構築術式が常識を破壊するのは間違ってるだろうか?   作:禪院ニート

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因みにアーディとリューは呪力ブースト使えます。ランクアップを行うことで肉体が進化するので、へっぽこ呪力でもランクアップを繰り返すと呪力も強化されますからね。


此処がダンジョン!!無限の富が集う絶望の場所!!

ベル・クラネルは無事にヘスティアから恩恵を刻まれて、ヘスティア・ファミリアの眷属入りを果たした。

 

「ふー、これで改めてベルくんもボク達ヘスティア・ファミリアの家族だよ。と言っても、後でイヤほどマコトくんやリューにアーディから聞かされると思うけど、ダンジョンは危険な所なんだ!!」

 

恩恵を刻まれた上半身裸のベルに我らがロリ巨乳女神 ヘスティアが教えてくれた。オラリオには物凄く沢山のダンジョン探索系のファミリアが存在しており、その探索系ファミリアには物凄く大勢の冒険者が所属している。その探索系ファミリアの方々はどうやってその日を生きる金を稼いでいるのか?それはダンジョンから採掘出来る資材や素材、更にはこの世界のエネルギー資源とも言える魔石と呼ばれる物質をギルドで換金してお金を稼いでいるのだ。その為に、今日も冒険者の多くがダンジョンに潜っては魔石をガッポガッポと稼いでいるのだ。

 

「魔石はこんなのだよ?魔石はね、モンスターを倒すことでゲット出来るんだ」

 

アーディがベルに未換金の魔石を見せてくれた。それは宝石と言われても納得できそうな鉱石のような物であり、何でもダンジョンに生息しているモンスターから取れるそうだ。モンスターは死ぬと灰に変わるが、この魔石とたまにドロップアイテムを落とすことがある。魔石はギルドで換金してお金に変わり、ドロップアイテムは武具や薬の材料に成るのだ。

 

「これが魔石?」

「ええ、冒険者や探索系ファミリアはこの魔石を集めてギルドで換金してヴァリスに変えて生活しています。ただ、恩恵を貰った冒険者と言えど、数多の冒険者がダンジョンで死んでいるのも事実で……未だに行方不明で亡骸さえも発見されていない冒険者も大勢います。しかし、やりがいは有りますよ」

 

アーディの言葉に補足を入れるようにリューが教えてくれた。魔石を稼ぐためには冒険者はダンジョンに潜っているが、ダンジョンは危険であり今日も多くの冒険者が亡骸に変わっているし、行方不明となる。

ダンジョンは下の階層に降りれば降りるほど広くなり、危険性や生息するモンスターの実力も高くなる。だが、比較的安全と言える上層のダンジョンでも危ないのは間違いなく……駆け出し冒険者やなかなか殻を破ることが出来ず、ランクアップというパワーアップを果たすことが出来てないベテラン冒険者も上層で死んでいるのだ。

 

「あと、ダンジョンに潜るには冒険者に登録しとかないと行けないよ?ギルドで登録出来るから、ダンジョン探索を始める前にやるんだよ?」

 

そしてダンジョンに潜るためには冒険者として登録しないといけないのだ。それはギルドで出来るものであり、ギルドで出身地、所属ファミリア、年齢、人種、などなどの個人情報を提出する必要が有るのだ。それが終わればギルドから所属ファミリアの事が記された認識タグが支給されて、晴れて冒険者に成るのだ。

こうなった背景には……「面白そう」という理由で恩恵を刻む前の大バカが構築術式でダンジョン上層で大暴れした為だ。なお、その大バカは当時……最強のレベル0として伝説と成った。

 

「因みにその大バカは俺だ!!」

「アンタかい!!」

「いや、異世界転移したら憧れるじゃん。ダンジョンに」

 

その大バカとはマコトの事であった。呪術師は恩恵が無くても呪力で身体能力のブーストや武器に上乗せ等も出来るので、恩恵が封じられてもダンジョンの序盤は全然問題ないのだ。

 

「ベル。服着ろ。ギルドで登録するぞ?」

「明日じゃダメですか?」

「そんなんじゃ明日は来ないぞ?今日頑張った者にだけ、明日がやって来るんだ。明日やろうは馬鹿野郎だ、行くぞ」

 

ベルは服を急いで着て、教会の地下豪邸をマコトと共に出てギルドに向かった。ギルドとはオラリオの行政機関でもあり、ダンジョンの蓋としての役割も担っている摩天楼 バベルの1階にある組織だ。ダンジョンの管理や換金、冒険者のサポートなどなど様々な事をしてくれている。

 

「ふー、これで一段落」

 

ハーフエルフの受付嬢がギルドで働いていた。彼女はエイナ・チュール。眼鏡をかけたお姉さんな受付嬢であり、エルフの王族であるハイエルフの付き人をしていたエルフの母親と只人の間に産まれたのだ。

彼女はヘスティア・ファミリアの担当アドバイザーであり、今日も何処かで何らかの騒動を起こしているハジケリストや……神々からは嫁入りとしてヘスティア・ファミリアにコンバートした少女2人の無事をいつも祈っている。まあ、ハジケリストに関しては問題はないだろう。

 

だが、エイナは2代目ヘスティア・ファミリアのアドバイザーであり、寿退職した前担当から、受け継いだのだ。エイナ本人も母親の病を治してくれた事もあってか、問題児のマコトに対して悪い感情を持っていない。

 

「む?」

 

カウンターで仕事をしていたエイナであったが、突如としてオラリオではあんまり聞き慣れないエンジンの音が辺りに響き渡る。何事かと思ったが、それは直ぐに明らかになった。

 

「ハッハー!!文明の力最高!!広いオラリオでもこれなら移動が楽だ!!」

「ギャァァァ!!なんですか!?なんなんですか!?」

「ベル、お前……マシンディケイダーを知らないのか!?ホンダが開発したベース車両を元に、我らが日本の特撮が作った偉大な大型バイクだぞ!!」

 

大型バイク……マシンディケイダーを巧みに操り、人混みをスラロームアクションのように回避してギルドにやって来たマコト。マコトの後ろでは悲鳴を響かせるベルが半泣きでしがみついており、マシンディケイダーはドリフトターンを決めてエイナの前に停車した。

 

「よっ、エイナ。おばちゃん元気?」

「毎日元気すぎて大変ですよ。その子は?」

「コイツ?コイツはな……控えよ!!控えよ!!この白髪ヘアーが目に入らぬか!!彼こそは遠路はるばるド田舎からやって来た英雄の有精卵!!ベル・クラネルであるぞ!!」

「僕の紹介どうなってるんですか!?僕、今日だけでも片手で数えられないぐらいツッコミ入れてるんですけど!!」

 

そして無事にベルは冒険者と成った。

 

 

「ベル。お前がどの程度動けるか知りたい。先ずはダンジョンで、ゴブリン……一番雑魚モンスターを自力で倒してみろ。

念のために、玉犬をつける」

 

マコトが片手で犬の簡略化した影絵を作り出すと、マコトの影から白い大型犬と黒い大型犬が飛び出した。

 

「可愛くて、カッコ良い!!」

「俺のステータスも反映されるから、普通の玉犬でもゴライアスは瞬殺出来るな。白いのは玉犬白、黒いのは玉犬黒だ。あと、2匹を合体させた玉犬渾も居るぞ?」

 

あと、ダンジョンではマコトは結構真面目に教えてくれた。何故なら……

 

「いや、ダンジョン初日の初心者に真面目に教えなかったら……夕飯抜きで財布没収されそうだから」

「そんな理由なの!?」

 

頑張れベルくん!!負けるなベルくん!!アンケート次第だが、ナナミンと吉野くんも来るからそれまでの辛抱だ!!




次回から……ベルくんの胃痛の日々が始まる!!

呪術廻戦の死亡キャラ……出す?

  • 出してくれ!彼等に再び活躍を!
  • ベルくんの負担を増やさないで
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