ウルトラマンネクサス×ULTRAMAN アナザーストーリー   作:模造品ザギさん

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Episode.19 帰還 -リターン-

 

 

    一方、Beサエットの基地では...

 

 

 ソウ「ミユキちゃーん、何処だぁぁぁぁ」

 

ゴウキ「帰ったんかなぁ...?」

 

 ソウ「いやいや、かくれんぼの最中に帰るわけがない!」

    ゴウキ開放記念日と、いう名のビーストキラー初動記念日を

    祝っていた中、クレイトが突然言い始めた事だ。

 

ゴウキ「どうせ帰ったんだろ...まぁいい、片付けでもしようぜ」

 

 ソウ「うーん、分かった」

    納得のいかない顔で片付けを始めたソウ。

    その時、ゴウキが寄りかかっていた壁が歪み始めた。

 

ゴウキ「な、なんだ!?」

 

 ソウ「おい、ゴウキこれを持て!」

    ソウはゴウキに向かって護身銃を投げ渡した。

 

ゴウキ「サンキュな」

    壁の歪みは激しくなっていき、とうとう穴が開いてしまった。

 

 ソウ「来るぞっ...」

   奇妙な音と共にその穴の中から誰か出てきた。

 

サジテリオ「ふぅ、危ないところだった...あっ...」

 

 ソウ「…」

 

ゴウキ「…」

 

サジテリオ「うそーん」

 

 ソウ「行くぜぇぇぇ‼」

 

ゴウキ「オラァァァァ‼」

 

サジテリオ「ちょっ...今、貴方たちには興味ないんで...イテッ」

    サジテリオは穴を開いて消えて行った。

 

 ソウ「なんだったんだ...?」

 

ゴウキ「あー、ビビったぁ」

    開いていた穴は消滅し、何事もなかったかのように片付けを再開した。

 

 

    8分後...

 

 

 ソウ「あとは散らかしたクラッカーだけか」

 

ゴウキ「掃除機、壊れてるらしいからほうきでやれってさ」

    再び、先ほどの壁が歪み始めた。

 

 ソウ「またかよ...」

    ソウはゴウキに向かってもう一度護身銃を投げた。

 

ゴウキ「イテッ...ほうき使ってるの見て分からんのかぁ??」

 

 ソウ「あぁ、ごめんごめん…」

    壁に穴が開くと、そこには3つの影が見えた。

 

???「皆、戻ってこれた…」

  

 ソウ「行くぜぇぇぇ‼」

 

ゴウキ「オラァァァァ‼」

 

???「...え」

 

クレイト「待て待て待て待て!」

    クレイトが急いでガードを展開した。

 

ハルヒ「戻ってきたぞ」

 

 ソウ「んお、ハルヒ!どうしたんだ、そんなやさぐれた顔して」

    

???「ゴホン...それより、俺の事を覚えてな...」

 

ゴウキ「って、ミユキ‼お前魔法使えたのか⁉」

 

クレイト「まぁ...知られちゃあ仕方ないなぁ、今日からクレイトと呼んでくれ!」

 

ゴウキ「分かったぜ!今後ともよろしくな!クレイト!」

 

 ソウ「なんでクレイトなんだ?」

 

クレイト「両親が付けてくれたミドルネームだよ...それに、

     こうすればボクが魔法を使えることを知っている人かどうかがわかるしね」

 

???「おい...忘れたのか??」

    ずっとソウとゴウキを見つめる男。

    

 ソウ「ダレダッケ??」

    

???「...隊長だよ」

 

 ソウ「・・・」

 

???「...まぁいい、俺の名は西条マコト。二度と忘れるな」

 

 ソウ「...そういやぁ、そんな隊長がいたっけなぁ」

 

マコト「居たんだよ」

 

ハルヒ「皆、忘れていたと思うが、天野が来るまでは隊長を務めていた」

 

 ソウ「そういやぁ、そんなん居たなぁ」

 

ゴウキ「隊長さんよぉ、今まで何処に居たんだ?」

 

マコト「...2か月もの間、監禁されていたんだよ」

    一瞬で辺りの空気が変わった。

 

ハルヒ「監禁って...誰に?」

 

マコト「確か、ブラックとか名乗ってたな...」

 

 ソウ「ものすごく厨二感溢れる名前だな」

 

マコト「俺はある日、とあるものを集めていた」

 

ゴウキ「それって、あの黒い欠片...!」

    ゴウキはあの時の事を思い出した。

 

マコト「その欠片を集めて、このBeサエットの強化を進めた。

    1つが13年前に作られたビーストキラーの強化だ。

    過去に俺の先輩が使っていたが、大型ビーストの出現が

    極端に減ったためか、7年ほど前から飾りになってしまった。」

 

ゴウキ「まだ新人だった頃はずっと戦闘機の製作してたからな...」

    

 ソウ「お前、新人の頃あったんだ...」

    ゴウキに向かい呟いた。

 

ゴウキ「だれでもあるようなモンだろ...」

 

マコト「そして、もう1つはアンノウン系の無制限化。

    あの欠片にはアンノウン系の

    攻撃時に発生するエネルギー反動を抑制する効果があると分かっている。

    原因は不明だが、ビーストを徹底的に殲滅可能になる面では相当優秀な素材だ。」

 

    クレイトは隊長の持ち帰った少量の欠片を見て口を開いた。

クレイト「その欠片から恨み…怒り…妬み…様々な何かを感じる...」

    

ハルヒ「クレイト、何か思い当たることがあるのか?」

 

クレイト「...過去に破壊をもたらした存在」

 

ハルヒ「27年前の事か」

 

クレイト「違う、さらに過去の事かもしれない...」

 

マコト「藤見さんの若かりし頃の出来事か」

    クレイトは頷いた。

 

 ソウ「まさか、さっき言ってたブラックとかいうヤツと関係が」

 

マコト「俺を監禁し、

    欠片を奪おうとしていたのだから、

    きっと何か裏でつながっているはずだ。」

 

ハルヒ「ブラックを確保すれば良い。それだけか」

 

ゴウキ「隊長を監禁したってことは相当手怖いんじゃねぇか?」

 

マコト「いや、ヤツ自体はそこまで強くはない。

    しかし、問題はヤツに従えるビーストだ。」

 

クレイト「リチリオン,メタフィル,サジテリオ,ノヴァスタだな」

 

マコト「名前があったのは知らなかったが、俺は紳士的なヤツに

    気絶させられ、よくわからない森の中で監禁されてたんだよ」

 

ハルヒ「アイツか...確かに紳士だが、性格は...」

 

マコト「そして、俺はサジテリオにこう言われた。

    『この檻の中の居心地はどうだい?

     ちなみにですが、この檻からは内側から出ることができますよ...

     でも~!出てしまうと飢えに飢えたドゥーファ共の餌食にっ!

     自分で選ぶんですよ?餓死するか、はたまた喰われるか!

     死に方を選ばせてあげる私、優しいですよね!ハハハハハッ‼』

    俺は檻の間から入って来るドゥーファ共の脚をちぎって食べて生き延びた。

    味としては、良かったが臭いは最悪だったのを覚えている。」

 

ハルヒ「流石クソ紳士」

 

クレイト「他3体に嫌われてるだろうなぁ」

 

 ソウ「結局、どうやって逃げ出したんだ?」

 

マコト「ある日の事だった。突如として上空に穴が開いた。

    そこから、次々とドゥーファ共が出て行っているのを見た。

    俺はその隙を見て、とっておいた脚を両手に森の中へ逃げた。

    そこからが長かったが、あまり話したくはない。」

 

ゴウキ「大変だったな、隊長。

    でももう大丈夫だ、ここは俺らの住む星!

    仲間もいるし、これからも頑張って行こうぜ!」

 

マコト「ありがとう...まず、シャワーを浴びてくるよ...」

    隊長の頬に1滴の涙が流れていた。

 

 ソウ「さて、隊長帰還記念日という事で、もっかいパーティーする?」

 

ゴウキ「分かった‼次こそしっかり楽しんでやるぜ‼」

 

クレイト「したいしたい!さっきは途中で抜けちゃったし、次こそ...!」

 

 ソウ「ハルヒも参加するかー?」

 

ハルヒ「...」

    3人のキラキラと輝く目がハルヒに襲い掛かる。

 

ハルヒ「参加...してみるか」

 

ゴウキ「そうこなくっちゃな‼」

 

クレイト「準備だー!今日ははっちゃけよー!」

 

ハルヒ「フッ...今日は羽を伸ばすか...」

    その後、着替えを忘れた隊長はタオル1枚巻いてパーティーを楽しんだ。

 

サジテリオ「なるほど...ビーストキラーに欠片を使っていたとは...

      ブラック様に報告だ...」

 

クレイト「えいっ‼」

     クレイトはダーツの矢を投げた。

 

     「ブチィッ」

 

サジテリオ「なんだ?グフォァ⁉...ま、まぐれ?...仕返しをしたいが、

      ブラック様に即急報告せねば...」

 

 

    廃墟にて...

 

 

サジテリオ「ブラック様ー‼どこですかー‼」

      サジテリオは小走りで廃墟内を探し回った。

 

ノヴァスタ「・・・」

 

サジテリオ「ブラック様は今居ないのか…なーんだ、

      せっかく褒美をもらうチャンスだったのによぉ...うぅ、鮮度抜群の肉喰いてぇなぁ...」

      サジテリオは穴の中へと消えて行った。

 

ノヴァスタ「こんなに簡単にだませるとは...」

      ノヴァスタの姿が変わった。

 

???「レビェストよ、貴様は罪深い...」

 

       




 登場ビースト

・マルチュードタイプビースト サジテリオ

 体長 1.8m~??? 

 体重 108kg~???

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