【更新停止】巨大生物サメゾンビ宇宙人超能力者のはびこるこの星で   作:オカしぃ

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巨人襲来

「あぁあなた、外になんかデカいのがいるわよ」

 

「?デカいの?なんだそれ」

 

「デカいのはデカいのよ。巨人ね。多分進路はここを直撃する感じで進んでいるようね」

 

天使が突如わけわからんこと言い始めたが本当なのだろうか。それを確かめるべく、本当に巨人がいた場合の装備を整える。武器…武器…いや、武器じゃなくてもいい。注意を別の方に向けれる何かあればいいのだが…

 

「ゆー君?何してるの?」

 

「あーちょいっと田んぼの様子を」

 

「外行くの!?ダメだよちゃんとここにいなきゃ!」

 

そう言って俺の肩を両手でがっちり掴んで揺さぶってくる。おおおおちおちつけけけけけ

 

「な、んかかきょきょじんんんがいるるるて」

 

ミホ、話を聞いてくれ!死ぬ!死んじゃうから!

 

 

 

 

 

「…わかりました。じゃあ私も行く」

 

やっと離してくれたので事情を説明すると何やらついていくと言われた。What's?

 

「いやいやいやいや…危ないから。デカいってことはそれだけで近寄るだけでも危険がだな…」

 

「ゆー君がいるから大丈夫!それに、巨人って言ってもそんな120m越えとかじゃないでしょ。ならきっと大丈夫よ」

 

ミホのこの自信はどこから出てくるんだ…いや待て、ここで連れて行って酷い目に遭えば、今後は大人しくなるのでは…?

 

「よしミホ。この予備の携帯ミサイルとスコープ、それからトランシーバー。持てるか?」

 

「おっ!よーやくわかってくれましたか!それぐらい楽々よ!」

 

『ゆー君とピクニック〜』とでも言いたそうなテンションで準備を始めたミホを、俺はこの時ある種微笑ましく見ていた。…頭ワルワルなのは俺の方だった

 

 

 

 

 

 

 

「…でっけぇ」

 

走馬灯のように記憶が頭の中を駆け巡る。この巨人、背丈は推定40mぐらいといったところだが、全身が黒くテカりながら分厚く身に纏った脂肪を引きずりながら歩いているためにその背丈に比べて圧倒的な威圧感を放っていた。

肉に埋もれた足を懸命に動かし、すり足で迫り来る巨人の姿はシュールにも思えたが舐めてはいけない。この巨人、すり足と引きずる脂肪でもって、森で穏やかに暮らしていた動物達さえも薙ぎ倒しつつ恐ろしいほどの粉塵を巻き上げながら進んでいるのだ。

 

「くちょん!むへぇ…ゆー君…大きいね…」

 

「そうだな…こいつ使えるかなぁ」

 

持ってきたのは詳細はよく分からないが誘導できるミサイル…を撃つために必要なレーザー照準できる観測点を作れるセットだ。だか粉塵でだいぶレーザーの類は使えなさそうだがいいんだろうか

 

「とりあえずこれで設置と…よし、戻るぞ」

 

ふと空を見上げると巨人がまあまあ迫っていた。やっべ距離感間違ってたか!?

 

「よしさっさと移動するぞミホ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふー帰った帰った。さ、早速起動っと」

 

適当にボタン押してたら起動してくれた。…んー?なになに?レーザー上手く使えない?…ほーんあの粉塵だな(名推理)

 

「とりあえず…発射と」

 

ミサイルが発射され、白い尾を引いて巨人に迫る。デカブツな分当て放題だ

 

「…当たった…?とりあえずもう数発」

 

ポチポチ押すが…うーん…その…なんというか…

 

「デカすぎる…ダメだこりゃ」

 

送られてくるデータと映像からはあの巨人がミサイルを受けまくっても致命傷どころか大量の流血さえも確認できない

 

「…ダメそう」

 

「ゆー君どう?」

 

「…うーん…多分無理だわ、これ。デカすぎてちっとやそっとじゃ倒せない」

 

多分酸素奪うとかもあるだろうけどさ、そんな手段とれる火器なんざここにはない。…逃げるか

 

「ミホ。最低限のモノ持って移動するぞ。万が一このシェルターがバレた時に逃げ場がない」

 

「え、でも…ここより安全な場所ってあるの?」

 

「わからない。わからないが…あの巨大がこのシェルターの上に乗っかったらそのまま潰れかねない。なら逃げるしかないだろ」

 

「…私はここにいるよ。あなたは逃げても私は逃げない」

 

クッソ優雅に茶を啜りやがって

 

「…あー…そうだ。これをあげよう。これを口に咥えながら尻でコッペパンを挟みつつボクシンググローブに鼻くそのじりつけながら『ガンガン行こうぜ!」と叫んでくれたら助けに行けるよ」

 

「だれがそんなことできるかよ!」

 

白い風切羽を一応(ここ重要)貰っておいた

 

 

 

 

 

 

 

…そして今

 

「…ゆー君…私たちどうなるのかな?」

 

「…ごめんミホ。俺が連れて行ったから…」

 

あのあと人形兵器が現れてネット射出して俺たちを確保してきた。超展開すぎてついていけてないが、そこからさらに袋詰めされた上で運ばれている。結構Gが強くて息がしづらい

 

「… 羽を口に咥えながら尻でコッペパンを挟みつつボクシンググローブに鼻くそのじりつけながら『ガンガン行こうぜ!」と叫ぶ。か…」

 

コッペパンどこだよボクシンググローブどこやねん

でも…一応覚えておこう。何かのタイミングで助けを呼べるかもしれない

 

「…ほんとごめん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴリュンザッパンアルレリオストロング改ことゴンザレス改は困惑していた。何やらマッドな男女が自分にやれブースターだの増加装甲だのドロップタンクだの、挙げ句の果てには加速器とコイルガンと弾倉を背負わせ始めた。私はどこへ行くのだろうか。鼻水垂らしたり足先から対空ミサイル放つ自分にこれ以上ヘンテコな装備つけないで欲しいとゴンザレス改は強く願っていた

ゴンザレス改が改たる理由はもちろんすっぴんのゴリュンザッパンアルレリオストロングがいるからなのだが、その時の彼女はそれはそれは美しい真っ白な少女のような機械であった

人の心を持ち、自分の生まれもわからず、長い長い時を生き続けてきた彼女を今目の前にいるマッドな連中は当時あった名とは到底違う、ゴリュンザッパンアルレリオストロングなる最悪な名付けをし、それだけに飽き足らず極悪非道な改造を施してゴリュンザッパンアルレリオストロング改ことゴンザレス改になってしまったのであった。彼女はそっと目を閉じて意識を手放した

 

「…おーいゴリュンザッパンアルレリオストロング改…いやKメアリー」

 

「…え?」

 

目覚めたゴンザレス改にはすぐわかった。機体のバランスが違う。まるで、昔のよう…

 

「はいこれ。鏡」

 

そこには真っ白で陶器のような肌に蒼い目と白銀の長い髪を携えた女の子がいた。…しかしこれは…

 

「メアリー君の体はな、最初出会った時より少し成長したような見た目に成った。あの体、なかなか解析できなくてな…ようやく解析できたから換装しようとしたらこれだったんだ」

 

元と比べて背は10cm伸び体重は25kg増え左右の腕力は30倍、脚力は115倍にもなっていると内部データに登録されている。さらには自分の動力源が充電式から何か別の内部動力になっている

 

「あなたの体はね、エイリアンからゲットした永久機関で動かしているの。武装だってちゃーんと動くわ」

 

この体からレーザーに干渉する力場を発生させ、ある程度の距離まで収束・操作できるらしい。さらには自分のエネルギー手から無理矢理流し込んで精密機器をぶっ壊せる機能もあるらしい

 

「…さ、起き上がってみるんだ」

 

言われるがままに起き上がり、自分の足で立とうとするが上手くいかない。バランスが違いすぎる

 

「おっとっと…どうやら訓練が必要なようだ…」

 

「安心してね、ここには機械工学分野においても天才な人が2人もいるのよ。すぐにまともに動けるようになるわ」

 

…この2人、ただの変なバカじゃなかったんだ…

 

「ありがとう、ございます」

 

そっと微笑んだ私を2人は抱きしめてくれた。バランス崩れて2人を押し倒してしまった。ごめんね

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