「そうそう、そのポリキャップはそこに填めて・・・うん上手いね。
ガンプラ以外でナニカプラモデルを造ったことがあるのかね?」
ラルさんがそう聞くとみほはこう答えた。
「ああはい、・・・ちょっとですけど。」
少し表情を暗くしながら答えたみほを見てラルさんはそうかというと黙って
コーヒーを置いて暫くすると・・・ガンプラは完成した。
「出来た。」
「ほお・・・素人だと思っていたが中々の完成度じゃないか?」
ラルさんはそう言って完成したガンプラ・・ダブルオーライザーを見ていた。
「ほお完成したか・・・HGとはいえここ迄造れるのは初心者では
そうはいかんな。」
ラルさんはそう言って完成したダブルオーライザーを見るのを見て
みほはえへへと少し笑っていた。
久しぶりに褒められたなあと思っているとラルさんはみほに向けてこう聞いた。
「みほ君、君は『GBN』を知っているかね?」
「『GBN』・・・確かネットを使ったVRMMOの一つでしたよね?」
「うむ、『SAO』、『GGO』と立て続けに起きた事件で幾らか問題が出たが
運営はそれに対する問題を既に対策済みと言って今でも運用されているんだが
どうだね?息抜き感覚で入って見るのは?」
「ええと・・・良いんですかそんな事までして貰って?」
みほがそう聞くとラルさんはこう返した。
「構わないさ、さっきも行ったと思うが人があまり来ないものでね。
暇な事もあるしそれに大人に対して頼ったとしても罰は当たらないさ!」
ハハハハハ!と笑っているとみほは更にこう続けた。
「けど私『アミュスフィア』何て高い物ないし。」
そう言って来た、『アミュスフィア』とは『SAO』時に発売された『ヘッドギア型コントローラー・ナーヴギア』の改良型で『ナーヴギア』にはなかった
身体調整とそれに伴う強制ログアウトシステムを持つ最新型であるが
新型であるがために高価なのだがラルさんはああそれねと言って
床に手を置くと・・・扉が開いたのだ。
「エエエエ!?」
「この下は地下通路でね、恐らくは甲板だったことから
エレベーターがあったんじゃないかと思って色々と物を置いてるんだよ。」
来なさいと言ってみほはダブルオーライザーを持って下に降りて暫くすると・・部屋が見えた。
「何ですここ?」
「ここが私の喫茶店のメインの場所だよ。」
そう言って開くと目にしたのは・・・・近代的な光景であった。
「ウワアアアアアア。」
「ここが『GBN』のネットワークルームだよ。」
ラルさんがそう言って説明してきた。
「この椅子の上にあるバイザーは『アミュスフィア』と同じ原理で
作られていてね、意識をインストールする事が出来るんだ。先ずは
このダイバーギアをそこの台座にセットするんだ。」
ラルさんはそう言って懐から三角形のプレート状のを渡すとラルさんは
こう続けた。
「次にこの上にガンプラを乗せるとスキャンシステムが働いてそこからIDと
プレイヤー名・・・この場合は本名に近い物か自分が大切にしているものを
もじらせると言う具合にした方が良いかもしれんな。」
ラルさんがそう言って暫くするとプレートを渡してこう言った。
「後は自分のやりたいようにやって見なさい、ここにはカーテンもあるから
見られたくないときは使いなさい。」
「あ・・・ありがとうございます。」
みほはそれを聞いてプレートを受け取って画面にあるIDと
プレイヤー名を書いた。
「プレイヤー名・・・これにしよっと。」
そう言って書いた後に近くにあった席に座ってバイザーを付けると
みほはプレートを置いてダブルオーライザーを置くと音声が流れた。
『IDCHECK CONBERT READ SKYAN GANPURA』
『AREYOUREADEY COMBERT』
そしてこの音声が聞こえた。
『RINK START』
「り・・・リンクスタート。」
その声と共に意識が・・・どこか遠くに行くのを感じて行った。
そして気が付くとみほは・・・ダクトみたいな形の場所についていた。
「ええと・・・ここ何処だろう。」
取敢えず出てみようと出て見るとその先にあったのは間違いなく・・・
別世界であった。
「ウワアアアアアア・・・凄い。」
みほはそう言って回りを見渡していた、周りには色んな軍服らしき
服を着た人間に色んな国の衣装を着た人間に・・・動物みたいな見た目をした
獣人と呼んでもいいであろう人間を見た。
「ふぇえエエ・・・凄いって・・・ナニコレーー!?」
みほはそう言って窓越しに見えた自分の格好に・・・驚いていた。
まるでハロウィンに着るであろう魔女みたいな衣装でミニスカートで然も何故か杖を持っていた。
「これってロボット系だと思ったケドこう言うのもありなのかな?」
ヘエと思って自分の格好を見渡していると背後から・・・声が聞こえた。
「ねえねえお姉ちゃんモシカシテ初心者?」
「え?はいそうですけど。」
みほはそう言って目の前にいる何やらチャラそうな男性を見ると男性は
こう続けた。
「ねえ君初心者なんだろ?何が欲しい??何だって用意してやるぜ???お得な報奨金かレアなパーツかそれとも・・・・いててててててててて!!」
何だよと言って自分の頭を掴んでいる誰かを見ようと振り返ってみて・・・
顔面蒼白していた。
魔の前にいたのは褐色のムキムキな男性で左目に星が書かれている紫髪の男性がそこに立っていた。
「ヤス・・・アンタまた新人に何かやらそうとしていない・・・
わよねごらあ!」
「す・・・スミマセンでしたーー!?」
ヤスと呼ばれた男性はすぐ様に逃げていくのを見てみほは怯えていると
男性はみほを見て・・・にこりと笑ってこう答えた。
「あっらああ御免ね怖くなかったかしら~~?」
「あ・・・ええと・・・いえ。」
「そう、良かったわ。貴方初心者でしょう?大体わかるわ。」
「あの・・・貴方は?」
みほがそう聞くと男性はこう答えた。
「私?・・・私の名前は・・・
『マギー』よ。宜しくね~~♡」
そして次回は・・・運命の出会い。