フレンが耐えていると、エビオが加勢し、このまま雑魚闇を倒しきると思われたが...
大分少なくなってきた時、地震のように大きく視界が揺れた
「エビオさん!あれ!」
「ん?うわなんだあれでか!」
出てきたのは四足歩行のめちゃくちゃでかい闇だった
「ぐぁぁぁぁ!!」
でかい手をでかさとは裏腹に速いスピードで押しつぶそうとする
「危ない!エビオさん!」
「ちょ、フレンさん!」
思わず反応できなかったエビオさんを押し、入れ替わりで私が押しつぶされた
「フレンさん!」
隙間なく押しつぶされ、死んで無いとしても戦闘は出来ないレベルだろう
だがらって、ここで終われないだろう
闇の手をサイコロの様にバラバラにし、飛んでエビオさんの所へ戻る
「フレンさん!血が!」
「血?」
確かに、全身痛くて肌より血の面積の方が多いけど...
「こんな所で、みんなを置いて帰るなんて事できません!」
起死回生、私がそういうタイプで良かった
「エビオさん。こっからは全力で潰しにいきますよ」
「はい、ちゃちゃっとやっちゃいましょう!」
走り出し、巨大な闇へと立ち向かう
お互いに至近距離で殴り合うが、避けるか相殺され、中々ダメージが入らない
「貴様、犬ごときが抵抗するな!」
「犬ちゃうわ!いっぺんケルベロスについて調べてこいあほ!」
その相殺すらも風圧を与え、この空間だけ異次元の空間へとなっていた
そして、先手を打ったのは闇の方だった
隙を突かれ拳を腹に打ち込まれる
それと同時に結構な所まで吹き飛ばされた
「いった...」
「もう諦めろ」
闇は数万体とも言える闇を生み出し、ィゼ達の方へと飛ばす
「「お前の仲間も、もうすぐ死ぬんだ」
「そんなことで...怯むと思ったんか?」
「あんたの攻撃より葵はんの攻撃の方が数倍も強い...それに、そろそろ番狂わせの時間や」
「何を言っている...!」
闇は動かない私を横からフルスイングで殴ろうとするが、その拳は中に舞う
「な...」
「やっと来てくれた」
赤い鱗に長い尻尾、赤い髪の子は闇の腕を確かに飛ばした
「ドーラ、ちょっと助けてくれへん?」
「もちろん、そんなこと言われたら助けるしか無いな!」
「...また一人増えた」
闇は腕を再生させる
「ちょっと家に帰ってたらまさかこんなことになってるとはな」
「あいつ、どんだけ攻撃しても再生するから...やること分かってる?」
「ああ、分かってる...再生するなら」
「「再生する前に消滅させる!!」」
新たな手によって番狂わせが今起きる