書いてみたよ。
俺の名は
時期は7月終盤。俺は夏休みの宿題を終わらせていた。・・・自由研究をのぞいてな。適当に考えて昆虫の観察日記にして、幼馴染を誘っていた。俺には幼馴染が2人いる。どっちも野郎だがな。チッ!!少し話が逸れたが、俺は1人目の幼馴染の家に入り、顔を合わせた。
「よっ!守。どうだ夏休みの宿題は終わってるか?」
「全然終わってない!!それより、後でサッカーやろうぜ!!」
こいつは円堂守。見ての通り、サッカー馬鹿である。
「早めにやっとけよ。去年みたいに一郎太と一緒に終わらせた事を忘れたとは言わせないからな?」
「は、ははは・・・・」
「笑って誤魔化すな。取り敢えず、自由研究手伝え」
そう言って俺は守を連れて行った。その途中でもう1人の幼馴染風丸一郎太を見つけ、裏山に向かった。俺たちは虫を集めていたが、獲れるのは蝉ばっかである。
「・・・蝉しかいねえ・・・」
「蝉じゃ駄目なのか?」
「蝉じゃあ、普通だろ。どうせなら、クワガタやカブトを捕まえたい」
「そこはこだわるんだな」
そんなこんなで森の奥深くに向かった。すると広い草原と大きな木が生えている不思議な場所に来ていた。
「何だここ?」
「裏山にこんな場所があったのか・・・」
俺と一郎太がそう言っていると、
「ん?何だあれ?」
守が大きな木の麓に何かを見つけ、俺達は守が見つけた物に近づいた。
「・・・ガチャガチャだな」
「・・・そうだな」
「だよな」
そこには古びたガチャガチャがあった。
「てか何でこんな所にガチャガチャがあるんだよ!?怖いわ!!」
その時だった。
「・・・いれ・・・いれ」
「ん?何か言ったか?」
「「?」」
「いや、声が聞こえるんだが?」
俺は何か声が聞こえた。そして
「入れろ・・・入れろ」
「「「!?」」」
今度ははっきりと聞こえた。そして聞こえた方向は古びたガチャガチャであった。
「入れろって金か?」
「入れろ・・・入れろ」
「合ってるポイな・・・せっかくだから俺は入れてみるぜ!!」
「「え!?」」
2人は驚き、俺を止めようとしていた。
「本気か、晴人!?」
「いや、これはやめた方がいいと思うぞ!!」
「でも、入れんと何も始まらんぞ」
「入れろ!!入れろ!!入れろ!!入れんは!!入れずんらぁぁ!!」
「はいはい、分かりました。さて邪が出るか、希望が出るか」
「「邪しか出ない!!」」
俺は2人に突っ込まれながらもガチャガチャに100円を入れ、回した。そしてカプセルが出て来た。
「・・・見た目は普通だな」
「そうだな」
「本当に開けるのか?」
「開けんと意味ないだろ。パカっとな」
カプセルを開けるとそこから謎の光が出て白い何かが現れた。
「うしししし!!」
「なんだァ?てめェ・・・」
俺がそう言うと白いのは答えた。
「はぁぁぁい!!私めはウィスパー!!ウィッス!!」
「「「ウィスパー?」」」
その日俺達は妖怪に出会った。