ハイスクールD×D 七星の英雄龍と神獄の魔神 作:戦魔王ゼロ
今度は零夜がやらかします。
新たな赤き龍の伝説を体現するために進化したイッセーの新たな
【
『覚悟しろ、邪神メルヴァゾア!!お前の企みもここまでだ!!!』
『クククッ、上等だ!!
再び、
『手始めに数を増やそう!何、貴様らは我を倒した英雄だ!!これくらいは、乗り越えてみせよ!!!』
そう言って、メルヴァゾアから虹色の光が漏れ出す。するとその光は研究施設を包み・・・
『・・・マジかよ』
イッセーは絶句した。
『固有結界・・・それに似た現象だろう。それに、ここにいる全員からメルヴァゾアと同じ反応がある。普通なら無理ゲーだな』
いつの間にか、外に出ていた。
正確には、自身が滅ぼして廃墟と化した国や都市を再現するメルヴァゾアの権能の一つ。自身の力をフルに発揮するために展開した固有結界に酷似した専用の戦闘フィールド・・・そこには、100万体くらいのメルヴァゾアが軍勢と化して零夜たちを取り囲んでいた。
しかも、絶望神サガとORTを霊基に内包した状態で・・・
『カルデアのマスターを絶望に叩き伏せた異聞帯ORTが軍勢として展開しているとか、笑えねぇなーーーガチで世界を滅ぼす気か?』
そう言って零夜は虚空から神々しい光輝と禍々しい暗黒を纏った一振りの剣を呼び出して、その切っ先をメルヴァゾアに向ける。
『それは・・・懐かしいな。かつて、我を討った刃・・・セラとアザゼル、そして、貴様の手によって完成した黒歴史を象徴する
その剣を見て、メルヴァゾアは歓喜する。
何故ならーーーその剣こそ、メルヴァゾアを滅ぼした究極の剣
【
邪神メルヴァゾアを討つために討伐したトライヘキサの骸と剪定等の原因で滅び去った世界ーーー通称、
母、魔神セラセルベスこと荒神零奈が遺した魔神の権能と父、アザゼルが培ってきた
『あの時は油断した。だが、二度も同じガラクタに負けるほど我は、弱くないわ!!!』
全方位から全てを無に返す邪神の権能ーーー
この権能によって、数多の世界が滅ぼされ歴史も、そして、その歴史に存在していたもの総てが消滅した。
その権能が自身に向けられている。
だが、零夜は動揺しないーーーそれすらも想定しているのだから
『そう言えば、あんたに本来の
突如、零夜の周りの空間が歪んだ。
歪みが発生したと同時に黒い本が現れ、その中を開いた。
本の中に書かれている一節が光を帯びた。
《祝え!!総ての
突如、声がした。
まるで、オーマジオウが発したような威厳のある男の声が、その一節を諳んじる。
『師匠、あれを使うのか!?』
それに対して、イッセーが動揺する。
何故ならーーー
『魔神となった時に、俺は、あの世界からは既に戻ることはできなくなった。もう世界の国際条約、法の管轄外だし良いだろ?』
『関係ないと思いますよ。それだけ、師匠の
『関係ねぇよ。とりあえず、イッセー・・・祝え』
『えぇ〜〜。あと、このやり取り、ある意味、あの方に怒られ・・・』
『祝えと言っている!!』
零夜の周りが黄金の光を帯びる。
それを見たイッセーはため息を吐く。
これ、止まる気ないわ。あと、常磐元首相にチクろう。
邪神メルヴァゾアの脅威はもとい、首相として日本を護り抜いた仮面ライダーの王であるオーマジオウこと常磐元首相に、この事を告げようと決意したイッセーは覚悟を決める。
『祝え!! 再び、戦場に舞い戻る神器の魔王の復活を!!!』
イッセーが発した言葉は、ある合図であった。
その言葉と共に零夜も、高らかに宣言する。
『我が身に宿した書こそ、全知全能の神が最期に造った神滅の器なりーーー』
その宣言に反応するように零夜の纏う鎧と剣が黄金に光輝く。
『
オーフィスとグレートレッドに自身が魔王であると宣言する。
『
各神話の神々の王達に自身の力の開放を宣言する。
『我が同胞であり、同じ神を滅ぼす器を宿す者よ!貴公達の力を借り受ける事を謝罪する』
イッセーを含めた
『我が親愛なる妻にして、原初の蛇として全知全能に呪われし魔女よ。夫として、汝の呪いを共に分かち合う事を誓う!!!』
零夜の妻の一人にして、聖書の神に呪われし堕天使、【
『我に王の力を与えし全知全能よ!貴方が見た絶望を、我が希望へと変える・・・故に、見守り続けよーーー』
最期に告げたのは、この神器を創り出した聖書の神にーーー
絶望的な未来は何とかするから、余計な事はするなよと皮肉を込めながら自身の力が正しく使うことを宣言した。
そしてーーー
『
黄金の光が零夜の全てを包むーーー
それと同時に空間の歪みも、この戦闘フィールド全域にまで広がった。
突然、黄金の光が白く、白く、白銀を彷彿とさせるような光に変わるーーー
そして、その光が人の形までに収束するとーーー
今度は、その光を包み込むかのように黒い光の柱が間欠泉のように発生した。
やがて、黒い光の柱が細くなり、消えると、そこにはーーー
『それが、
『仕方ないだろ?この
オーマジオウを彷彿とさせるような鎧を纏った者がいた。
そう、これが荒神零夜が持つ【
その名はーーー
『
【
零夜が宿す
『さぁ、邪神狩りの時間だ!』
メルヴァゾアに向けていた剣を地面に突き刺すと全方位に向けて、赤と白のオーラが展開される。
赤のオーラは焔となり、白のオーラは光となってメルヴァゾアが放った
【全てを焼き尽くす赤き炎よ、全てを溶かし尽くす白き毒よ!天を冠する龍の覇者の威光をもって、全てを蹂躙せよ!!!】
零夜の放つ真言により、その威力はさらに強化され、やがてーーー
それどころかーーー約半数のメルヴァゾアが、その炎と光に巻き込まれて消滅する。
『有り得ん!そのオーラは、おそらく二天龍の力だろうが、ORTとサガを宿した我が再生もせず消滅など・・・まさか、他の神器の力も併用して!!』
『そうだ。
地面に突き刺した剣に、翠色のオーラを流す。
【生命を司る杯よ!消滅した邪神の末端を再生せよ!!】
翠色のオーラが、全方位に展開される。するとーーー地面からメルヴァゾア達がゾンビのように這い出てきて復活したのだ。
何故か、駒王学園の女子制服を着てーーー
『師匠、あれも併用してるですね。
『そうだ。これは俺を裏切ったアイツが発現した力ーーーそのせいで、
制服を着たメルヴァゾア達に命令を告げると、無言で頷き、先程のオーラのぶつかり合いで消滅しなかったメルヴァゾア達に襲い掛かる。
『
『だからこそ、諸外国や他の神話ーーー身内すらも、この力を恐れて使用を制限させられたからな~あと、お前の敵は俺だけじゃないぜーーー』
零夜の挑発に、メルヴァゾアが警戒した。何故ならーーー
兵藤一誠は、何処だ!いつの間にか姿が見えぬし、感知もできない!!
まるでーーー存在自体も、この世界から消えた・・・
その時、メルヴァゾアの身体から一振りの刀が内部から出てきたように突き出てきた。
『いつの間に・・・』
自身の背後を見ると、そこにはーーー赤いローブに妖精の羽が生えた姿をしたイッセーが自身に刀を突き刺した状態でいた。
「
『鎧だけでなく、そのような
「能力の調整をした結果だ。あとトリアイナは、俺がただの赤龍帝だった頃の話だろ?強化された意味合いも込めてトライデントに呼び方を変えたーーー」
そう言って、イッセーはメルヴァゾアを、突き刺した刀を抜いて納刀する
『我の身体を貫くとは、さぞ力を持った神刀と見た銘は?』
「
そう言って、先程の鎧姿に戻る。
『師弟揃って化け物め!!だが、それでこそーーー我を討った英雄達だ!!!お前たちを倒し、我が眷属として永遠に酷使してやろうーーー可愛い人形のように愛でがいがある!!!』
『容姿は可愛い美少女なんだけど、中身が邪神なのがなーーー』
そう言って、イッセーは剣を構えーーー
『あんたを倒し、依代の子を救う!!』
『やってみろ!今度は、我が貴様の全てを奪い、支配してやる!!!』
再び、イッセーとメルヴァゾアの激闘が再開した。
今回は、零夜が本来使う神器の禁手化を焦点とした形の回になりました。あと、禁手化のモデルはオーマジオウです。
ちなみに、イッセーのチクりによって、戦いが終わった後、零夜はオーマジオウ、親友の光の英雄達に折檻されたとかwww
次回でメルヴァゾア戦最後の予定です。長くなってすいませんがお付き合いを!
次回もお楽しみに!!!