なぜこれを書こうと思ったのかは自分でもよく分からないです。
国立雄英高校
日本に存在する最高峰のヒーロー育成高校。
八年連続ベストジーニスト受賞 ベストジーニスト
事件解決数史上最多 エンデヴァー
平和の象徴 オールマイト
ご覧のように様々な偉大なるヒーローを生み出した伝統ある高校である。
そしてこれは、そんな雄英高校でとてもヒーローになるとは思えない行動の数々をしでかすとある人間の物語である。
というわけでまずはこの物語の主人公を教え………………
バリィ!!
「教えねぇヨォォォォォォォォォン!!」
雄英高校受験当日
彼、『緑谷出久』はかつてないほどに緊張していた。
この十ヶ月、ナンバーワンヒーローオールマイトに修行をつけてもらい『ワン・フォー・オール』を受け継いだ。
しかし試運転などをする時間はなくぶっつけ本番で挑むという状況に陥っている。
不安と期待を胸に込めて彼は歩きだ………………
「…………ん?」
そうとしたのだが、彼の視界の下の方に一冊の本が写った。
教科書だ。
恐らく前の人物が落としたものだろう。
彼は心優しかったのでそれを拾って前の人物に渡そうとした。
「あっ…あの…教科書落ちまし……た…………よ…………」
突如、彼の動きは止まった。
そこに居たのは紛れもない人。
だが中学三年生と呼ぶには身長があまりにも低すぎる。
「(小さいな…そういう個性なのかな?でも街中で使っちゃいけないし……異形系かな?)」
頭は正常に働いてはいるようだが前の人物のあまりの小ささに驚き、身動きが取れないでいた。
すると小さい人物は目にも止まらぬ速さで緑谷の手から教科書をぶんどるように受け取り、一言。
「さてはアンチだな?オメー」
「(何が!?なんの事!?)」
予想外の切り返しに緑谷は困惑。
あまりの変人っぷりに対処の方法が分からなかった。
「そんじゃ、次会う時は……エデンでな」
「(エデンって何!?どこ!?あと声さっきと違くない!?凄い太くなってるよ!?)」
結局、三分ほどその場に立ちつくした。
「うっし…ようやく俺の出番だ!」
場所は変わり、とある施設。
今その施設内を歩いている男の名は『プレゼント・マイク』は喉の調子を確かめていた。
これから自分は模擬試験の内容を知りたくていてもたってもいられない
喉の具合はバッチリ。気合いもOK。
コンディションは最高だ。
「(ほんじゃ!行くとするか!!)」
マイクは台の前まで歩き、叫んだ。
「ヘイガイズ!今日は俺のライブに……ヨー……コ………………ソ…………?」
彼は目の前に広がる光景に唖然とした。
会場内にいた生徒たちも唖然としていた。
後に彼はこう語った。
「いやぁ……見たこと無かったぜ。待ち時間にポセイドンの頭の上でポテチ貪り食いながらボックスステップしてる奴……」
なおその光景が一週間ほど夢に出てきてうなされ続けた模様。
プレゼント・マイクの説明が終わり模擬試験会場。
受験者達の目の前には高層ビルが多く建つ街が広がっている。
今から始まる試験で自分達の将来が決まると言っても過言では無い。
そういった心境で彼らは今その場に立っている。
そう。ただ一人を除いて。
彼らの不幸はたった一つ。
説明時にポセイドンの頭の上でポテチを貪り食いながらボックスステップを行っていた頭のおかしい受験者『ポプ太』と同じ受験会場であったことだ。
場所は変わり、とあるモニタールーム
ここで全受験者の様子を見ることが出来る。
そこに現ナンバーワンヒーロー、オールマイトは座っていた。
「今年の受験者、なかなかいいんじゃないですか?」
オールマイトの隣に座っていたプロヒーロー、『ミッドナイト』がそう話しかけてした。
「ああ…みんな素晴らしい力を持っている。若さってやっぱりいいなぁ…」
「ナンバーワンヒーローが何そんなこと言ってるんですか?シャキッとしてください」
「ははは…ありがとう」
彼の心の中にはただ1人、緑谷出久の存在だけでいっぱいだった。
若き日の自分と同じような目を持ったあの少年に未来を託した。
「(ヒーローになるにはここを乗り越えなきゃ行けないぞ!緑谷少年!!)」
心の中で教え子を鼓舞したその時だった。
『オッラア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ン!!』
「「「「「「「「「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」」」」」」」」」
人のものとは思えぬほどの奇声が耳に入ってきたのは。
それには思わず、モニタールームにいる全ヒーローがひとつのモニターに目を向けた。
場所は受験会場B。
「なっ……なんだアイツ!?」
「無茶苦茶だ……!?どういう個性だ!?」
「オイオイオイ!!アイツ説明ン時にポセイドンの頭に乗ってたリスナーじゃねぇか!!」
「ちょっ!?オールマイト!?あの子!?えっ!?」
「………………(ポカーン)」
ナンバーワンヒーローですら唖然としてしまう光景が広がっていた。
受験会場B
そこで現在進行形で大暴れの真っ最中であるポプ太の頭の中には『破壊』という二文字しか入ってなかった。
説明の時に奇行に走っていたのは事実だが、彼は試験内容をきちんと聞いていた。
要約すればロボを壊す。
勝ったな、風呂食ってくる。
彼はそう思った。
自分の個性なら大体なんでも出来るという自信があった。
別に他を見下しているという訳では無い。
ただ事実なのだ。
現にこうやって…………
ビルを野球のバットのようにスイングしているわけだから
「竹〇房ァァァァァァァァァァァァィ!!!!!!」
「ゾォラァァァァァァァァァァァン!!!!」
「ボゥオァァァァァァァァァァァァァァァイ!!」
無双、蹂躙、虐殺。
これらのような言葉が似合うような状況が試験会場Bで行われていた。
「やべぇよあいつ!!」
「母さん!!助けて!!」
「帰りたい!お家に帰りたい!!」
受験生の中には幼児退行してしまう者もいた。
が、そんなところに0ポイント
しかし
「チェストォォォォォォォォォォォォォイ!!!!」
ポプ太の無慈悲な高層ビルフルスイングには耐えられず登場してわずか五秒で退場という形に。
結局ポプ太は試験開始から終了まで全力で暴れ続けて
また、ポプ太が大暴れしすぎたせいで受験会場Bからは彼以外合格者が出てこなかった。
ちなみに受験終了後にポセイドンは海に返し、魚雷をプレゼントしてあげたとか。
ポプ太
個性 ポプテピピック
ポプテピピックになるぞ!!(意味不明)
続くかどうかちょっと不安です。