支笏湖殺人事件-寝台特急「エルム」の殺意-   作:新庄雄太郎

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そして、この女性はなぜ支笏湖へ行ったのか。


第2章 行方不明者捜索願

「ん、この女性は確かどっかで見たような気がするんだけど。」

 

「何か知ってるんですか。」

 

「ええ、確かにどこかで見たような。」

 

と、時田刑事は言った。

 

「ええ、確かに。」

 

その後の道警の調べで、支笏湖で起きた女性の水死体は死因は溺死と判明した。

 

「死因は溺死か。」

 

と、北海道警察・捜査一課の橘警部は言った。

 

「ええ、恐らく犯人は車で連れ去った後に遺棄したと考えられませんか。」

 

「ああ、その可能性が高いな。」

 

「我々は、その線で捜査してみますか。」

 

「よし、そうしてくれ。」

 

調査した結果、警察庁を通じて捜査したところ、彼女は失踪していた事が分かった。

 

彼女の名前は、角田千秋と判明された。

 

支笏湖で起きた水死体は、特捜班にも伝えられた。

 

「はい、公安特捜班、えっ、支笏湖で女性の水死体。」

 

「えっ。」

 

「うん、名前は角田千秋、分かりました早速調査いたします。」

 

と、高杉は電話を切った。

 

「おい、北海道警察から捜査協力の要請だ。」

 

「わかりました、さっそく当たってみます。」

 

高山は、南と一緒に捜査をすることにした。

 

「この女性は確か、1年前に行方不明になっていたそうですね。」

 

「ああ、でも何で北海道の支笏湖に来ていたんでしょうか。」

 

「ええ。」

 

早速、角田家へ向かった。

 

「えっ、娘が支笏湖で。」

 

「はい、一昨日北海道の支笏湖の海岸で死体で発見されたんです。」

 

「まさか、支笏湖で。」

 

「でも、娘は自殺するような人ではないんです。」

 

「えっ、それ本当ですか。」

 

「はい、彼女はよく札幌の友人に会いに行くといってよく列車に乗って行っていたそうです。」

 

「なるほど、彼女は友人を会いに行っていたんですね。」

 

「はい、去年ごろから家に帰ってこなくて心配していたんです。」

 

「そのこと、警察にはいいました。」

 

「ええ、もちろんよ。」

 

「という事は、犯人は角田を拉致して殺害したってことも考えられますね。」

 

「ええ。」

 

と、高山は言った。

 

「何、1年前から行方不明に。」

 

「ええ、警察では捜索願が出されていたことが分かりました。」

 

「そうか、失踪してから1年になるのか。」

 

「はい。」

 

南は高杉に言った。

 

「ええ。」

 

「なるほどね。」

 

「つまり、角田は支笏湖へ行って事故に見せかけて殺害したと考えられないか。」

 

「ええ、でもどうやって殺害したのか。」

 

と、菅原は高山と南に言った。

 

「犯人は角田を車に乗せて、殺害後に支笏湖で遺棄したと考えられるんだ。」

 

「ほう、ということは車に乗せて監禁させて殺害し、支笏湖で遺棄した。」

 

「なるほど、犯人はそれを利用したって事か。」

 

「その通りです。」

 

「とにかく、調べてみないとね。」

 

「ええ、班長我々に北海道へ行かせてください。」

 

「そうか、よし早速捜査へ向かってくれ。」

 

「わかりました。」




次回は、事件は意外な展開になってきた。

ご期待ください
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