鴉と人形   作:ダイヤモンド傭兵

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 第1章の解説一覧です。




第1章解説一覧

 第2話──

 

●崩壊液

 北蘭島の遺跡を含むいくつかの遺跡で発見された緑色の物質。

 

 素粒子のような挙動をしているが、最初はクリスタルの中から液体で発見された。

 物質の内部に浸透すると、膨大なエネルギーを発しつつ分子構造を断ち切ってしまう。

 

 しかしコンクリートのような固い物質には浸透することは稀で、逆に生物であれば浸透しやすく、生物をELIDに変異させてしまう性質も持つ。

 

●ELID

 コーラップスによる被曝者の成れの果て。

 高濃度の被曝であれば数分の内に死亡するものの、低濃度の被曝を受けた場合、肉体が変異を起こす。

 

 変異後はゾンビのように動きが緩慢になり、理性を失くして他の生物に対する極めて高い攻撃性が現れる。

 

●翔・ニールセン

 髪は黒い短髪で、身長160cm。

 

 記憶喪失のため、情報が圧倒的に不足している。

 身体能力は明らかに常人を凌駕しているが、本人はその事に気づいていない。

 

 

 

 第3話──

 

●エクスキューショナー

 黒い長髪で男勝りな性格をしている鉄血工造のハイエンドモデル。

 

 主に近接戦を重視しており、鉄血工造のハイエンドモデルの中ではパワーはトップクラス。

 

 本社モデルと海外の支部モデルとで違いがあり、海外モデルは威力を重視して右腕が大型化しているが、本社モデルは精密さを重視して右腕は大型化しておらず、主な武装は太刀である。

(支部モデルの主武装は大型ブレードとなっている)

 

 過去にBOCの戦力との戦闘により、左腕を破壊されている。しかし戦闘力はさほど衰えておらず、現在も作戦の前線に立っている。

 

●鉄血工造

 2025年に起業した、軍需産業を生業とする日本の企業。

 

 様々な兵器を開発している中で、当時としては珍しいAIの開発にも着手していた。

 開発された兵器は攻撃性が高く、かつ耐久性も高いため第三次大戦やELIDとの戦闘で大きく評価される事になる。

 

 BOCが日本に現れる前は4企業の中で最もハイエンドモデルの数が多かったが、BOCのハイエンドモデルとの戦闘によりハイエンドモデルの数を大きく減らす事になる。

 

●遠藤 陽

 黒い短髪で身長130cm、13歳で7月1日生まれ。

 

 加奈の兄であり、親をELIDに襲われて少い道具や食糧を持ち出して加奈と共に街を彷徨っていた。

 

●遠藤 加奈

 黒く短いツインテールの髪型で身長120cm、10歳で5月9日生まれ。

 

 陽の妹であり、陽と共に街を彷徨っていた。

 

 

 

 第4話──

 

●ロイラ・ノット・スタイン

 金髪のロングヘアで左目の上に火傷の跡があり、身長166cm。31歳で10月7日生まれ。

 

 2代目の鉄血工造社長であり、かつては前社長の補佐を務めていた。

 

●エージェント

 黒髪でメイド服を着ている鉄血製のハイエンドモデル。

 

 ロイラの補佐と鉄血の戦術人形達のまとめ役を担っており、鉄血のハイエンドモデルの中では数少ない、無傷の人形である。

 

 また、海外モデルとの差異はない。

 

●ヨルムンガンド

 黒い長髪に黒いセーラー服を着ている鉄血製ハイエンドモデル。

 

 最新型のハイエンドモデルとして造られたものの、BOCの襲撃により武装が破壊されてしまい、今は料理人として働いている。

 

 性格は姉御肌だが自らの好奇心と興味を優先することが多い。

 

●有澤重工

 2020年に起業した日本の軍需企業。

 主に重機や戦車、軍艦といったものを開発していたが、第三次大戦によって戦術人形の開発にも乗り出し、現在は皇居の防衛を最重要任務としている。

 

 また、有澤の製品は火力と装甲に秀でており、大艦巨砲主義としても知られている。

 

●キサラギ研究所

 2017年に起業した研究開発を主軸とした日本の会社。

 他の企業とは違った特殊な兵器や局地的な兵器の開発を得意としており、キサラギの戦術人形は災害への対応力が非常に評価されている。

 

 現在はBOCによる本社への襲撃により、戦力は大幅に減ってしまっている。

 

 

 

 第5話──

 

●アクアビット

 2019年に起業した生活と軍需の産業を手掛ける企業。

 

 現在の日本のライフラインを担っており、性能は世界トップの座に君臨している。

 兵器に関しては、エネルギー兵器を得意としている。

 

 現在は戦力の大半を北海道の防衛に回しており、BOCの戦力と睨み合いを続けている。

 

●ブルー・アリオール・コーポレーション

 2015年に起業した兵器産業を主とする企業。

 

 ロシアを拠点としていたが、兵器の開発や実験のためには手段を選ばないため、ロシアの内外では危険視されていた。

 コーラップスによるパンデミックが発生すると日本に密入国し、状況が落ち着くと『人間は誰かが管理すべき』と掲げて民間人や組織に攻撃を仕掛けていった。

 

 また、元々は持っていなかった技術をある日突然使うようになったため、技術の入手経路も調査すべき課題とされている。

 

 挿し絵

 

●アルケミスト

 銀の長髪に右目に黒の眼帯をつけている、鉄血のハイエンドモデル。

 

 尊大で残忍な性格をしているが、身内にはしっかりと対応している。

 

 各種戦術を使い分けるマルチアタッカーだが、BOCのハイエンドモデルと交戦し、左足を破壊されている。

 そのため現在はオペレーターとして活動している。

 

●モデルの違い

 自律人形、戦術人形にはそれぞれモデル別に分けられており、それぞれ用途も違う。

 

 モデルはノーマル、ローエンド、ハイエンドがあり、ノーマルは一般的な量産型であり、感情が無いものが多い。

 ローエンドからは感情があり、ローエンドは少数精鋭での運用を得意としている。

 

 ハイエンドは単体で強力な戦力を持ち、性能は最も高い。

 

 

 

 第6話──

 

●シーカー

 黒い髪を後ろで束ねており、身長160cm。肉体年齢は17歳。

 目は僅かなタレ目で、黒いボディースーツの上に迷彩柄のジャケットを羽織っている。

 

 面倒見が良く、落ち着いて行動している。

 

 第三次大戦の後に開発された鉄血工造のハイエンドモデルであり、探索を得意としている。

 武装はBOCの戦力によって破壊されていたため、上下二連のSGを持っていた。

 

●スカル

 身長180cmで皮膚は無く、白い骨格が剥き出しになっており、内部を守る部分は黒くなっている、BOCのノーマルモデル。

 

 武装は黒い長方形の物体にグリップとトリガーを着けたような見た目をしたARであり、BOCのノーマルモデルの中で最も多く生産されている主力製品である。

 

 量産性を重視しているものの、反応速度やセンサーなどはリッパーなどより大幅に高い。しかし耐久はそこまで高くはない。

 

●ティタン

 灰色のベリーショートの髪に黒い眼帯を着ており、身長180cm。肉体年齢は18歳。

 黒いレオタードを着ている、BOCのハイエンドモデル。

 

 専用の装甲を纏っており、装甲は黒く流線形で所々青く光る部位がある。

 装甲の腕は大型化しており、それによる殴打や掌にあるコアにエネルギーを集束させて放つ砲撃を主な攻撃手段としている。

 

 その装甲はBOCだけでなく、現存する全ての戦術人形の中で最も硬く、戦車の砲撃ですらビクともしない。

 そのため、装甲を破壊する方法は極めて限られている。

 

 

 第7話──

 

●デストロイヤー

 銀のツインテールの髪で勝ち気なツンデレな、鉄血のハイエンドモデル。

 

 武装は2つの榴弾砲であり、両足の外側にホイールを装備している。

 

 爆発物や爆破などのエキスパートであり、BOCの戦力との戦闘により弾のほとんどを消費した後は、爆発物の処理を担当していた。

 また、武装と身体に損傷は無かったため、補給線が奪還されるまでは鉄血工造にとって事実上の切り札となっていた。

 

●ヴェスピド

 白と銀のカラーリングのバイザー付きヘルメットを被っており、紫色のポディースーツを来ている鉄血のノーマルモデル。

 

 武装は鉄血製ARであり、中距離戦などでは主力となっている。

 

●ロドン・キサラギ

 茶髪のオールバックの髪で身長175cm、37歳で8月1日生まれ。

 

 キサラギ研究所の社長であり、癖の強い者の多い職員達をまとめている。また、キサラギ研究所の中では1番の常識人でもある。

 

●プリズム

 茶髪のロングヘアにひし形のピアスをつけており身長150cm、肉体年齢は22歳。

 

 武装は右腕に小型のミニガン、左腕に火炎放射器を装備している。

 

 落ち着いた性格をしており、キサラギ研究所では常識人枠である。

 腰に第2の脚を装備し、普段は背部に折り畳んでいる。戦闘時には第2の脚を展開して4脚となり、地上戦に特化したモードとなる。

 

 

 

 第8話──

 

●グラディウス

 灰色のヘルメットを被り、森林迷彩を施されているボディーアーマーを着ており、身長180cm。

 キサラギ製ノーマルモデルであり、主力の1つ。

 

 武装はドラムマガジンのSMG、グラディウス、小型の盾である。

 

 初期に開発されたモデルだが、内部の改良を加え続けているため、現在でも第一線で活躍している。

 

 

●FG2

 青いカラーリングの武骨な装甲を全身に纏っており、身長180cm。

 キサラギ製ノーマルモデルであり、制圧を目的としている。

 

 武装は腰だめに構えたMGマシンガン、左背部の小型ロケットである。

 

 グラディウスから得られたデータを使い、制圧を目的として開発されているが、優秀な内装のおかげで見た目より動きは速い。

 

●ドレイク・タートル

 髪は茶髪のふんわりとしたロングヘアで身長164cm、肉体年齢は20歳。

 白いトレンチコートを着ている。

 

 武装はマグナムとドリルロケットである。

 

 BOC製ハイエンドモデルであり、妖艶な正確をしている。戦術はドリルロケットを使ったアウトレンジ攻撃を得意としている。

 ドリルロケットは回転し続けているため、攻撃を受け流しつつ一方的に攻撃することが可能。しかし背部は非常に脆い。

 

 また、ドレイクの背部にある発着部を破壊されるとその部位のドリルロケットは機能を停止する。

 

 余談だが、ドレイクは過去にアクアビット社の管轄している地域から奇襲を仕掛け、アクアビットが他社への援助を行えない状況にした張本人でもある。

 

 

 

 第9話──

 

●エクスキューショナー(日本仕様)のスキル

『明鏡止水・居合』

 最も体力の多い敵に斬撃を行い、30倍のダメージを与える。ダミーがいる場合はダミー全てに等しくダメージを与える。

 また、この攻撃を受けた敵は5秒間の間、装甲値が半減し受けるダメージが50%増加する。

 

『処刑最終楽章/歌舞伎』

 スキルボタンをタップするとモード変更可能。

 

・龍の舞

 デフォルトで設定されており、HGで目標に1倍のダメージを与え、3回攻撃する毎に2倍の斬撃(衝撃波)によるダメージを与える。

 

・鴉の舞

 近接戦闘モードに切り替え、射速が15%低下した状態で1.2倍の斬撃による攻撃を行い、必ずクリティカルとなる。

 また、正面3ヤードの範囲に衝撃波による0.8倍のダメージを与える。

 

『一閃/日本仕様』

 近接戦闘モードに切り替えた際、5秒間火力と回避を50%上昇させる。

 

『桜吹雪』

 自身の体力が残り10%になると、体力の20%のシールドを展開すると共に、最も脅威度の高い敵に32倍のダメージを与える。

 

●シーカーのスキル

『観察眼/潜伏』

 20秒間自身の回避を40%、味方の命中とクリティカル率を30%上昇させ、味方のクリティカルダメージは2倍となる。

 また、効果が発動中は自身の射速は10%減少する。

 

『懐へ』

 敵に接近し、2本のククリナイフで斬撃を1回行い5倍のダメージを与える。

 自身に攻撃していない敵に攻撃した場合は10倍のダメージとなる。

 

『支援グレネード』

 スモークグレネードかスタングレネード、どちらかをランダムで使用する。

 

・スモークグレネード

 敵の命中を70%減少させ、自身へ攻撃が向く確率を50%減少させる。

 

・スタングレネード

 5秒間敵の動きを止め、ボス相手では命中を50%減少させる。

 

 

 

 第10話──

 

●パイルバンカー

 敵に直接杭を撃ち込む兵器。敵に大きく接近する必要があるものの、その威力は絶大である。

 

●ジャガー

 鉄血製の四足歩行型の自律兵器。

 迫撃砲を搭載しており、それによる後方からの支援を行う。しかし装甲は薄い。

 

●フロスト

 BOC製ローエンドモデルで、白いカラーリングをしている。身長は170cm。

 

 武装はグレラン付きのARだが、分厚い装甲はジャガーの迫撃砲さえ防ぐ。

 

 ローエンドモデルだが感情などはなく、性能以外はノーマルや自律兵器と変わりは無い。

 主に山岳地帯や寒冷地帯での運用を得意としているが、現在はスカルに次ぐ主力の1つとして扱われている。

 

 また、かつては皇居に攻め入るために大量投入されたが、雷電の手により殲滅させられていた。

 

 

 

 第11話──

 

●サンフラワー

 薄茶色の武骨なフォルムの装甲を見に纏っている有澤製ノーマルで、身長170cm。

 

 右手にAR、左腕に大型シールド、右肩にミニガンを装備している。

 

 弾幕を張ることによる防衛と面制圧を得意とし、装甲の硬さにも定評がある。

 

●ブルー・フェザー

 流線型のフォルムに薄花色のカラーリングをした、逆関節型の大型自律兵器。

 

 武装は機体両側のレーザー砲と背部の小型ミサイルである。

 

 レーザー砲による狙撃や照射による制圧を得意としているが、動きは決して速くはない。

 分厚い装甲により攻撃を通すのは難しいが、脚部の関節は装甲が薄いく問題点として挙げられていたが、無視されていた。

 

 かつては鉄血の部隊が避難民を誘導している際に奇襲を仕掛けた部隊の中核を担い、鉄血のハイエンドモデルを撃破している。なお、その際に民間人も殲滅していた。

 

●バオシー

 緑に染めた髪を後ろに纏めており、身長158cm。肉体年齢は16歳。

 

 武装は青龍刀のみであり、白いチャイナドレスを着ている。

 

 BOC所属以外の者を見下しており、基本的には落ち着いた口調であるが、少しでも気に入らない事があると豹変する。

 

 戦闘面では武装の少なさにより高い機動力を持つが、元々は大型のミサイルを発射する武装があった。しかしバリア発生装置を守るために外され、バリアによる防御力の向上が行われた。

 

 

 

 第12話──

 

●ヘルカイト

 水色のカラーリングの装甲とヘッドギアを装備しており、ヘッドギアには赤と黒のボーダーが塗られている、アクアビット製ノーマル。

 

 武装は両腕のSMGのみである。

 

 脚部そのものが大型のブースターになっており、空中戦を得意としている。空中を飛ぶことにより地形に左右されにくく、特に開けた地形では真価を発揮する。

 

●雷電

 黒い長髪で身長168cm、肉体年齢は19歳。分厚い黒い甲冑と和服を身に付けている、有澤製ハイエンドモデル。

 

 武装は両腕の単装砲と背部の折り畳み式の大型砲である。

 

 有澤重工の最高戦力であり、機動力は高くないもののその火力は一級品であり、装甲の厚さも相まって正面からの戦闘能力は極めて高い。

 

 義を重んじる性格をしており、有澤重工の子息からは懐かれている。

 

●アクアビットマン

 水色の短髪で身長155cm、肉体年齢は16歳。水色と黒の装甲付きボディースーツを着ている、アクアビット製ハイエンドモデル。

 

 武装は右手のSMG、左腕のナイフである。

 

 アクアビットの二大最高戦力の1人であり、高い機動力を活かした戦闘を得意としている。

 明るく真面目な性格で、自身をヒーローとして名乗り、ヒーローとはなんたるかを探求している。

 

 

 

 第14話──

 

●テンペスタ

 黒い長髪で身長162cm、肉体年齢は17歳。

 瞳は金色で見開かれており、肌は病的なまでに白い。黒いレインコートと青い軍服と手袋とブーツを身につけている、BOC製ハイエンドモデル。

 

 明確な武装は無いが、内蔵されている風を操る装置により周囲の物を叩きつけたり、かまいたちを発生させて切ることも可能。

 

 落ち着いた性格で、自由になりたかったが翔に敗北するまでは佐渡島に縛られており、唯一の楽しみが敵との戦闘しかなかった。

 しかし現在は翔に興味を持ち、翔に着いていくことを選んだ。

 

●HK417/トゥーハンドカスタム

 白い短髪で身長165cm、肉体年齢は18歳。

 赤い瞳で左目に眼帯を着けており、黒いキャミソールと至る所にファスナーの付いた紫色のジャケットを着ており、黒いジーパンと白いスニーカーを履いている、IOPの試作戦術人形。

 

 自身の装備しているHK417は2丁を同時使用するため、左に持つ方の排莢部分のパーツや構造が逆になっており、2丁で使用しても問題無いようになっている。

 

 性格はクールだが、戦闘中は獣のような獰猛さを見せる。

 

 

 

 番外編──

 

●有澤 武龍

 黒い角刈りの短髪で身長170cm、40歳で4月19日生まれ。

 

 黒い作業服を着ており、有澤重工の社長である。妻はいるものの安全のために別の場所におり、息子である隆文を時々世話している。

 

 責任感が強く、自らハイエンドモデルの装備を整備することもあり、社員からの信頼も厚い。

 

●リサ・ヴォイス

 金髪のボブカットで身長162cm、26歳で10月9日生まれ。

 

 アクアビット社の社長であり、体が弱いながらも単独で戦術人形の設計ができるほどの才能の持ち主であり、信念や熱意、誠実さなどから社員からの信頼も厚い。

 

 




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