五条の嫁   作:ただのコマチ

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どうも。
やっっっと本編入りました。と言ってもほんとに入りたてですが…
二週間でこれか……これかぁ…

ほんっとうに遅くなりましたが、遅すぎますが、この小説を読んでいただきありがとうございます。みなさんのコメント、ここ好き等々、励みになっております。今後も読んでいただけると嬉しいです。

※1/26 誤字報告を2件いただきました。ありがとうございます。



懐玉
夏のはじまり


 

「めいめいさんと歌姫さん…大丈夫かな…」

『…あの者達ならば心配はなかろう?冥冥とやらがいるならば尚更だ』

「…やっぱりカグさんから見ても、めいめいさんって強いんですか?」

『冥冥の戦闘は一度しか見ておらんがな。呪具の扱い、鍛えられた肉体…貴様も学ぶところも多いだろうな』

めいめいさんと歌姫さんが任務に行ってから、もう3日目です。2人とも強いし、大丈夫だとは思うけど…

「…やっぱ冥さんってすごいんだね」

「ああ…お金に関すること以外は尊敬できるよ。お金のこと以外は」

「(歌姫はなんも言われねぇのおもしれぇな…)」

 

そして、私は悟さんたちと2人を助けに行っています……ほとんど連れ去られた感じだけど…

七海くんと灰原くんは任務でいませんでした。

 

 

 

 

 

「…到着しました」

「わぁ…」

「いかにもって感じだね〜」

「では、帳を…

「あ、大丈夫大丈夫!俺らでやっとくからさ!行こうぜー」ピューッ

「送迎ありがとうございました〜」ピューッ

 ……」

 

「…悟さん!!??」

「やっぱりか…」

なんで先に行っちゃうんですか!?

あ、夏油さんが飛ぶ呪霊置いてくれてる。

「…追いかけよっか」

「…はい」

「…お気をつけて」

 

 

 

『(戦闘形跡無し、残穢無し…帳が下ろされた様子もない。となれば、)館の中だな』

「そうなんですか?」

『おそらくな。戦闘、及び今回のような捜索において…それに限らず、観察し考察すれば分かる事柄は多い。憶測を交え過ぎるのは禁物ではあるがな』

今日もカグさんはすごいです。

カグさんは私に色々なことを教えてくれる。

呪術のことだけじゃなくて、技術だとか経験だとか…たぶん先代さんたちが受け継いだもの。

私もしっかり学ばないと…!

「ねぇ、五条蒼撃つっぽいけど…帳は?」

「…あれ?」

『…ハァ、下ろしたぞ』

「いつの間に!?」

『掌印及び呪文の省略化……五条悟にはこの程度できるようになってもらわねばならんな』

「(めっちゃ高等技術じゃん。五条おつかれ)」

「そろそろ降りましょっか」

「そだね〜」

 

 

バキバキ…

 

 

「きゃぁあ〜〜!!??」

 

「歌姫先輩の声だね〜」

「…大丈夫…ですよね?」

 

建物が壊れて崩れる音と歌姫さんの悲鳴が聞こえた後、おっきな呪霊がおっきな傑さんの呪霊に食べられそうになってるのが見えました。

間違いなく傑さんです。傑さんが捕まえてます。役に立ちそうな術式でも持ってたのかな…

 

 

 

 

 

 

 

 

「…硝子ッ…朱莉……アンタたちは…ッ…あいつらみたいになっちゃ駄目よ!!」

「なりませんよ〜、あんなクズども」

「歌姫の通ったとこ崩れるぞ〜」

「うるせ〜」

「…悟さん」ジトー

…今のはさすがにダメだと思います。

歌姫さんも3日間ずっと頑張ってたのに、そこに追い討ちをかけちゃうのはひどいですよ。

ごめんなさい歌姫さん、よしよし…

「カグさんもそう思いませんか…?」ボソボソ

『(…五条悟のこの一面…青さ故といったところだな。確かに歌姫とやらが気の毒に思える所もある。だが我は矯正しろとは言いたくはない。お前達(悟×朱莉)はありのままでよいと考えている……つまりだ。ひどいとは思わ)ないな』ボソッ

カグさん!?

 

 

 

___________________________

 

 

 

傑side

 

 

壊れた屋敷から出てきた呪霊を玉にして、少し考える。戦闘用に呪霊ごと取り込むべきか否か。

冥さんの話を聞く限り、術式は空間の切り貼り…本体のフィジカルは弱いみたいだし、これは術式だけで充分かな…

「朱莉、悪いけど焼いてくれないかい?」

「はい!任せてください!」

紅碧の炎が灯り濁った呪霊玉を焦がしていく。

最初のうちは全部燃えてしまっていたけど、流石の成長速度。乱雑に混じった中から術式だけを抽出しながら濁り…呪霊の本体部分だけが焼かれていく。

…明らかにただ『燃やす』だけじゃない気もするんだけど…

「…できました!」

「ありがとう……」

最後に残ったのはただただ真っ白な球体、術式だけ。

初めてこれを見た時は驚いた。驚きすぎて、食べる前に術式が消えてしまったのは実にもったいなかった。まあ、試験用として雑魚を使ったから良かった方だったかな。

 

 ごくん

 

「……その…お味の方は…」

「…無味無臭に近いね。やっぱり朱莉に焼いてもらった方がいいよ」

自分でやると、どうしても味が残りやすい。

極ノ番の応用で無理矢理削っているから、文字通り荒削りになってしまう。普通なら放出する呪霊をこうやって押し留めているのだからなおさらかな。

朱莉の術式ならほとんど術式だけがきれいに残るからとてもありがたい。吐き出さぬように口に手を当てなくとも良い、と言えばありがたさが分かるだろうか。

 

 

「…なるほど…」

指定した空間の切り貼りカット&ペースト…いや、歪めているのか?

いくつかの空間を指定して順番に繋げ新たな空間(ループ)をつくる……縛りで指定の上限を増やしたり…なんなら指定せずとも繋げられるようになるかもしれない……当たりかな。

「…さて、どんな縛りがいいか…」

 

 

 

「おーい、傑ー!飯食いにいこーぜー!」

「五条ォ!まだ話は終わってないわよ!」

「う、歌姫さん…落ち着いて…」

「冥さんも来ますよね〜?」

「そうだね。近くに肉骨茶(バクテー)があればいいんだけど」

 

 

「…ああ!今行くよ」

 

…今は考えなくていいかな。

この騒がしい日常を楽しむべきだね。

 





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