ハイスクールD×D 七星の英雄龍と神獄の魔神 作:戦魔王ゼロ
イッセーが目的の世界に向かう前のことーーー
「ーーーあの憎き転生者ハンターが向かっているだと!?」
『ええ。しかも、あの兵藤一誠らしいですよ』
「ようやく、我らが邪神様の復活の手筈が整ったというのに!!」
一誠が向かっている世界で研究者らしき者達が、その動向を感知し、どうするか話し合っていた。
『我が主ーーーメルヴァゾア様が創りし秘術により、この世界の全生命体の
「どちらにして、完成させなければ、私達が殺されるーーー仕方ない、侵攻用の兵力として残して置きたいが、完成が先だ。私が使徒と共に兵藤一誠を迎え撃って時間を稼ぐ。お前は、その内に調整を終わらせろ!!」
『分かったわ!全ては、我が主の復活のため!!
「任せなさい。我が主を討ち滅ぼした怨敵、荒神零夜を滅ぼす為に!!!」
研究者の一人が一誠を迎撃するためーーー
「
狂劇の幕を開けた
「ーーー既に、この世界は
イッセーと巴柄が
安全の確認後【
そこは、大きな森の中だった。人の影もなく、木々が生い茂り、梟、烏といった鳥類や、鹿や馬、熊等の哺乳類、それに周囲には茸が自生している。
「師匠から貰ったデータと違うなーーー」
「ええ。データでは、科学技術が発展したが故に、起きた戦争によって、荒廃した世界。自然が下に戻るまでには、最低でも、あと10万年掛かると書いてあったわ。少なくとも、ここまでの自然が再生しているのは、不自然ねーーー」
そう言って、巴柄は帯刀していた一振りの刀を一閃する。
刀の銘はーーー
「
その言霊と共に振るわれた一刀は白い八つの龍と化し、世界中に飛び去った。
その後、白い光が世界を包み込むように光輝く。
光が収まるとーーー
「ーーー全員、
森と思っていた場所には、およそ1万人くらいの木のコスプレをした女性たちが立っていた。
他にもーーー頭に茸の被り物をした女性、動物の格好をした女性もいた。
全員、無表情であった。まるで、希望を奪われたかのように、彼女達から感情を感じることはなかった。
「ーーーとりあえず、この世界を乗っ取った奴を許さねぇ」
この世界の住人を見た一誠は、この光景を作り出した者を徹底的に潰す事を決意した。
その時だった。
「見つけたぞ、兵藤一誠!!」
突如、空間が歪み始めた。ワー厶ホールが形成されると、そこから一人の男が現れた。前に、零夜が見せた鐘のコスプレをした姿をしている。
「我が名はーーー」
「興味ねぇよーーー
一誠専用の大型銃剣ーーー【
それを薙いだだけで、赤いオーラが雷撃として放たれた。
【
「ーーー不意討ちにしては、馬鹿げた威力だ。私の命のストックを、ここまで削るとはーーー」
雷撃によって、男の半身が消滅していた。だが、時間が戻るかのように再生し、元に戻っている。
「邪神メルヴァゾア譲りの再生力ーーー眷属又は使徒確定だな。さっきも言ったが、名乗らなくていいぞーーー消すから」
「やってみなさい!!まあ、貴方の敵は、私だけじゃありませんがね?」
そう言って、鐘の部分を叩くと、そこから大音量の割れたような鐘の音が周りに拡散する。その音を聞いた
『我らが主の殲滅を開始するーーー』
一斉に、そう呟き一誠達に襲い掛かった。
木のコスプレをした
茸の被り物をした
また、動物の格好をした
その攻撃を、反撃もせず、神速にも等しい速度で躱し続ける一誠達ーーー
反撃もせずに躱し続ける理由がある。
「
「ーーージリ貧だな。そして、あの男は、おそらく、
「邪神の依代となった者が
そう言って、巴柄は
「逃がしてはなりません!!風よ、その者達を捕らえよ!!」
すると、イッセー達に迫る速度で、透明なマントを羽織った
その時だった。
『僕の可愛いイッセーに手を出すなんて、万死に値するよ』
『しばらく、大人しくしていてくださいーーー』
二人の可愛いらしい声が聞こえた。
それと、同時に風の
「メリュジーヌ!
そう言いながら、舟の甲板に着陸する。
そこにーーー
「やぁ、イッセー!モルガン陛下から頼まれてね、手伝いに来たよ!!」
「お待たせしました、旦那様。愚生も、及ばずながら力をお貸ししますーーー」
妖精騎士ランスロットことドライグのライバルであるアルビオンの腕から妖精となったメリュジーヌと、佐竹義重の子孫にして【人鬼】の異名を持つ女武者、佐竹
二人の笑みに、シリアスな表情となっていたイッセーの頬も緩む。
「ありがとう、二人ともーーーそれで、巴柄?見つかったか!?」
そんな二人にお礼を言ったイッセーは、即座に巴柄で問い掛ける。
「ええ。ここから数千km、離れた所に研究施設らしきものを発見したわ。おそらく、そこにいるーーー」
「分かった。ヴィヴィアン!そこにワープしてくれ!!」
『了解しました。
その後、
「研究所に向かったか!追い掛けるぞ!!」
イッセーを襲撃した男は、直ぐ様、研究施設に転移した。
その頃、研究施設では・・・・
「そろそろ、イッセーくんも来る頃かな?レイくんも後で向かうと言ってたから、楽しくなりそう!」
先程、男と会話を躱していた研究者ーーーローブを深く被っているため、顔や容姿が分からないが、声色から女性であることが伺える。
「明日は、レイくんの誕生日!その誕生日祝いとして、レイくんが開発した新たな
そう言って、研究者は手元にある端末を操作する。すると、突然、研究施設のモニターに、幾重にも拘束された蒼白い髪の少女の
この少女こそーーー
次回に話が伸びました。
次回、邪神VS 赫龍神帝イッセーと魔神零夜
明日は、私の誕生日兼ハーメルン投稿開始してから7周年となる記念の日です。何事も無ければ、当日投稿しますので、お楽しみに!