ウルトラマンネクサス×ULTRAMAN アナザーストーリー   作:模造品ザギさん

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Episode.13 鼓動 -ハートビート-

 

 

   数日前...

 

 

???「終電まであと6分...急がなきゃ...」

    彼女を尾行していたメタフィルが仕掛けた。

 

メタ人間態「…あのー、この鍵落としました?」

 

???「あっいえ、私の鍵じゃありま...」

    彼女の姿が一瞬にして消えた。

 

???「...せん...え?」

    気づくと不気味な森の中を突っ立っていた。

 

メタフィル「こんばんは、お嬢さん」

    メタフィルは彼女に接近した。

 

???「…」

    彼女はメタフィルの居る場所とは逆方向に走り去ってしまった。

 

メタフィル「逃げても無駄なのにね...」

    メタフィルはあっという間に彼女の手首を掴み、腕を引きちぎった。

 

???「ア゛ァ゛ッ...‼ウゥ...」

 

メタフィル「貴重な血をありがとう。もうオリジナルの貴方を生かす必要は

      なくなりましたけどね...」

 

???「ヤ゛メテ‼ウッ..グスッ...アアアアア...」

 

メタフィル「生きてたらまた会いましょうね」

    メタフィルは彼女の胸部に風穴を開けた。

    そして、メタフィルは立ち去って行った。

 

???「...」

    遠くの方から足音が聞こえてきた。

 

科学者A「おい大丈夫か...ってまた変死体か...きっとまたビーストの仕業だろ」

 

科学者B「この死体も研究所送りか...手続き面倒なんだよなぁ…」

     科学者2人は死体を二人掛かりでどこかへと運んでいった。

 

   商店街での虐殺から早二日...

 

 

 ライ「...どれにしようかな… この服とか良いかも」

 

 藤見「ライくん、今日はやけにニコニコとしているな?何かいいことでもあったのか」

 

 ライ「分かりましたかー♪藤見さん、今日は1年ぶりにミユキさんと会えるんだよね」

    

 藤見「そうか、まぁ私はそういう経験したことないから分からないがな!」

    藤見さんは少し寂しそうに言った。

 

 ライ「じゃぁ、今日は一日休暇を取ってるので...でも先輩達には秘密にしておいてくださいね?」

 

 藤見「分かったよ。あとは私に任せなさい」

    ライは鼻歌交じりに待ち合わせの場所へと向かっていった。

 

 

    待ち合わせ場所にて...ライはベンチに座り待ち続けた。

    それから、10分後

 

 

ミユキ「天野くん、遅れちゃってごめん...」

    1年ぶりにライはミユを見て満面の笑みで迎え入れた。

    二人は遊園地行きのバスに乗った。

 

 ライ「ほんと久しぶり!1年も連絡しないなんて何してたの?」

 

ミユキ「高校卒業してからずっと親の手伝いしてたの」

    

 ライ「そっかー、親御さんは元気してる?」

 

ミユキ「まぁ、最近お父さんが仕事中に足を折った以外元気だよ!」

 

 ライ「えっ‼ミユキさんの父さん足折れたの?」

 

ミユキ「大丈夫‼お父さんピンピンしてるから‼」

 

 ライ「なら大丈夫か...?」

 

ミユキ「あっ!遊園地が見えてきた‼」

 

 ライ「本当だ、あと2分って所かな」

    

ミユキ「楽しみだな~♪(この調子でいけば...この会話も早く終わる)」

    ミユキに化けたメタフィルは湧き出る殺意を抑えた。

    

   「ドゴォォォン‼」

 

 ライ「なんだ⁉」

 

 少年「なぁにアレ?」

    少年が指さす先、ビーストが暴れ回っていた。

 

ミユキ「何が起きてるの‼(ザギ様の破片がまた何かと融合したのか…?)」

 

 ライ「ミユキさん、ここで待ってて」

    ライはバスの停止ボタンを押し、どこかへ行ってしまった。

 

ミユキ(クッソ...邪魔が入ったせいで計画がズレてしまった)

    

 乗客「あっ‼ネクサス‼」

 

ミユキ「えっ‼」

 

 少年「あれれ?ネクサス、どこ行っちゃったんだろ...?」

    ネクサスはいつの間にかビーストと共に消えていた。

 

 

    一方、メタフィールドにて...

 

 

???「キャァァァァァァ‼」

    ビーストが甲高く叫びながらネクサス目掛けて襲い掛かってきた。

    ネクサスは横に躱し、背中に向かい一蹴りした。

    ビーストはバランスを崩し、前方に倒れ掛かった。

    その隙を逃さず、ボードレイフェザーを頭部目掛けて連射した。

 

???「キュルォァァァァ...‼」

    突然、ビーストは動かなくなり終わったかのように見えた。

    すると、ボードレイフェザーを食らった頭部の傷口から大量のオイルが噴出した。

    そこからは石油のような独特の臭いがし、メタフィールド内に広がってゆく。

   

???「キキ」

    妙な笑い声が聞こえた瞬間、大爆発を引き起こした。

    幸い、メタフィールド内だったため人的被害は起こらなかった。

 

 

    遊園地にて...

 

 

ミユキ「あっ、やっと戻ってきた…」

 

 ライ「ごめん、ちょっとビーストを退治してて...」

 

ミユキ「じゃぁ早速遊び尽くそ~♪」

 

 ライ「おー!」

    二人は遊園地を楽しんだ。

    ジェットコースター,メリーゴーランド,空中ブランコ...

    とにかく遊び回った。ライが疲れきるまで...

 

ミユキ「次、バイキングに行こ~」

 

 ライ「...スゴイね、全然疲れてないなんて」

 

ミユキ「へ、へへっ、そうかなー?」

 

 ライ「少し休憩させて...」

 

ミユキ「分かった!(一時はどうなることかと思ったが、順調に進んでいる...)」

    ミユキはニヤッと不吉な笑みを浮かべた。

 

 ライ「それにしても暑い...シャツ脱ぐか...」

    そのとき、ミユキはある物を目撃した。

 

ミユキ「その腰元に付いてる鞘って何?」

 

 ライ「あぁ、これはただのスマホケースだから...」

 

ミユキ「ふーん(あの鞘の中身は...エボルトラスター...?まさか、コイツが...ネクサス)」

    ミユキに化けたメタフィルから強烈な殺意が湧いてきた。

 

 ライ「ミユキさん、どうしたの?」

 

ミユキ「...いや、なんでもないから!」

 

 ライ「そ、そう?」

 

ミユキ「そろそろ観覧車にでも乗ろうよ!」

 

 ライ「観覧車か...よし、乗ろう!」

 

ミユキ(もうタイミングなどどうでも良い...コイツが背を向けている今が絶好のチャンス...)

    ミユキに化けたメタフィルの右腕が刃状に変形した。

 

ミユキ(死ね...)

    ミユキに化けたメタフィルがライの背中目掛けて腕を突き刺そうとした時、

    

???「させるか」

 

ミユキ「グハァッ...」

 

 女性「キャァァァァ‼」

 

 人々「なんだ?何事だ?おい、あそこ‼」

 

 ライ「何⁉...ミユキさん!大丈夫ですか...え?」

 

メタフィル「貴様は...」

 

???「貴様って、ボクをコピーしといて忘れるなんてありえないよ」

 

メタフィル「何故生きている...?貴様は私が殺した‼」

 

???「だから?」

 

メタフィル「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!貴様と共にネクサスを消し去ってやる‼」

    メタフィルは本当の姿を露わにした。

 

???「おっと、名乗り忘れてた。ボクの名はクレイト、よろしくね!」

 

メタフィル「貴様ぁぁぁ!!絶対に殺す殺してやる‼」

    メタフィルはクレイトを勢いよく踏みつけた。

 

メタフィル「...!!!」

 

クレイト「マルチュードもこんなもんか」

     クレイトはシールドのようなものを展開し、踏みつけを防いでいた。

 

クレイト「ライだっけ?今がメタフィルを倒すチャンスだよ」

    ライはうなずて、人気のないところでネクサスへと変身した。

    メタフィルはクレイトを踏みつけることに夢中でネクサスが現れたことに気づいていない。

 

クレイト「さっさとトドメ刺しちゃっていいよ!」

    その言葉はライに届き、ネクサスは即座にオーバーレイ・シュトロームを放った。

 

メタフィル「グッ...ネクサス.........」

    メタフィルは呆気なく粒子となり消えてしまった。

 

 

 

アヤカ「...変身」

 

 

 

    ダークファウストが現れた。

 

クレイト「ファウスト...!」

 

ファウスト「よくもメタフィルを...‼」

    ファウストの目はその時、血走っていた。

    

ネクサス「...」

    ファウストはネクサスの首を掴んだ。

    ネクサスは必死に抵抗した。そして、

    ファウストの掌からゼロ距離でダークフェザーが放たれた。

 

ネクサス「グアァァァァァァァァァァッ...‼」

    ネクサスは消えていった。

 

 





 登場ビースト

・マルチュードタイプビースト メタフィル
 
 体長 1.7m~48m

 体重 130㎏~3万t

・フラグメントタイプビースト ロミアンズ

 体長 44m

 体重 7万5000t

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