【悲報】転生したら悪役のボスだった【俺には感情なんて必要無いw】   作:いしやき

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日常系が書きたかったはずなのに気が付いたらバトルしていた…。
何を言っているのかわからないと思うが、俺も何を言っているのか分からない…!

日常系むずすぎ。僕にはまだ早かったみたいだ…。


第2話 初めての相棒

どうも、ポケモン世界でもエネルギー問題があることに正直驚きを隠せない2歳児こと、アカギ君だよ。

 

ほのおタイプのポケモンに協力してもらって火力発電とかできそうだけど、そういう考え方自体ないみたいだ。

でんきタイプとかあからさまに発電できそうなのに、なぜ風力発電所を作っているんだ?

たにまって何のたにまだよ…ふーん、えっちじゃん(?)。

風力とかよりまずポケ力発電が先じゃねーの?と思ってしまう2歳児でした。

 

こりゃあ俺が変えるしかない…!

今までこの世界で誰も考えたこと、やったことがないということは、もしかすると奇異の眼で見られるか、ポケモン虐待だ!とか言われるかもしれんが世界をよりよくするためだ、ポケモンには協力してもらおう。

大体、マグカルゴとか体温一万度らしいので、ただ水浴びしてもらって発生した水蒸気でタービン回して発電すりゃあいいのに。

 

え?ほのおタイプは水が苦手?

でもほのおタイプでも水分補給とかするんでしょ?

なら水浴びもするでしょ。無問題。

思ったけどマグカルゴとか水分補給しないのかな…。

口に入れたとたんに水蒸気になってろくに飲めなさそうではあるが…。

 

というか風力発電は風力発電でひこうタイプに「かぜおこし」とかしてもらったらいいんじゃ…?

ボブは訝しんだ。

 

まぁ、とにかく、俺がポケ力発電という新たな発想を広めてやるぜ!

と新たな決意を胸にドンカラスのもふもふにダイブした俺はそのまますやすやと眠りに落ちていった。

 

 

◆□◆□◆

 

 

さて、そろそろ家の書斎にある本をほぼすべて読み終える頃合いだ。

このままだと二周目が始まってしまうが、このアカギの肉体に備わった才能なのか、復習とかしなくても最初の頃に読んだ本の内容まで覚えているのである。

復習いらずとかなにそれすごすぎ前世で欲しかった…。

 

とにかく、このままでは覚えている内容の本を読むしかできることがなくなって退屈な日々を送るしかなくなってしまう、それは如何ともしがたい。

本をねだることもできなくはないが、そうして買ってもらえるのは幼児向けの本だろうから金の無駄だ。

いくら両親が高給取りだからといって金の無駄遣いはしたくない。

となると、両親に何かをしてもらう、というカードは俺が幼児であることにより無効化されてしまう。

故に誰の力も借りずに俺が自ら何かをしなくてはこの退屈から抜け出せない…!

 

……そうだ、なんちゃって自由研究をやろう!

お題は、「ポケモンの力を動力とした何か」。

にしたいが、2歳はそんなテーマで自由研究しないだろう。

そもそも2歳が自分で研究しようとも思わないだろうが、まぁそれは許してくれ。

カバーストーリーは、「ポケモンが好きだから観察してた」、ということで家の庭にいるコイキングの観察だ!

 

 

 

「……」

 

「コッ。ココッ。」

 

「……」

 

「コッ!(ビッチャンビッチャン)」

 

「……」

 

「……」

 

「……」

 

お、俺は何をしているんだ……?

深夜テンションでコイキングの観察なんてやろうと思ったが、このコイキング、普通に魚だ…!

特筆すべき特性も何もない、圧倒的魚…!

こいつが、このアホ面が本当にギャラドスになるのか…?

 

……そうか!

急遽変更だ。

俺はこいつを、ギャラドスにするぞ!

題して、「コイキング、進化への道のり」…!

 

 

 

 

 

「あら、アカギが珍しくお庭で遊んでいるわ。」

 

「…本当か。もしかすると体調がすぐれなかったりするのでは…。」

 

「お外で遊べるってことは元気ってことじゃない?

そんなに心配ならアカギに聞いてみましょ。」

 

「…うむ、そうd」

 

「頑張れコイキング!お前ならできる!お前はやればできる子だ!

なんでそこで諦めるんだ!もっと頑張れよ!もう少しでできる!

もっと熱くなれよぉおおおお!!」

 

「「……」」

 

「コォオオオオッ!」

 

「いいぞコイキング!その調子だ!

いや、お前の名前は今からキングだ!

お前は「はねる」で空を飛べるぞ!!

頑張れ!!うおおおおおおおおおお!!」

 

「コォオオオオオオッ!!」

 

「「(アカギが頭おかしくなった!!

……ていうかコイキングが空飛んでる!?)」」

 

「あ、パパとママ、おかえり。

見て!キングが飛べるようになったんだ!」

 

「コッコッ!」

 

「…いいかいアカギ。

普通コイキングは飛べないよ。」

 

「え?でも飛んでるよ?」

 

「……うーん、飛んでるねぇ…。」

 

「そうか!飛んでるんじゃない、空を泳いでいるんだ!!」

 

「「…?」」

 

「さぁ行くぞキング!

最強への道は始まったばかりだ!!」

 

「コーッ!」

 

「あっこら、お外は危ないからダメ、ちょ、待ちなさーいっ!」

 

 

◆□◆□◆

 

 

仕事に行っている間にドンカラスがいるとはいえ外に出ることを危惧した両親はアカギを幼稚園に入れることにした。

なお、そこには幼稚園で一番強いガキ大将的なやつがいたのだが…。

 

「ふふん、ぼくのイシツブテがさいきょーだね!」

 

「(なるほど、低レベルのポケモンはほとんどノーマルタイプの技しか使えないからそこをメタっているわけか。

なかなか頭が切れるやつだ。

だがしかし、このアカギとキングの敵ではない!!

何故このコイキングが空中を飛べていたのか、それはこの技を身に着けたからだ!!

こうかはいまひとつだが威力85の技を受けてみろ…!)

いくぞ!キング!」

 

「ぷぷ、コイキングとかよわいポケモンつかってるのかよ!

おれのイシツブテにはかてn」

 

「《とびはねる》!」

 

「ココーッ!」

 

「イシツブテー!?」

 

※イシツブテ、レベル5程度。

コイキング、レベル20程度。

あくまで程度なのでレベル20程度だからといって進化したりしない。

 

 

 

 

 

 

 




エラばれたのはコイキングでした。
エラと選ぶをかけた激うまぎゃぐ…俺でなきゃ見逃しちゃうね。

チームメンバーはある程度決まってるけどアンケとってもいいかなと思わなくもなかったりしないかもしれない。
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