ウィスパーと出会ってから約2年が経った。あれから俺達はウィスパーから妖怪ウォッチと言う腕時計を貰い様々な妖怪を見つけ、友達になっていったのだ。その合間合間にサッカーをしながら月日が流れた。また、一部の妖怪は俺の家に住んでいる。そして今日は雷門中学の入学式である。朝、俺は顔を突かれ起きる。
「クェ!!」
「・・・おはようチョコボ」
こいつはチョコボという種類の鳥?らしい。妖怪ではないがたまたま見つけて飼っている。そしてその隣で床に埋まりながら、白目で寝ているウィスパーと居候妖怪の1匹地縛霊のジバニャンがいた。
「おはようニャン、晴人」
「おはようさん」
俺はジバニャンに挨拶してクローゼットを開けた。そこにはもう1匹の居候妖怪の引き篭もり妖怪のヒキコウモリである。
「おはようございます。晴人さん」
「おはよう。調子はどうだ?」
「何ともありませんよ。それより、今日は入学式ですよ」
「やべっ!!もうこんな時間!!」
「ウギュ!?」
俺はウィスパーを踏み付けながら、急いで身支度を済ませ、雷門中に向かった。・・・何故か、ウィスパーとジバニャンも着いてくる。その途中で守、一郎太と合流した。
「2人ともおはよう」
「「おはよう」」
「おはようでございます。お二方」
「おはようニャン、守達」
「ジバニャン達もついて来たのか?良いのか晴人」
「良いも何も、円堂。俺達以外はジバニャン達を見れないんだぞ、忘れたのか?」
「・・・そ、そうだった!!」
一緒に行動しているので、守達はほとんどの妖怪を見る事が出来るのだ。そんな会話をしながら、俺達は雷門中に着いた。
「今日から中学生だな」
「ああ!!遂にやって来たぜぇ!!」
守はテンションが上がっていた。それから数時間後入学式が終わり、俺達は職員室にいた。理由は入部届けを出す為。
「サッカー部入部希望です!!」
「自分もです」
「俺もだ」
俺達は入部届けをサッカー部の担当の冬海先生に出していた。つかひでぇ名前だな。
「サッカー部は冬海先生が担当だと聞きました。サッカー部に入りたいです!!」
すると冬海先生はサラッと言った。
「・・・悪いけどこの学校にサッカー部は無いんだ」
「「・・・
「ん?」
守は驚いていたが、俺はもう一つ驚いた声を聞いた。まぁ、その時は深くは考えていたなかった。その後、俺達は同じくサッカー部のマネジャー希望の木野秋と会い、合計4人と2匹の妖怪は冬海先生に連れられサッカー部があった物置小屋に着いた。そこからは全員ジャージに着替え、掃除をした。当たり前だが、ジバニャンとウィスパーは手伝いはしなかったよ。ジバニャンはともかく、ウィスパーお前は執事妖怪(自称)だろうが。掃除が終わる頃には夕暮れになっており、俺達は帰る事になった。さあ明日から俺達、サッカー部の始まりだ。今日はいい1日だったな・・・・
「無駄だ。雷門にサッカー部は出来ない」
帰り道に中二病の格好をした連中に出会わなければなぁ!!!