主人公になりたくない学校生活   作:不透明な水滴

19 / 36
必殺技、攻撃の範囲

話していると、また突然空が真っ黒になった

 

「来たか。なんか用意でもしてきたのかね」

 

だが、奴の姿が見当たらない

 

(どこだ?)

 

あいつもあいつで初速から姿が消えるほど速かったりするからな。いつでも対応できる様にしておかないと

 

周りを警戒していると、アンジュさんが空を指さした

 

「葵君!あれ!」

 

「ん?うわ...」

 

空を見上げると、上半身がやっと見えるほどでかくなったさっきの闇が居た

 

「お前、結局何がしたいんだよ」

 

「どうせ消えるんだ。貴様らも道連れにさせて貰うぞ!」

 

人の眼球ですら薄く見えるレベルなんだし、日本を覆うレベルで大きくなってるんだな

 

「ん?それはまずくないか?」

 

闇自体が居れる町はここしかない。ならここ以外の日本の住人は闇に対応出来ないということ

 

「皆さん。このままだと日本終わりますね」

 

「へ?」

 

「何言ってるんですか?葵さん」

 

「いや、あれ自爆する気ですし、日本も巻き込む気ですから全員死にます」

 

「葛葉僕今から遺書書きたいんだけど」

 

「もちさん遺書書く時間無いですし誰も見れませんよ」

 

「やっぱり死ぬんだぁ...」

 

「アンジュ錬金術でなんとか出来ない?」

 

「流石に無理だよ!あんなにでかいのは攻撃すら届かないだろうし...」

 

「葵はん」

 

「なんですか?」

 

「対策、あるやろ」

 

「もちろん」

 

「言わんくてええの?」

 

「死ぬ感覚って言うの知るともっと成長しますから」

 

「それ、葵はんだけや」

 

「あやっぱり?」

 

じゃあそろそろあの無駄に抵抗する闇をぶっ飛ばしますか

 

「ああ言う系は大体膨大な力を得る代わりに守るべき場所が無防備になるんだ」

 

存在が闇とは言え限りなく人間に近い、心臓を潰せば人間でも闇でも死ぬ

 

「一本の長い影を闇の心臓に突き刺さった瞬間バラバラに別れるようにする」

 

何百メートルの長い棒状の影を作り出すと、巨大になった闇へ向けて放つ

 

「影のスピードは無限に加速し、お前の爆発より先に突き刺さる」

 

見えて無くとも感覚で分かる

 

「影が心臓の中に入った瞬間バラバラに別れる。そしてバラバラになった影は加速と長さが無限に続き、そのまま心臓をバラバラに貫く」

 

どっかの奴が俺にやったように、全身切り刻んでやる

 

声は届いていないが、どうせ叫んでるんだろうな。知らんけど

 

「...死んだか」

 

体内に居るという不快な気持ちから解放され、空も同時に明るくなる

 

「あれ?明るくなった?」

 

「やっぱり死んだ?」

 

「いや死んでないはずなんすけどね」

 

「結構あっさり終わったな」

 

「どうやった?」

 

「完璧に死にました。どうせニュースでもちょっとの異常気象で済まされると思います」

 

「そうなんやね。お疲れ様」

 

「はい、皆さん。なんか死んだみたいなんでこの事件は解決みたいです」

 

「え?そんなあっさり?」

 

アンジュさんが聞いてくる

 

「はい、あっさり」

 

「誰か終わった事を報告しておいてください。俺帰りたいんで」

 

「え?まあ...お疲れ?」

 

散々色々な被害を伴った歴代最大であろう事件は、知らない間に解決された。終わったその後日、誰がやったんだと軽く都市伝説気味なってはいたが、最大であり誰も死なない事件だと歴史に一つ刻まれた




能力などについては本人が説明してましたがみんなには聞こえていません。だから本当に誰がやったかは謎になっています

にじさんじカゲプロ
夜咄ディセイブ/渡会雲雀
目を欺く話
https://youtu.be/B6rf02cviRs
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。