雷陽と黒龍   作:久遠れもん

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光の見えない道

 

 高台の練習場。

 

 日の沈み始めた様子がよく見え、向き合うように置かれた二つのサッカーゴールの片側の前に一人の少年がいるだけのその場所からは、天が絶叫を上げているかのような轟音とそれを引き裂く深い黒渦が、その少年がシュートを放つと同時に何度も鳴り続けていた。

 

「クソ……ッ! クソ……ッ!!」

 

 灰崎凌兵は、一球一球殴りつけるように自分の感情を乗せ続ける。

 

 ──灰崎は焦っていた。

 

 ──灰崎は怒っていた。

 

 ──灰崎は不安だった。

 

 今まで考えたこともない程の感情を抱える灰崎の身体を動かしているのも、そのような感情たちだ。

 自分が逃げてはいけない。自分が目を逸らしてはいけない。これは灰崎自身の問題だと、灰崎自身もわかっている。

 だからこそ、悩む。

 

 鬼道有人に出会い、稲森明日人に出会い、自分は変わった。

 茜を取り戻し、野坂悠馬を倒し、『天秤』を破壊することができた。

 

 色んな仲間が出来た。ライバル達と巡り会えた。

 

 代表になった。新たな仲間と出会い、戦った。

 

 

 

 

 ──そこから先は?

 

 

 

 

 灰崎の運命がそう問いかけてくる。夢のない子供に夢を語らせる母親のように、純粋で優しい笑みを向けてくる。

 

 

 ──今辿っているこの道は、何だ?

 

 

 自分が知らないのなら、誰も知るはずがない。そんなことはわかっている。

 なのに、問わずにはいられなかった。

 

「クソ──ッッ!!」

 

 灰崎の深淵が牙を剥く。運命の微笑みは歪みだし、己を蝕む闇に変わる。

 

 決して、夢がなかったわけじゃない。復讐……、友……、夢がなければここまで来れていないことくらい、灰崎自身もわかっている。これは夢があるないなどという話ではない。

 

 

 ──夢を叶えた後のことなんて、灰崎は一度もまともに考えて来なかった、というだけの話なのだ。

 

 

 せいぜい茜と共に何をして過ごすだとか。お金を稼いで親元を離れるだとか。灰崎のサッカーに関係のないことばかり。復讐のためにサッカーをしていたあの頃に思い描いた『その後』のストーリー。

 

 だが、今の自分はボールを必死に追いかけているではないか。

 

 その時点で思い描いた自分とは違う自分。もちろん、それがダメなことだとは思わない。夢見た、復讐の先にいた自分とは大きくズレがあるだけ。

 

「…………」

 

 灰崎はボールを置くと、倒れるようにその場に座り込んだ。自分の足の隙間から目を合わせてくる人工芝に灰崎がため息を吐き、ふらりと立ち上がった。

 

(明日人なら……、どうするんだ?)

 

 あんな風に、真っ直ぐにいられたら。

 

(野坂なら、どうするんだ……)

 

 あんな風に、賢くいられたら。

 

(鬼道、キャプテン、折緒、トゲ、モジャ……)

 

 自分以外の者達は、どんな気持ちで『星章学園』という称号を背負っていたのだろう。ボールを蹴りながら、灰崎はそんなことを考える。

 

 更にボールを蹴り飛ばした。シュートがバーに当たり、ボールが跳ね返る。

 

 彼らは、どんな夢を持っているのだろう。自分はまだ進み出したばかりで、まだ未熟者なひよっこなのだと理解させられてしまう。

 

「っ……、はぁ……。ぁ……」

 

 息を切らしながら、無意識に手を膝に置いた。誰にも見せられない敗者のポーズ。灰崎は自分がそんな姿勢でいることに気がつくと、すぐに手を離した。

 

「チッ──」

 

 小さく発した舌打ちが、コートの隅にまで聞こえた。

 

 灰崎は再びボールをその場に置き、脚から全体に迸る黒を纏う。

 溺れてしまいそうなほどの深淵が、灰崎の凶暴な一面をより大きなものにしているようにも思える。

 

(いける────!?)

 

 灰崎自身も完成形の見えて来なかった『この技』の特訓を始めて以来、初めての感覚。広がる闇の奥の奥、目が闇に慣れてきているのかもしれない。うっすらとだが『到達点』の輪郭を捉えられたような感覚を、灰崎は覚えた。

 そして、自分の胸の奥で主張を強めていく早鐘の音を無視しながら、灰崎は足を振り下ろす。

 

 その瞬間──。

 

 

「──止めておけ」

 

 

 一言の忠告の言葉。

 

 灰崎は動きを止めた。耳に入ったその言葉が自分の信じる人間のものだと気がついたのだ。

 小さく息を吐き、灰崎は己にその双眸を向ける者の元に歩み寄る。

 

「何の用だ。鬼道」

 

 鬼道は、灰崎への咎めるような厳しい視線を和らげると、優しく微笑む。

 

「今のお前がその技に到達してしまえば、二度と進むことができなくなる。俺の勘がそう言っていた」

 

 灰崎は「何だと?」と、吐き捨てるように呟くが、鬼道に意を唱えることはしない。

 鬼道有人という男は、自分に道を示してくれた存在でありながら、かつて『帝国学園』と『雷門中』で『フットボールフロンティア』優勝の歴史を重ねた確かな実績と実力がある。

 

 そんな男の『勘』だ。

 

 信じるまではいかないにしても、思考の内に置かない理由はない。

 灰崎は言い訳をするかのような考えを巡らせながら、鬼道に話す。

 

「勘? 何でそんなもの信じなきゃいけないんだよ」

 

 言葉だけは一丁前に反抗的な灰崎に微笑みながら鬼道は「すまないな」と、形だけの謝罪を述べた。

 

「──だが、かなり形になってきたな。勝ち進めば、予選のうちに完成出来るんじゃないか?」

 

 ならば何故止めたのか、と灰崎は思った。

 自分が世界と戦うために必要なピースがようやく揃ったような感覚があったのは初めてだったというのに。

 それに……。

 

「…………それじゃあダメなんだよ」

 

 灰崎の吐いた弱音に鬼道の表情が真剣なものへと変わる。

 

「──相手は世界。豪炎寺はもういねぇんだぞ……!」

 

 練習場の柵の外で緑が揺れた。

 

 ただでさえ、なぜ戦うのかわからないというのに、イナズマジャパンはピンチな状況。責任感だけでボールを追い続ける灰崎が動くには、世界という舞台は広すぎた。

 

「俺はこんなことでうじうじ悩んでらんねぇんだよ……」

 

 灰崎の焦りの表情が強くなる。鬼道が目を狭めた。

 

「豪炎寺だけじゃねぇ……。あの吉良ヒロトもだ……! 俺のシュート以外の能力はアイツよりも下、しかもアイツは発展途上ときてる……!」

「いつ抜かされているのかわからないからと恐れているのか」

「…………っ」

 

 灰崎が鬼道の言葉に押し黙り、鬼道は「そうか」とだけ答えた。

 

(稲森という『光』に並び立ったことで、進むべき道が見えなくなったか……)

 

 円堂という『光』に出会ったことで、『世宇子中』や影山との戦いに勝つことができた鬼道も一度、進むべき道が上手く見えていない時期があった。漠然と「日本一の次は世界だ」という意識だけでサッカーをしていた時期があった。

 無論、そんな時間であっても鬼道のサッカーは、彼の生活の大半を占めていた。とはいえ、夢を見ていた頃より、自分が戦えなくなった自覚もあった。

 そんな自分の新たな『光』を鬼道が見つけたのは、『バルセロナ・オーブ』との交流試合だろう。あの日の敗北が、屈辱が、鬼道を『強化委員』として歩む道を示してくれたのだ。

 

 あの日の鬼道達のような人生の帰路に、灰崎は立っているのだと、鬼道は理解した。

 

(なら──)

 

 鬼道が二人の間に流れていた沈黙を破り、突如灰崎の足元のボールを取り去った。

 

「──お、おまっ! 何してやがる!?」

 

 灰崎が困惑しながら、鬼道の方へ振り向く。

 鬼道は微笑むように灰崎に口元を上げた。

 

「お前の新たな『光』を見つける手伝いはしてやる。後はお前自身が見つけ、決めろ」

「『光』……? お前の言う『光』ってのは明日人のことだったんじゃねぇのか……」

「──さあな。それはお前次第だ」

「…………」

 

 灰崎にも思い当たる節があった。灰崎は、今の自分のなるべきものから考える。

 だが、灰崎がなるべきものだと思うことは、自分の身の丈に合っているのか自信がなくなっ──

 

「──灰崎。俺は、お前がイナズマジャパンのエースになれると思っている」

「……!」

 

 今、一番言って欲しかった言葉を、誰よりも灰崎を見ていた男から貰った。

 

 灰崎は前を向く。

 もう、吉良ヒロトに負けない。もう、豪炎寺がいないと嘆かない。そのために、新たな『光』を探すと決めた。

 

「やってやるよ……!」

「フッ、──来い!」

 

 普段通りの悪魔のような凶悪な笑みを浮かべ、灰崎が鬼道のボールを奪いに走り寄る。

 

 

(……だが一つ加えとくことがあるぜ、鬼道。あんたもまた俺にとっての『光』だ。眩しすぎるくらいにな)

 

 

 沈みつつある夕日で額を伝う汗を光らせながら、灰崎はその言葉を胸の奥にしまい込んだ。

 

 ◇◇◇

 

 

 

 ──夜。

 

 合宿所前に広がる湖のほとりで吉良ヒロトは一人、坂に寝そべり夜空の星々を眺めていた。

 

(…………)

 

 ──相手は世界。豪炎寺はもういねぇんだぞ……!

 

「チッ……」

 

 突然思い返されたのは、夕食の前に聞いた灰崎の言葉。偶然、居合わせて聞かされてしまった言葉。吉良は思わず半身を起き上がらせた。

 そして、灰崎が自分との小競り合いをしている時もそんなことを考えていたのかもしれない、と自分と灰崎との生活を振り返る。

 

「そんなもん考えてサッカーしたことねぇよ……」

 

 ため息混じりのその言葉が、静かな夜の空に放られた。

 吉良は髪を掻くと、もう一度ため息を吐き、上半身を再び大地に預ける。

 

 空の黒が、鼻を鳴らした吉良を笑っていた。

 

 夜の外気が、吉良の首に手を掛ける。

 

 そして、吉良の意識が遠のいて────

 

「──ッッ!!」

 

 苦しかった訳ではない。痛かった訳ではない。だが、ひたすらに空虚な感覚を覚えた。

 まるで、自分の道の先には『闇』しかないかのような空っぽな違和感。

 『家庭』という吉良ヒロトにとっての『闇』から離れ、『友』である基山達と共に歩むと決めた吉良にとって、その感覚は理解ができるモノではなかった。

 自分の胸に触れながら、吉良は安堵の息を吐く。

 

「──何してるんだヒロト?」

 

「うおおおおおおッ!?!?」

 

 夜空が割れ、日の光が出でるのではと思わされるほどの吉良の絶叫が辺りに響いた。

 

「……って、何だタツヤかよ……」

 

 都会の路地を通るくらいのことは平気で日常にできる吉良でも、宇宙人や幽霊といった超常現象に弱い。それを知っているはずの基山が吉良の様子を見て笑っていた。

 そして、一秒のうちに夜の暗さでも分かるほどに吉良の表情が赤く変わる。基山は泣き笑いを抑えると、吉良の隣に座った。

 

「韓国戦、何か思うことがあったんだろ?」

「……!」

 

 突然真面目に話し出したことにも驚いたが、それよりも見透かされていたことに驚いていた。

 

「『何か』……か」

「自分でもわかってないのか……?」

 

 吉良が黙り込むと、基山は優しく笑いかける。

 その表情に何か答えければという気になって、吉良は目を逸らしながら口を開けた。

 

「灰崎が豪炎寺がいなくなったことで焦ってたんだ……」

 

 吉良の言葉に、基山が興味を持って吉良の方を見つめる。

 

「俺はわからねぇ。誰かがいないせいで、自分が勝てないなんて考えたことなかった。あの日の雷門との試合だって、俺は元々お前のことを引っ張りながら勝ってやるって気でいた」

「ヒロト……」

「認めたくねーけど、灰崎(アイツ)と俺との実力差は五分だ。だから、灰崎が焦ってる今の状況で、何で俺はまだ余裕でいられるんだって……」

「──不安、か」

「…………まあ、そんなとこだ」

 

 吉良の悩み。それは間違いなく韓国戦で灰崎と並び立ったことによる影響だった。

 同クラスの灰崎が結果を急いでいる中、自分は行けると自信ばかりの状態で特訓を続けていた。

 それを試合前日に気がつかされ、揺らいでいる。

 

 自分は、世界に通用するのか? と。

 

 周りに置いていかれてしまうのではないか、と。

 

 自分のサッカーをする『理由』を探している。基山の『夢の助っ人』として自分の夢を追いかけたあの時のように自分を動かすきっかけとなる『理由』。

 それがきっと吉良の進む道に変わる。道さえわかれば、先にまちうけていた『闇』は『光』に転ずる、そう信じている。

 

 だから,欲しい。

 

 自分がサッカーにここまでのめり込めるのは初めてのことだから、まだ続けたい。終わりたくない。世界という大舞台の中で戦うための『理由』が、欲しい────。

 

「──多分……、ヒロトはまだ生まれたばかりの雛鳥……、ヒヨコみたいな物なんじゃないか?」

「は?」

 

 いきなり何を言っているんだ、と思った。

 吉良は自由になった。『家庭』からの評価に囚われないと決めた。その選択は、今までの『未熟者』の吉良にはできなかったことだと、吉良は考えている。間違いなく自分は成長しているのだと、先に進めているのだと、思っていた。

 懐疑的でどこか動揺しているような視線を向けられ、基山はふっと微笑んだ。

 

「ヒロトの中で色んなことがあって、きっとそれを乗り越えたんだと思う。もちろんそれはすごいことだし、オレはお前と戦えて嬉しかった……」

 

 『未熟者』の自分の成長した時のことを基山は懐かしそうに語る。

 基山の視線の先の夜空の星が光り、基山の言葉を肯定していた。

 基山が手を伸ばし、星を掴む。それに釣られるように吉良の視線は基山の空が握られた拳に向けられる。

 

「──けど、世界は広い」

 

 当たり前のことだった。当たり前のことすぎて、中々認識することがなかった。

 

「その広さに、まだ戸惑ってしまっているだけだ。お前なら、きっとすぐ方向を正せる」

 

 きっと、皆は知っている。

 なぜ、世界の舞台であんなにも必死に戦うのか、何を『理由』に戦うのか。

 

「──ヒロト、お前はいつかあの空の、あの星の、向こうをも超えていくような『究極のゴッドストライカー』になるんだ。そして、また、オレ達と共に歩む。そうだろ?」

「……!」

 

 それが『先導』ではないと、吉良はすぐに理解した。もっと肯定的になっても良いんだと、『“ゴッドストライカー”』である自分を疑うことはしなくて良い、と。

 

 応えられるかは分からない。だが、基山の信頼に答えない理由はない。

 今の自分に『理由』は必要だ。それが変わることはない。だが、前を向くだけなら、『理由』はいらない。

 

「ハッ、やってやるよ! 俺は『“ゴッドストライカー”』なんだからなぁ!」

 

 言葉に重ねるように道を通り過ぎた車の音すら断ち割って、吉良はそう宣言した。

 

 ◇◇◇

 

 

 

 数十分前、合宿所内選手部屋。

 

 基山と一星は各々の時間を共有部屋で過ごしていた。

 すると、携帯の画面を見ていた基山が、ふと立ち上がった。

 一星がそんな様子を不思議に思っていると、基山はそのまま部屋の入り口へと歩いて行く。

 入り口の扉に手を掛けた瞬間、思い出したように基山は一星の方を向いた。

 

「悪い、一星。一旦オレ行かなきゃいけなくて」

「わかりました。外に行くなら暗いのでお気をつけて」

「ああ、ありがとう」

 

 同室の基山が部屋から出て行き、部屋に一星だけが取り残される。

 灯りのついたその部屋で一星は机に向かって座っていた。

 

 ── わざわざ来てあげたよ? エンドウ・マモル、そしてイナズマジャパン

 

 それは、突然イナズマジャパンの合宿所に単独で現れ、イナズマジャパンに衝撃を与えたサタン・ゴールの言葉。一星の思考の隅で、どうも彼の行動が引っかかっていた。

 

(……奴が『使徒』なら、極力相手との交流は避けるべきなんじゃないのか……?)

 

 書いていた手紙を一度中断し、『シャイニングサタンズ』に関する情報の整理をしようとノートパソコンに手を伸ばした直後──。

 

 ──ブーッ。ブーッ。

 

 一星の携帯が着信を受けた。

 ベッドに投げ捨てられるように置かれていた携帯を手に取り、一星は画面を見た。

 

 ──【アジア予選第二回戦】

 

 一星は一人でいるのにも関わらず、外部に隠すように携帯に映されたその詳細を確認した。

 

「選手二人を、か……、一回目にしては面倒だな」

 

 言葉の通り心底面倒そうに、一星は呟いた。

 

 

 

 ──ブーッ。ブーッ。

 

 同時刻、東京。

 その部屋では灯りが消されており、三人分の人影があった。

 床に立つ二人とは違い、椅子に足を組んで座るサタンは、携帯を取り出し、その画面を見た。

 

 ──【アジア予選第二回戦】

 

「……来たね」

 

 サタンは首をゴキゴキと鳴らしながら、冷淡に呟く。

 そして、文を読み切ったサタンは鼻を鳴らすと同時にベッドへ携帯を投げ捨てた。

 

「サタン様……」

「一体、ベルナルド様は何と……?」

 

 従者のような口ぶりで、二人が恐る恐る尋ねる。

 サタンは小さくため息を吐いた。

 

「日本の選手達のデータを用意してくれ。すぐに相手の特定をする」

 

 サタンの言葉を聞いた二人は、サタンと互いを見比べるように交互に見ると、即座にそれぞれ動き出した。

 部屋にサタンが一人残る。睨みつけるような鋭い目つきで、サタンはベッドの上に転がる携帯を見た。

 

 ── なら、試合では俺が止めてやる!

 

 

「……明日の試合が楽しみだね。マモル……!」

 

 

 サタンは、イジワルな笑顔を浮かべていた。

 





 吉良ヒロト君が外にいた理由→同室の灰崎が寝るまで顔を合わせたくなかった。

 基山タツヤ君が外に出た理由→外をランニングしてた明日人とクララから連絡を受けた。

 ───

 ゴッド&デビルとかいう何があっても解釈違いの起こりそうなやつ。
 一応自分の解釈としては、二人ともアレスの天秤通じて、自分の『闇』から逃れた子達で、自由にやってるんだろうけどそっからどーすんの? っていう感じ。
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