ウルトラマンネクサス×ULTRAMAN アナザーストーリー   作:模造品ザギさん

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Episode.9 黙想 -テラー-

 

 

   ノスフェルは足元で泣き崩れていた一人の青少年に目を付けた。

 

ノスフェル「キィェェァァァァァ‼」

 

 お兄「ゆきお...」

 

 ソウ「まだ生きてたのかよ…クソネズミ‼」

    ソウはブレイザーカノンをヤツの肩に撃ち込んだ。

 

ノスフェル「キィィィァァァァ‼」

 

 ライ「そこの君!早く僕のもとへ!殺されるぞ!」

    僕は必死に青少年を呼ぶが、全く来る気配がない。

    

 ライ「あぁもう!」

    無理やり車の中へ乗せようとしたが、抵抗される。

 

 お兄「ゆきお!...早く元の姿に戻ってくれ!今日はアヤカ...ママがゆーちゃんの

    大好きな料理してくれるから‼戻って‼」

    すると、ヤツの動きがピタリと止まった。

 

ノスフェル?「ニィィィィヂャァァン...?」

 

 お兄「ゆーちゃん...帰ろ...?」

 

ノスフェル「キィィィィ」

    無惨にも青少年は捕食されてしまった。

 

 ライ「...」

    ライは言葉を失い、気づけば鞘からエボルトラスターを抜いていた。

 

ネクサス「トェァッ‼」

    胸部が光ると同時に、ネクサスの姿が変わった。

    怒りに身を任せ、ヤツの爪をジュネッスキックでへし折った。

    ヤツは怯むもすぐに立て直し、襲い掛かってきた。

    しかし、怒りは収まらずジュネッスパンチでノドを潰した。

    潰した瞬間、ヤツの爪の再生が止まった。

    先ほどの一撃で再生器官が破壊された。

    

 ソウ「再生が止まったぞ…?ん?クソネズミの近くに人が居るぞ!」

    そこに居たのは

 

アヤカ「ゆーちゃんを殺さないで...お願い...殺さないであげて...」

 

 ソウ「ここは危険です‼早く避難を‼...」

 

アヤカ「でも・・・ゆーちゃんが...」

 

 ソウ「ゆーちゃんって」

 

アヤカ「あの大きなネズミ...ゆーちゃんなの‼」

    ソウは驚いた。人間がビーストになった事例は今まで無かったからだ。それに...

 

アヤカ「私、16:00くらいに幼稚園の先生と共にゆーちゃんを探してたら見たの。

    ゆーちゃんが徐々に人間の形を失っていく姿を...だから...」

 

 ソウ「もう、手遅れなんだ...今は逃げるぞ」

 

アヤカ「絶対に逃げない...ゆーちゃんを元に戻してみせる。

    ゆーちゃん!目を覚ましてゆーちゃ...」

    ソウは麻酔弾でアヤカを撃った。

 

 ソウ「本当にすまない...ユキオを救えなくて...アヤカ」

    ソウは眠りに就いたアヤカをブレイザー号に乗せ、その場を後にした。

 

ネクサス「ハァァァァァァ...ジェァ‼」

     ネクサスは動きの鈍くなったノスフェルにオーバーレイ・シュトロームを放った...

 

ノスフェル「・・・・・・・・・」

      ノスフェル静かに散っていった。

 

 

    ノスフェル消滅から1日...

 

 

    アヤカが麻酔から目を覚ました。

 

アヤカ「...家?何...これ...?」 

    そこには置手紙が...

 

 手紙「ユキオを救えなかった...本当にごめん」

    置手紙の下の箱には大量の札が入っていた。

 

アヤカ「何よこれ...」

    箱を漁っていると、そこの方に書類があった。

 

    『離婚届』

 

   すでに片方夫の方には名前など全て書いてあった。

 

アヤカ「ソウ...どうして...」

    アヤカはその場を何時間も動かなかった。

 

 

    基地にて...

 

 

 ソウ「...お疲れ」

 

 ライ「今日は元気がないですね」

    ソウの目にはクマが出来ていた。

 

ハルヒ「天野...ちょっと来てくれ...」

   僕はハルヒに呼ばれ、地下研究室まで行った。

 

 ライ「えぇソウさんが離婚⁉」

 

ハルヒ「そうらしいの...」

 

 ライ「でもどうして離婚なんか...」

 

ゴウキ「なんだ?ソウになんかあったのか?」

    ゴウキに事情を話した。

 

ゴウキ「え⁉ソウが離婚しただと⁉アイツまさか...浮気じゃぁないだろうな...」

    ゴウキはハルヒの方をジロリと見た。

    ハルヒの右アッパーがゴウキの顎に命中した。

 

ゴウキ「そりゃないぜー...」

 

ハルヒ「ゴウキはさっさとビーストキラーの作業に戻れ」

 

ゴウキ「ぐぬぬ...」

 

 ライ「ソウさんは元気になりますかね...?」

 

ハルヒ「まぁ、アイツの事だ...すぐにいつものうるさい男に戻る」

 

 ライ「...そうですよね~...」

    ソウの落ち込み具合はそれほどすさまじいものだった。

    全身からマイナスオーラを放ち、空気がよく悪くなる。

    それに、こっちの仕事が増えた。ソウが動かないからだ。

    いつになったら戻るのか余計心配になってきた。

 

 

    一方アヤカは...

 

 

アヤカ「ゆーちゃん...たけちゃん...ゆーちゃん...たけちゃん...」

    ずっと家の中でこの言葉を言い続けていた。

    その時...

 

ブラック「どうしました?そんな暗い顔して?」

 

アヤカ「ゆーちゃん...たけちゃん...ゆーちゃん...たけちゃん...」

    ブラックが質問したところで「ゆーちゃん...たけちゃん...」と言い続けるだけだった。

 

ブラック「なるほど...貴女は自分の息子を2人ビーストによって殺されてしまったんですね...

     でも、悪いのはビーストだけじゃぁない...」

     アヤカは突然静かになった。

 

ブラック「ウルトラマンネクサスとビーサエットのメンバーも悪い」

 

アヤカ「どうして...」

 

ブラック「だって、自分の息子を助けてと言っても助けず見殺しですよ?

     それに、ネクサスなんかあなたの『ゆーちゃん』を殺してますから...」

 

アヤカ「...」

 

ブラック「私たちと協力して奴らを殲滅すると望むなら、この場所に来なさい...歓迎しますよ」

    ブラックは住所の書いてある紙切れ1枚を置いて消えていった」

    アヤカは早速その紙切れに書いてある住所を見て、その場所へ向かった。

 

アヤカ「殲滅する...」

 

 

   廃墟にて...

 

 

アヤカ「ここね...」

    扉が勝手に閉まった。

 

ブラック「ようこそ...私たちの拠点へ...私の名はブラックと申します」

 

アヤカ「ブラックさん...殲滅したい...」

    アヤカの目は本気だった。

 

メタフィル「ようこそ、私たちの拠点へ...私もヤツらのせいで大切な家族を失いました...」

 

ブラック「紹介しよう。メタフィルだ」

 

アヤカ「メタフィルさんも同じ思いしてるんですね...」

 

メタフィル「絶対にヤツらを許しません...」

 

アヤカ「絶対に殲滅する...」

 

ブラック「アヤカさん...これを受け取ってください」

 

アヤカ「これって...ウッ...アッアァッ...」

 

ブラック「今日からあなたはヤツらからこの星を救う救世主になるのです

     『ダークファウスト』としてこれから頑張ってもらいます...」

 

アヤカ「...力が湧いてくる」

 

ブラック「ダークファウストの力を甘く見ない方がいいですよ...」

 

アヤカ「ァァァァァァァァァッ‼」

    アヤカは『赤き死の巨人』として活動を始めるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

    

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 登場ビースト

 フィンディッシュタイプビースト ノスフェル

 体長 2m~46m

 体重   ~3万7000t

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