ウルトラマンネクサス×ULTRAMAN アナザーストーリー 作:模造品ザギさん
ノスフェルは足元で泣き崩れていた一人の青少年に目を付けた。
ノスフェル「キィェェァァァァァ‼」
お兄「ゆきお...」
ソウ「まだ生きてたのかよ…クソネズミ‼」
ソウはブレイザーカノンをヤツの肩に撃ち込んだ。
ノスフェル「キィィィァァァァ‼」
ライ「そこの君!早く僕のもとへ!殺されるぞ!」
僕は必死に青少年を呼ぶが、全く来る気配がない。
ライ「あぁもう!」
無理やり車の中へ乗せようとしたが、抵抗される。
お兄「ゆきお!...早く元の姿に戻ってくれ!今日はアヤカ...ママがゆーちゃんの
大好きな料理してくれるから‼戻って‼」
すると、ヤツの動きがピタリと止まった。
ノスフェル?「ニィィィィヂャァァン...?」
お兄「ゆーちゃん...帰ろ...?」
ノスフェル「キィィィィ」
無惨にも青少年は捕食されてしまった。
ライ「...」
ライは言葉を失い、気づけば鞘からエボルトラスターを抜いていた。
ネクサス「トェァッ‼」
胸部が光ると同時に、ネクサスの姿が変わった。
怒りに身を任せ、ヤツの爪をジュネッスキックでへし折った。
ヤツは怯むもすぐに立て直し、襲い掛かってきた。
しかし、怒りは収まらずジュネッスパンチでノドを潰した。
潰した瞬間、ヤツの爪の再生が止まった。
先ほどの一撃で再生器官が破壊された。
ソウ「再生が止まったぞ…?ん?クソネズミの近くに人が居るぞ!」
そこに居たのは
アヤカ「ゆーちゃんを殺さないで...お願い...殺さないであげて...」
ソウ「ここは危険です‼早く避難を‼...」
アヤカ「でも・・・ゆーちゃんが...」
ソウ「ゆーちゃんって」
アヤカ「あの大きなネズミ...ゆーちゃんなの‼」
ソウは驚いた。人間がビーストになった事例は今まで無かったからだ。それに...
アヤカ「私、16:00くらいに幼稚園の先生と共にゆーちゃんを探してたら見たの。
ゆーちゃんが徐々に人間の形を失っていく姿を...だから...」
ソウ「もう、手遅れなんだ...今は逃げるぞ」
アヤカ「絶対に逃げない...ゆーちゃんを元に戻してみせる。
ゆーちゃん!目を覚ましてゆーちゃ...」
ソウは麻酔弾でアヤカを撃った。
ソウ「本当にすまない...ユキオを救えなくて...アヤカ」
ソウは眠りに就いたアヤカをブレイザー号に乗せ、その場を後にした。
ネクサス「ハァァァァァァ...ジェァ‼」
ネクサスは動きの鈍くなったノスフェルにオーバーレイ・シュトロームを放った...
ノスフェル「・・・・・・・・・」
ノスフェル静かに散っていった。
ノスフェル消滅から1日...
アヤカが麻酔から目を覚ました。
アヤカ「...家?何...これ...?」
そこには置手紙が...
手紙「ユキオを救えなかった...本当にごめん」
置手紙の下の箱には大量の札が入っていた。
アヤカ「何よこれ...」
箱を漁っていると、そこの方に書類があった。
『離婚届』
すでに片方夫の方には名前など全て書いてあった。
アヤカ「ソウ...どうして...」
アヤカはその場を何時間も動かなかった。
基地にて...
ソウ「...お疲れ」
ライ「今日は元気がないですね」
ソウの目にはクマが出来ていた。
ハルヒ「天野...ちょっと来てくれ...」
僕はハルヒに呼ばれ、地下研究室まで行った。
ライ「えぇソウさんが離婚⁉」
ハルヒ「そうらしいの...」
ライ「でもどうして離婚なんか...」
ゴウキ「なんだ?ソウになんかあったのか?」
ゴウキに事情を話した。
ゴウキ「え⁉ソウが離婚しただと⁉アイツまさか...浮気じゃぁないだろうな...」
ゴウキはハルヒの方をジロリと見た。
ハルヒの右アッパーがゴウキの顎に命中した。
ゴウキ「そりゃないぜー...」
ハルヒ「ゴウキはさっさとビーストキラーの作業に戻れ」
ゴウキ「ぐぬぬ...」
ライ「ソウさんは元気になりますかね...?」
ハルヒ「まぁ、アイツの事だ...すぐにいつものうるさい男に戻る」
ライ「...そうですよね~...」
ソウの落ち込み具合はそれほどすさまじいものだった。
全身からマイナスオーラを放ち、空気がよく悪くなる。
それに、こっちの仕事が増えた。ソウが動かないからだ。
いつになったら戻るのか余計心配になってきた。
一方アヤカは...
アヤカ「ゆーちゃん...たけちゃん...ゆーちゃん...たけちゃん...」
ずっと家の中でこの言葉を言い続けていた。
その時...
ブラック「どうしました?そんな暗い顔して?」
アヤカ「ゆーちゃん...たけちゃん...ゆーちゃん...たけちゃん...」
ブラックが質問したところで「ゆーちゃん...たけちゃん...」と言い続けるだけだった。
ブラック「なるほど...貴女は自分の息子を2人ビーストによって殺されてしまったんですね...
でも、悪いのはビーストだけじゃぁない...」
アヤカは突然静かになった。
ブラック「ウルトラマンネクサスとビーサエットのメンバーも悪い」
アヤカ「どうして...」
ブラック「だって、自分の息子を助けてと言っても助けず見殺しですよ?
それに、ネクサスなんかあなたの『ゆーちゃん』を殺してますから...」
アヤカ「...」
ブラック「私たちと協力して奴らを殲滅すると望むなら、この場所に来なさい...歓迎しますよ」
ブラックは住所の書いてある紙切れ1枚を置いて消えていった」
アヤカは早速その紙切れに書いてある住所を見て、その場所へ向かった。
アヤカ「殲滅する...」
廃墟にて...
アヤカ「ここね...」
扉が勝手に閉まった。
ブラック「ようこそ...私たちの拠点へ...私の名はブラックと申します」
アヤカ「ブラックさん...殲滅したい...」
アヤカの目は本気だった。
メタフィル「ようこそ、私たちの拠点へ...私もヤツらのせいで大切な家族を失いました...」
ブラック「紹介しよう。メタフィルだ」
アヤカ「メタフィルさんも同じ思いしてるんですね...」
メタフィル「絶対にヤツらを許しません...」
アヤカ「絶対に殲滅する...」
ブラック「アヤカさん...これを受け取ってください」
アヤカ「これって...ウッ...アッアァッ...」
ブラック「今日からあなたはヤツらからこの星を救う救世主になるのです
『ダークファウスト』としてこれから頑張ってもらいます...」
アヤカ「...力が湧いてくる」
ブラック「ダークファウストの力を甘く見ない方がいいですよ...」
アヤカ「ァァァァァァァァァッ‼」
アヤカは『赤き死の巨人』として活動を始めるのであった。
登場ビースト
フィンディッシュタイプビースト ノスフェル
体長 2m~46m
体重 ~3万7000t
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