休み時間、色々な危機
休み時間、スマホを適当に触っているのも良いんだが、まずは...
「あの...なんでそんなに見てるんですか?」
「あ...いや」
(....?なんなんだ?)
「ンジュ~」
「あ、戌亥」
「あ、どうも~」
「どうも...」
こっちもこっちでオーラ強いな...目が潰れる
「名前はなんて言うん?」
「月白葵です」
「私、戌亥とこ。よろしゅう」
「...よろしくです」
「戌亥、本当にこう言うの得意だね」
「得意じゃなくて、ンジュさんが不得意すぎるだけや」
「...そうっすね」
「...仲いいんですね」
「そうよ。でも...本当はもう一人のおるねん」
「もう一人?」
「うん。リゼヘルエスタって言うんだけど...」
「同じクラスになれなかったとか?」
「いや、ィゼは能力とかが無い人やから、自然とCクラスになってまったんよ」
「あ~無能力者は何かに特化してないと中々上のクラスにはいけませんからね」
「....なんか仲良くなるの早くない?」
「そんなんじゃないよ」
「そういえば、お二人とも能力者なんですよね。というか...戌亥さんの頭...」
「あ、やっぱり気づいてる?」
「人...ではないですよね」
「そう。私、ケルベロス」
「あ~...神話の生物でしたか」
「あんまり驚かんのやね」
「まあ、何でもありですし」
「でも、そんなに強い生物なのになんで能力者の最底辺に来たんですか?」
「あ、それ私も気になる」
「まあ、シンプルにこれ以上上のクラスになっても知らない人ばっかより、皆がいる方に行きたいなって思ったから来ただけや」
「戌亥...愛してる」
「近づかんといて」
「戌亥??」
「あ、アンジュさんってどんな能力を?」
「あ、私は錬金術師だから...まあ妥当なクラスかな」
「錬金術師...」
(まさに努力次第で王道主人公になりそうな能力だな)
「それで、あんたは?」
「俺は、影を操る能力です」
「影を操る?」
「はい、まあ説明より実践で見た方がいいですし、今は説明しないでおきます」
「あ、じゃあちょっとこっち来て」
突然戌亥さんに手招きされた
「は...はい」
変な事はしないでくれよ...
戌亥さんにそのまま外へと連れて行かれた
中庭に出ると、目の前に誰かがいた
「戌亥さん...あの人って」
「まあ、見とき」
腰の剣を抜き、構える
「...まずくないすか」
「大丈夫」
構えからこっちへと来る圧が掛かる
(...準備はしておくか)
手の平から黒い塊が出る
次の瞬間、瞬きより早く戌亥さんの目の前へと現れる
「は....?」
(速すぎだろ...)
その刃は...戌亥さんの首を....
「....や」
「....や?」
「やっぱり無理です....」
跳ねる前に刃は降ろされ、彼女はめちゃ落ち込んでた
「これで41回目挑戦から41回不戦勝...やっぱり無理かぁ~」
「えっと...戌亥さん、これは?」
「ああ、ちょっとある勝負をしたときに勝って、その時に罰ゲームで提案したんよ」
「死ぬまでに不意打ちでも良いから私の首を取るっていう罰ゲーム」
「やっぱり無理ですよ!!」
「このお方は?」
「はい、自己紹介」
「...フレンEルスタリオです」
「...これが見たかったから連れてきたんですか?」
「いや、これじゃなくて」
「おれん、ちょっと立って」
「え?は、はい」
「ちょっとお願いがあるねん」
「なんですか?」
「この人と戦って欲しいねん」
「え?」
「え?」
なんで?
「なっなんでですか?」
「いや~ちょっと葵の能力が気になってな、能力者じゃないおれんなら、良い感じにやり合えるかなって」
「え...私は良いですけど...」
「え?フレンさんってBランクなんですか?」
「はい、そうですけど...」
「能力者じゃないのに?」
「はい」
「...流石」
「じゃあ、放課後もう一回ここ集合な~」
「は、はい!」
「じゃあ、戻ろ」
「分かりました..」
「え?一緒のクラスなんですか?」
「そうよ?」
「....仲良くしましょう」
「え....はい」
なんか圧が強くなった...?
次回、葵VSフレン!葵死す!デュエルスタンバイ!
ちなみに遊戯王は見たことがありません