僕らには視える   作:ACE END

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だいぶ前までポケモン投稿してたけど(全く執筆進んでねーし)多分俺の事覚えてる人いねーよなぁとか思いながら書いてみた。
ゼノブレイドシリーズはいいゾォ。これで興味を持った方は是非ともプレイしてみてね!この小説の5000倍は面白いから。


プロローグ

頭が割れる……心が張り裂けそう……そして今

 

「ぅぅぅぅゔゔゔゔぁぁぁああああ!?!?」

 

少年は……自我が崩壊しそうだった。

5歳になった今日この日、突発的に見た幻覚は5歳の少年の心には重すぎた。憧れのヒーローとして尊敬して止まない叔父と兄の死……何かの瓦礫の下敷きになってしまった両親の死に顔……憧れの人物の、そして家族の死に目をこの少年は突発的に見た……視てしまった。そこから畳み掛けるように少年の脳は幻覚を視せ続ける。崩壊した街並み、流れるドス黒い血、足の踏み場所もないほどの数の死体……。絶えず襲ってくる死……死…死死死死死死死死死死死死死死死

 

「ァぐっ……あぁあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!?!?」

 

そうして心を完全に砕かれた少年は、光の消えた瞳を開いたままその意識を手放した。

 

くすんだ金髪とサファイアのような深い青色の瞳はもう光を映すことは無い……そう思った次の瞬間、不思議なことが起こった。

 

髪は肩の位置まで急激に伸び、くすんだ色の金髪は純白に近い銀色に変わり、サファイアのような青色の瞳は深い夜空のような紫色に。

 

そして少年の瞳には光が戻った。否、宿ったのだ。少年の首には縦長な長方形に、真ん中より少し上に三角形の突起が両側にある、深い紅の光を放つクリスタルがぶら下がったチョーカーを身につけていた。

 

「なんだ……?どこなんだ……ここは……?僕は……何者なんだ……?」

 

そして銀髪の少年の頭には大量の情報が流れ込んできた。1人の研究者の暴走、2つにわかたれた世界、赤い大剣を背負い、世界を救った少年の姿、巨大な二柱の神が激突する姿、世界を滅ぼそうとする理不尽な神の姿……。

 

「これは……僕は……」

 

そして次に流れ込んできたのは姿が変わる前の少年の記憶。心から愛している両親、ヒーローとして第一線で活躍している年の離れた兄、そして誰よりも憧れるヒーローである叔父の姿……。

 

「……そうか、つまり僕は世界を渡った……ということになるのかな?僕は……僕の名は」

 

そして彼は忘れていた名を思い出す。そして首元のクリスタルが光ると、彼の右手には真っ赤な大剣が握られていた。所々に青白い筋が走り、ちょうど刀で言う鍔の部分は丸くくり抜かれ、ガラスが何枚も重なったプレートがはめ込まれている。

 

「うん……そうだね。誰に言われずとも、使い方を頭で理解出来ている……。そしてこいつが持つモノによって姿を変えることもよく知っている」

 

そして改めて銀髪の少年は己の内に眠る魂に呼びかける。

 

「君のこともよくわかった。この身体についても、この世界についても。だから君が目覚め、その心を取り戻すその時まで、僕が君の代わりに目指すよ。君の夢、ヒーローってやつを、ね」

 

そして少年は改めて魂に自己紹介をする。

 

「僕の名前は■■■■■■。君が目覚め、そして心を取り戻すまで僕が君の名を……宇志亜 永(うしあ えい)という名を受継ごう。安心してくれ、必ず君は心を取り戻せる。僕が君の話し相手になってその心の傷を癒そう。きっと最後には君はトップクラスのヒーローになれるだろうさ」

 

 

────僕には視える

 

 

そう呟いた銀髪の少年は傷ついた少年の魂と向き合い、ヒーローを目指すことを誓った。

 

これは2つの魂の物語。そして少年が……宇志亜 永が全てを乗り越え、最高のヒーローになるべく奔走する物語である。

 

「さて、まずは彼の両親とこれから兄になる人に事情を説明しなくちゃならないが……さて、どうするか……」

 

……最初から前途多難だったが。




とりあえずプロローグなんで手短に。次回は時間めちゃ飛んで入試の予定。

シリアス(っぽいシーン)書くのなんて初めてだったけどとりあえずこんなもんかねぇ……。自信ないんじゃ。
物語がしばらく続いたらプロフィールとか投稿するかも
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