立花響を勇者王にした狂人   作:のうち

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第1話

 私は獅子王マイだ。え・・・・・、それだけかって?

私という個を指す名称だ。それしか無い。

 

 私は科学者だ。専攻はサイボーグといったところかな。

一応は政府お抱えの研究者だから、それなりに金はあるし、年中、馬鹿みたいな予算を投じて、サイボーグ技術についての研究を行っている。

 

 そんなある日、私は政府からとあるものを分析しろと言われたそれがおそらくは私と無限情報サーキット、Gストーンとの出会いだ。

 

 それはとても素晴らしいものだった。ある特定の感情の波をキーにエネルギーを無尽蔵に引き出す頭のおかしい代物だ

 

 マジでやばいヤツ・・・・・、それとなんだが私は1年前に政府の同僚がやらかした聖遺物とやらの起動実験の際に起きたノイズ災害の被害者の治療に駆り出されたんだが、その時わたしは、1人の患者を助ける為にサイボーグ手術を行った。しかしただのサイボーグでは無い、動力源にGストーンを用いたスーパーサイボーグだ。欠損のひどい臓器はほとんど機械化してしまい、生身の部分は2割にも満たない。

 

 もちろん、両親にもこのことは話したし、臓器提供で助かる道なども言ったが、なんとも薄情なことかとも思ったがサイボーグ化で話を決めることにしたらしい。

 

 そして、サイボーグ手術を施して彼女はサイボーグとなったわけだが世間はそう上手くは行かないらしい。

 

 彼女の生存は、現在進行形で流行中であるライブの生存者をよく思わない連中もいたようで、Gストーンサイボーグであるあの子はあろうことか普通のガキンチョ共に虐めれているらしい随分となめられたもんだ。それにサイボーグの体のことで化け物扱い、力の加減もメンタルにやられて疎かになってきている。

 

 それから何やかんやあって、Gストーンサイボーグの体をメンテナンスする関係上、彼女を私が両親から預かる形に落ち着き、現在私の寝床兼研究室にて彼女の体のメンテナンスをおこなっている。

 

 「さて、そろそろメンテは終わりだ。調子はどうかな響くん?」

 

  「はい、先生のおかげで今も元気に過ごせています。」

 

「君も今年で15だ。進路はどうするつもりなんだい?」

 

 「実はこの身体ですし、高校に通うのは現実的では無いと思うんです。それで通信制の高校に進学して、先生のお手伝いをさせて欲しいんです。」

 

 「そうか・・・・・、考えておくよ。だが私についてくるならそれ相応の知識が必要になってくるし、なんなら今すぐに大卒資格を取れるくらいにはして見せよう。勉学に励んでいて仕事と両立出来ないのは違うからな。さあ、テキストを選んでこようかな。」と私と響はテキストを買いに本屋にいくのだった。

その後、私と響は本屋でテキストを選んで購入し、研究室に戻った。彼女は勉学に励む姿勢を見せ、私も彼女の進路をサポートすることを決意した。

 

日々のメンテナンスと研究のかたわら、響は通信制の高校に通いながら私の助手としても活躍していった。私たちは共にサイボーグ技術の向上を追求し、その可能性を探っていった。

 

やがて、私たちの研究成果が注目を集め、政府や産業界からも支援を受けるようになった。新たなサイボーグ技術の開発や、人間と機械の融合に関する研究が進展し、私たちは世界中でその功績を讃えられる存在となった。

 

しかし、技術の進歩と共に新たな課題も現れてきた。人々の間で倫理的な議論が巻き起こり、サイボーグとして生きる者たちの社会的地位や人権に関する問題が浮上してきた。私たちは、技術と倫理の両面を考慮しながら、これらの課題に向き合うこととなった。

 

響は成長し、自身の存在意義を模索していった。彼女はサイボーグとしてのアイデンティティを受け入れつつも、人間としての一面を大切にし、多くの人々に勇気を与える存在となったのだった。

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