ウルトラマンネクサス×ULTRAMAN アナザーストーリー 作:模造品ザギさん
友人から校長先生に呼ばれていた事を知ると、ライは校長室へ直進した。
目の前の校長室前に校長先生が椅子に腰を掛けていた。
校長(思ったよりも早く来たね、流石 コウキ の孫だ)
ライ「校長先生、どうして僕を呼んだのですか?」
校長「『校長先生』だなんて、堅苦しいことを...
今からはこの大学の事とは関係ないことを
話すことになるからね...『藤見さん』と
呼んでもらえるかな?」
ライ「わ...わかりました 藤見さん」
うっすらながら、苦笑いをしてしまった。
藤見「さて、本題に入ろう
ライくんは自分のじいちゃんの事に
ついて知ってるかな?」
ライ「じいちゃんは僕が生まれるずっと前に『リバースワールド』
が原因で死んだと父さんが教えてくれました。」
藤見「そうか、それは残念だったな...しかし、コウキも
勝てなかった怪物、ヤツは一体...」
ライ「勝てなかった...?もしかして僕のじいちゃんは
あの『ビーサエット』のメンバーだったのですか⁉」
藤見「いやいや、彼はメンバーではない.......
『光の巨人』と共にビーストと戦った男だ」
ライ「...『光の巨人』って」
藤見「父さんから一度は聞いたことがあるはずだぞ」
ライ「...『リライ』の事なの...?」
藤見「そうさ、ライくんのじいちゃんはこの星を
守っていたのさ...『リバースワールド』
が起こるまではな』
ライ「なんで藤見さんはじいちゃんが『リライ』
だって知ってたの...?」
藤見「そりゃぁもちろん...」
すると、藤見さんは校長室の中にあった金庫
から不思議な形をした石を持ってきた。
藤見「この私も『リライ』だったからだよ」
ライ「え...」
藤見「驚くのは当たり前だ」
藤見さんは笑いながらそう言った。
藤見「まぁ、今はもう『リライ』にはなれない
悪魔を倒した際に、片足を道連れにされて
しまったからなぁ」
ライ「『リライ』って二人存在してたの...?」
藤見「そんなことはないさ、『リライ』は一人だが
一体化する人によって姿・技が変わるんだよ
おっと話がズレてしまったよ本題に戻ろう」
突然、藤見さんの目つきが変わった。
藤見「ライくん、君は選ばれし存在だ」
ライ「...何を言い出すんですか?」
藤見「ライくんから微かながら『リライ』に似た気配を
感じるのだよ」
ライ「そういえば、3日前...言ってもいいですか...?」
藤見「あぁ、大丈夫だ」
僕は震えながら三日前の不思議な出来事についてを
明かした。
藤見「...初めて戦ったのが『悪魔』だったのか…
怖かっただろうに...」
ライ「『悪魔』...?」
藤見「私は、胸部に赤い結晶の付いているビーストを
『悪魔』と呼んでいるのだよ
それにしても、戦いに慣れてなさすぎる...」
藤見さんが頭をさすりながらそう言ってきた。
ライ「戦いに慣れる為にはどうすればいいですか!」
イラっとし、口調があらくなってしまった。
藤見「まぁ落ち着きなさい 私が連絡しておくよ」
ライ「連絡...どこにするんですか?」
藤見「『ビーサエット』にだ」
僕は一気に縮こまってしまった。
ライ「まさか、入団手続きじゃ...?」
藤見「戦いに慣れたいと言ったじゃないか『ビーサエット』の
メンバーたちは戦いに慣れていてね、暗躍している
小型ビーストと戦っているんだよ
ライくん、君は選ばれたんだ
この星を守るために、家族を守るためにも入団した方が良いぞ」
藤見さんが僕に何かを訴えかけている。
ライ「星を守る...家族を守る...」
藤見「おっと熱くなりすぎてしまったようだ...
入団するかしないかはライくん自身が考え...」
ライ「...入団します 入団してこの星を家族を守ります
もう何も失いたくない」
僕は父さんが死んだ日の事をフッと思い出した。
藤見「...わかった 私が手続きを終わらせておくよ」
藤見さんは『ビーサエット』の基地までの地図と
古びたバッジを渡してくれた。
藤見「このバッジは私が現役時代に付けていたもの...
錆びが目立つが、最低限の機能は生きているぞ
ライくん、君に授ける」
ライ「...ありまとうございます!」
藤見「そんな言わなくったっていいよ
ちなみに入団続きまで1週間ほどかかるからな
それまでに少しトレーニングをするといい
...ライくんならきっと『ヤツ』に勝てる」
最後にボソッと何かを呟いた藤見さん。
ライ「あの...最後なんて言いました?」
藤見「おっと、もうこんな時間だ 会議に出席しなければ
ライくん、頑張るんだぞ」
ライ「はいっ!」
気合のこもった声は校長室全体に響き渡った。
藤見(本当に コウキ に似てるなぁ...)
一週間の間、ライはひたすらトレーニングに励んだ。
一日何時間も格闘技や操縦技術など基礎を身に着けていた。
そのころ...
男性「ふぁぁぁ...こんな真夜中に社長からの呼び出しだなんて...」
車で走行中の事だった。
突然、目の前に一頭のオス鹿が道路に飛び出した。
男性「うぉあぁぁっ」
ドンッ...
男性「あーあ、はねちまったよ…」
男性は黙々と口から血を吐く瀕死状態のオス鹿を
道路の隅に寄せた。
そのときだった。
男性「真夜中の割には明るいな..ん...?」
男性の頭と瀕死のオス鹿にあの隕石が命中したのだった。
男性「ァァァァ.........」
男性とオス鹿はみるみる溶けていき、水たまりのような姿
になってしまった。
1時間後...
水たまりのような姿が徐々に変形していき...
???「ハァ...ハァ...ハハハハハハ...」
そう呟くと森の中へ姿を消してしまった。
登場ビースト
フラグメントタイプビースト ???
体長 5cm~???
体重 140g~???
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