷付ける
ぜったい ぜったい みかえしてやる!
「あ?アークスになりたい?」
幼い頃任務で立ち寄ったアークスに幼い俺は問いかけた
どうしたら あーくすに なれるの?
「ん~?そうだなぁ、腹いっぱい飯食って大きくなったらなれんじゃねーか?」
子供の俺をからかっているのかそんな冗談を話すアークス
それだけ?
「おう!でっかくなって俺に会いに来い!待ってるぜ坊主!」
やくそくだよ!
幼い俺にとってはそれは救いの言葉だった...
セントラルシティ居住エリア ステーラ区宿舎一室
「っ!?」
全身から滝のような汗を浮かべ飛び起きるように自室のベットから起き上がる。
時刻はAM7:50
「あ”っ!くっそ...頭いってぇ...気持ち悪ぃ」
頭部を刺すような鈍痛、そして喉奥からこみ上げる嘔吐感と下腹部の違和感...
二日酔いである
体内で摂取したアルコールは肝臓で分解されるが代謝するには時間がかなりかかる。
アルコールを肝臓が分解するのだが肝臓の分解許容量を超えるとアセトアルデヒトと呼ばれる物質が体内に残留し、頭痛や倦怠感、吐き気等を引き起こすのだ。
つまりは飲み過ぎである...
「あ”これはやべぇ...」
震える体を引きずる様にトイレに駆け込むガルド
※描写できません!
お酒の飲み過ぎはイケないヨ☆by作者
「あ”あ”朝から最悪の目覚めだな...」
胃袋の中身をひっくり返したような感覚が未だ残りつつある腹部を擦りながらコーヒーでも飲もうとキッチンに向かうと見知った顔が其処にいた。
シルクのエプロンを身に着けキャラメル色のような柔らかな長い髪を赤いリボンで一纏めにしている”男性”がそこにいた。
なんというべきか
なんというべきか
「えぇ...何してんの”ザック”っ!?」
「おや?やっと起きましたかまずは顔を洗ってくださいな、みっともないですよ?」
あまりの事態に呆気に取られているガルドを差し置いてザックは気にも留めないでこちらに洗顔するようタオルを差し出している。
「いやいやいやっ!?さらっと流すなよっ!?」
「あー!がるどおじちゃんだ!!おはよー!」
「うぉっ!?」
突然甲高い幼子の声が聞えたと思いきや腰に衝撃が響いた。
浅草色のワンピースを纏った可愛らしい少女が元気よく抱き着いていた
父親似のキャラメル色の髪色に加え腰まで伸ばした毛先はふわふわと跳ね返っている
大きなくりくりとした瞳は輝くお星様のように輝いているようだ。
まるでお伽噺のお姫様の様だった。
「あ”あ”おはようレーナ、抱き着くのはいいが体当たりはやめような?」
ガルドはレーナの白くもちもちとしたほっぺを指で突っつきながら諭した。
「うにゅ~ふぁ~い!」
レーナは子猫のような仕草で謝るとザックの元に駆け寄った。
「パパ~!お野菜もってきたよ~!」
レーナが持ってきたであろうバスケットには朝採りしたのであろう新鮮なエアルトマーテが入っていた。
「は~い、よくできましたねレーナえらいえらい♪」
「おほ~」
ザックはレーナの視線に合わせ労いにひと撫でするとガルドに向き直りレーナの背を押し言った。
「じゃぁレーナ、ガルドおじさんと一緒におててとお顔を洗ってきなさい」
「は~い!がるどおじちゃんいこ~!」
「わわ、わかったわっかったってっ!?」
レーナに手をぐいぐい引っ張られながら混乱する頭のままガルドは洗面台に向かった。
洗顔から戻るとキッチンから食欲をそそる香り、テーブルには色とりどりな料理が並んでいた。
「さぁ、出来ましたよ!二人とも席に座って座って!」
「はーい!」
「あ、あぁ」
元気なレーナとは対照的にガルドはまだ困惑しつつ席に着いた。
「ではいただきます!」
「「いただきます」」
レーナはさっそく子供用の可愛らしいラッピーのフォークを使いオムレツを口に運ぶ。
ガルドもそれに倣いオムレツに手を出す。
濃厚で癖のないバットの卵とモウベルのミルクから作った手作りバターをふんだんに使ったふわふわオムレツ。
オムレツの中には塩漬けにしたディアンのスティックカットしたベーコンとクニュクニュとした食感がうれしいエアルマシュルが入っていた。
新鮮なトマーテを使ったソースは色鮮やかで程よい酸味が食欲を促してくれる。
「はぐはぐはぐっ!ん~♪」
レーナはふわふわなオムレツに舌鼓を打っている。
ザックはトマーテソースで汚れたレーナの口もとを拭うと微笑んだ。
お次はエアルカブラナのポタージュ!
ブイヨンスープで程よく煮込んだカブラナは熱することによってスプーンで容易に割ることが出来る。
ガルドはスプーンで半分に割ったきつね色に染まったカブラナを口に運ぶとその味に思わず目を瞑った。
ブイヨンがしっかりと染み込んだカブラナは疲れた胃袋にとても優しく活力を与えてくれる。
「あ”~染みるわ”~うんま...」
思わずそう言葉を漏らしたガルドにザックはくすくすと笑った。
「何ですかもう親父臭いですよ?」
「うっせ、旨いものは旨いっていっていいだろうが」
「うま~い!」
「えらいぞ、レーナ旨い物食った時は旨いっていうもんだ」
「えへ~♪」
「レーナにあまり変なこと教えないでくださいよ?」
ガルドにじとっした目つきで訴えるザック。
「わーってるっての」
トーストにバターを塗りながらガルドは言った。
トーストに塗ったバターがてらてらと輝き満足げにガルドはトーストを頬張った。
朝日が差し込むキッチンにはまるで幸せな一家の朝食光景が広がっていた。
朝食を済ませ洗い物をしているザックに向けてガルドはコーヒーを淹れつつ話した。
「で?何の用で来たんだ?昨日の今日で来るのは変だろ」
「別に、深い意味はありませんよ?一緒に食事がしたかっただけですよ?」
ザックはこちらを見ず素っ気なく返答した。
「阿呆が、お前が何もなしに来るわけないだろ」
ガルドは呆れたように言った。
「一緒に食事がしたかったのは本当ですよ?レーナも会いたがっていましたからね」
洗い物を終えたザックは手を布巾で拭うとこちらを見て諦めたように言った。
ダイニングからレーナが子供向け番組を見ていたのかきゃっきゃとはしゃぐ声が響く。
ガルドはマグカップに2人分のコーヒーを注ぐとザックに手渡し席に座った。
「おや?私の分ですか?これはいい頂きます」
「昨日は酔ってたからな、今はもう素面だ何があった詳しく話せ。」
ガルドは決心がついたのか真っすぐザックの目を見て話した。
「ガルドさん貴方に引き受けていただきたい仕事があるのです」
「あ?仕事だ?俺はもう...」
「いえ、アークスとしてではなく”運び屋”として依頼を受けて欲しいのです」
「何?」
地味にオリジナル要素を継ぎ足すナイト
セントラルシティは最大規模の拠点という設定なのでこうのもあるやろなぁと考えた次第(*‘ω‘ *)