超次々元ゲイム ネプテューヌRe;TRANSFORMATION 作:投稿参謀
ルウィー基地襲撃に端を発する激動の一日も、ついに日が暮れて月夜の晩のこと。
プラネテューヌ首都の劇場の裏にある路地に、奇妙な人々が集まっていた。
数人の若い女性……しかも大半は少女と言っていい外見だ。
ネプテューヌ、ノワール、ブラン、ベール……ゲイムギョウ界の女神たちだ。
紫の女神の横には、教祖イストワールもいる。
「それで」
黙っていた一同の中で、ブランが一番に声を上げた。手当のおかげで傷は癒えたようだが、目には怒りがあった。
「それで、何故こんな所にわたしたちを集めたの……? 今回の騒動の説明を誰かしてくれるのかしら……?」
「うんうん、ちょっと待ってね。彼がしてくれるって言うから」
そう言うネプテューヌ……この場に全員を集めた張本人の視線の先に、一台のトラックが走ってきた。
赤と青のファイヤーパターンのトレーラーキャブだ。
さらに路地の反対側からは、銀色のスーパーカー『ソルスティス』を先頭に、その後ろには赤いミッドシップスポーツカー……高級スポーツカーの代表としてその名も高き、フェラーリと黄色いカマロ、そして最後尾に黒いピックアップトラック。
五台の自動車は、ネプテューヌたちを取り囲むように停車すると、ギゴガゴと音を立てて変形していく。
銀色のソルスティスは、バイザーをした小柄で流麗な姿の戦士に。
赤いフェラーリは両腕に鎌状のブレードを備えた曲線的な姿の戦士に。
黄色いカマロは何処か丸みを帯びた造形の少年的な戦士に。
黒いピックアップトラックは、両腕に砲を装備した筋骨隆々とした戦士に。
そして、トラックは古代の英雄を思わせる勇壮な姿へと。
変形を終えたトラック……オプティマス・プライムは膝を突いて視線を下げた。
「改めて自己紹介しよう。私はオプティマス・プライム。我々はサイバトロン星からやってきた金属生命体だ。オートロボット……オートボットと呼んでくれ」
「おお! なんだか素朴な響きだね!」
ネプテューヌがはしゃぐと、バイザーの戦士が躍るような動きを見せたあと、ベールの前に膝を突いた。
「よう、女神様!」
「その声……! あなたが、あの時のスターですの!」
「彼は私の副官だ。名称はジャズ」
「直接お目にかかれて光栄の至り、ってね!」
オプティマスが紹介すると、銀色のロボットはバイザーを上げてニヤリと笑った。
「次に武器のスペシャリスト、アイアンハイドだ」
「今日はついてるかい、お嬢ちゃんたち?」
黒いロボットは、腕の大砲をガンスピンよろしくグルグルと回してから砲口をネプテューヌたちに向けた。
「ちょっとよしなさいよ。恥ずかしい……」
「冗談だよ。俺のキャノン砲を見せたくてな」
「まったくもう……」
ノワールがそんな彼に対しヤレヤレと息を吐く。その姿からは、二人が気の置けない間柄であることが分かった。
「隠密行動と接近戦のエキスパート、ミラージュだ」
「…………」
続いてオプティマスが紹介したフェラーリから変形した赤いロボットは、言葉を発することなく腕を組んで佇んでいた。
そんなミラージュなるロボットを、ブランが睨む。
「あなた……基地が襲われた時、わたしを助けてくれたわね……」
「…………」
「一応、お礼を言っておくわ……」
「…………」
「おいテメエ、何とか言ったらどうだ……!」
「まあまあ落ち着いて! 次、次の人いってみよー!」
何を言っても反応のないミラージュに徐々にキレてくるブランを、ネプテューヌが宥める。
オプティマスは一つ咳払いすると、最後の仲間の紹介に移った。
「そしてバンブルビー、若いが優秀な斥候だ」
「『よろしく!』『蝶のように舞い、蜂のように刺す!』『それが俺だ!』」
ノリのいい音楽を流しながら、シャドーボクシングをしてみせるバンブルビー。仕草といい、どこか子供っぽく見えた。
そんな彼を笑顔で見ていたネプテューヌだが、気になることがあった。
「そう言えばさ、なんでわたしたちの言葉が分かるの? ギョウ界語教室でスピードラーニングしたとか?」
「インターネットを通じて言語を学んだのだ。それにこの世界の様々な情報……歴史や文化も。そして知った……友好条約のことを」
そこでオプティマスは、一歩前に出た。金属の巨体が動くと、女神と言えど気圧されて無意識に一歩下がってしまう……ネプテューヌを除いて。
未だ真っすぐに自分を見つめる女神に対し、オプティマスは驚くべき行動に出た。もう一度片膝を突き、胸に手を当てて深く頭を垂れたのだ。
少女の前に傅く巨人の戦士。
それは一枚の絵画のような、美しくも現実感の無い光景だった。
その姿を見て、オートボットたちがざわつく。特にジャズは慌てた様子で上官に声をかけた。
「おいおい、オプティマス! 何やってるんだ!」
「これは必要なことだ、ジャズ。私はこの世界の訪れるはずの平和を破壊してしまう所だったのだ……これは決して許されないことだ」
その顔には明らかに後悔の色が浮かんでいた。
「例えこの身がどうしようとも構わない。どうか、改めて友好条約を結び、この世界に平和をもたらしてほしい」
深々と頭を下げる金属巨人を見て、女神たちは顔を見合わせた。特にブランは酷く胡乱な物を見るような目をしていた。
一方で、ジャズはバイザーの下で赤いオートボット、ミラージュに目配せをし、ミラージュはそれを受けてゆったりと組んだ腕を解く。もしも女神たちがオプティマスを攻撃するならば、即座にこちらも反撃できるように。
そしてオプティマスの前に立つネプテューヌは……。
「うん、オッケー!」
『軽ッ!!』
明るく手を上げてオートボットの願いを承諾した。面食らったのも無理はない。
あまりにアッサリとしているので、その場にいるオプティマス以外の全員が口をそろえてしまった。
「ち、ちょっとネプテューヌ! そんな簡単に……」
「えーだってここで『だが断る!』みたいに言うのは違うでしょー。みんなもいいよねー!」
一同を代表してノワールがツッコミを入れるが、ネプテューヌはあっけらかんとしていた。
「……わたしも、
「わたくしも同感ですわ。オプティマスさんも紳士的な方のようですし、とりあえず、この話はこれで終わり……と言うことで」
ブランとベールも一応は同意する。ミラージュは再び腕を組んで一歩下がり、イストワールたちもホッと息を吐く。
ノワールはアイアンハイドが静かに頷くのをチラリと見て、そして遂に折れた。
「はあ、もういいわよ。あなたの好きにしなさい」
「うん、ありがとう! よかったね、オプっち!」
「感謝する……オプっち?」
事の成り行きを見守っていたオプティマスはもう一度頭を下げて感謝の意を示すが、聞き慣れぬ単語に目を丸くする。
「うん! オプティマス・プライムじゃ長くて言いにくいから、オプっち! どう? 気に入った?」
ニコニコと笑うネプテューヌにオプティマスはこちらも薄く微笑んだ。
それは金属のパーツが作ったとは思えない、柔らかな笑みだった。
「そんなふうに呼ばれたのは初めてだ。気に入ったよ」
「でしょでしょ! コンボイのほうがいいかなーとも思ったんだけどね!」
一方、驚いたのは他のオートボットたちだった。
「いやオプティマス、マジか?」
「いいじゃないか。親しみやすい」
アイアンハイドが目を丸くするがジャズは笑んだ。バンブルビーはピーブ音と共に両手の親指を上げ、ミラージュは少し不満げだった。
「それでさ、オプっちたちはどうしてこの世界に来たの? 観光旅行?」
和やかな調子で質問を投げかけるネプテューヌだが、オプティマスは表情を引き締め、立ち上がった。
「オプっち?」
「順を追って話したい。少し長くなるが……どうか聞いてほしい。この世界に危機が迫っている」
その顔からは、すでに先ほどまでの穏やかさはなく、代わりに歴戦の英雄らしい厳めしさがあった。
「私たちはスペースブリッジ……一種の空間転移装置の暴走により、この世界にやってきたのだ」
「待って、それはおかしいわ」
オプティマスが、この世界にやってきた経緯を説明していると、ノワールが声を上げた。
「アイアンハイドは……その、随分と昔に私と知り合ったの。でもあなたの話だと、飛ばされてきたのは、数日前のはずよ」
「詳しい説明は省くが、おそらく時空間に歪みが発生し、到着した時間と場所にズレが生じたのだろう」
「そして俺たちの中で転送されたのはオプティマスで最後。まさか、あんなド派手に出てくるとは思わなかったがな」
オプティマスの説明をジャズが継ぐ。
彼とミラージュは式典よりも数日前にそれぞれリーンボックスの都市部とルウィーの片田舎に、そしてバンブルビーは二人よりやや遅れて、プラネテューヌのあの中古車販売店の近くに転送されたのだという。
「そして、この危機を回避するべく、ベール様と接触させていただいたワケです」
「あら、わたくしはてっきり、恩を売っておこうとしたのかと。その恩も、ダンスの約束で消費してしまいましたし」
「女神様との一曲となれば、その価値はあるかと。それも飛び切りの美女となれば、殊更に」
「まあ、お上手」
慇懃な調子で一礼するジャズ、少し悪戯っぽい笑みを浮かべるベール。なんとなしに大人な空気を漂わせる二人だが、ブランがイライラとしていた。
「……で、あのヘリコプターや大サソリは何者なの? ……見たところ、あなたたちの同類のように見えたけど?」
その質問に、オプティマスは顔を引き締めた。他のオートボットたちも纏う空気が変わる。
「オプっち?」
「奴らは……確かに我らの同族だ。だが我々オートボットとは違う」
オプティマスは立ち上がって何処か遠い顔をした。その姿は、何処か古代の英雄像を思わせた。
「我らの星、サイバトロンはかつて偉大な文明を築きあげていた。だがある時……支配欲に憑りつかれた者が、軍勢を率い反乱を起こした。その軍勢こそがディセプティコン……我らの敵であり、今や君たちの敵だ」
「で、でぃせぷて、て……?」
ネプテューヌは言いにくそうにしているが、オプティマスは話を続けた。
「我らオートボットとディセプティコンの戦いによってサイバトロンは荒れ果て、死に瀕している……だが
ネプテューヌの目には、オプティマスの鋭い視線が、その『奴』を映しているように見えた。同時に、酷く苦渋に満ちているようにも。
「待って。それはつまり、あなたたちの厄介事を持ち込んだってこと……!?」
ブランが強い口調で問うと、オートボットの総司令官は頷いた。
「本当に申し訳ないと思っている」
「冗談じゃねえぞおい、友好条約の件はまだしも、それはそっちの都合だろうが! わたしらを巻き込むんじゃねえ!」
オプティマスは厳かに頷くと、ブランが怒りに任せて怒鳴る。他の女神やイストワールたちも、さすがに渋い顔になっていく。
そんな彼女たちの怒りを、オプティマスは甘んじて受け入れているようだった。
「だが、奴は君たちがどう思おうと襲ってくるだろう。ディセプティコンのリーダー……破壊大帝メガトロンとは、そういう奴だ」
メガトロン、その名前を口にしたとき、鋼鉄の巨人の顔に一瞬、酷い苦悩が走ったようにネプテューヌには見えた。
誰もが口をつぐみ、張り詰めた空気がその場を流れる。
「ま、積もる話はまた明日にしてさ、今日は色々あったし、原作再現の都合上夜も遅いし、もう寝よー。イベントを進めるには宿屋で休むのも必要だよー」
「あなたね……」
「いや、疲れてると考えも煮詰まっちまう。休んでリフレッシュってのも必要だ」
そんな空気など読まずに欠伸をするネプテューヌにツッコミを入れようとするノワールだが、アイアンハイドの言葉にハアッと息を吐いた。
実際、今日は色々とあってオートボット以外の全員が疲れていた。
「……それもそうね」
「それじゃあ、今日は
「ああ。お言葉に甘えさせてもらう」
「ええ、そうさせてもらうわ」
ノワールとオプティマスの返事に、他の面々も頷いた。イストワールはさっそく、教会に全員分の寝床を手配する。
ネプテューヌはこんな時でも、とても楽しそうだった。
「よっし、とっときのゲームがあるから、みんなで遊ぼー!」
「早く寝るんでしょ!」
ノワールが間髪入れずにツッコミを入れる。この二人、意外と相性がいいのかもしれない。
* * *
そんなワケで、オートボットたちは基地にお世話になることになったのだが……
「ロボットが増えたぞ!!」
「やったね〇エちゃん!!」
「やめろや!」
プラネテューヌの技術者たちは、やっぱりと言うか大歓迎ムードで、オートボットたちをいっそ困惑させていた。
「ロボットがいっぱいだー。わあ……!」
そんな大人たちに混じって、ネプギアがキラキラとした目で見上げていた。お泊りセット入りの鞄を肩に下げているあたり、どうやらこのメカ大好き女神候補生はここに泊まり込む気らしい。
「分解しちゃ駄目よ、ネプギア」
「……『勘弁してつかあさい……』」
だがその手にスパナが握られているものだから、付き添いのアイエフがツッコミを入れ、バンブルビーは本気で震え上がる。
「そう言えば、バンブルビー……さんはどうしてラジオで話すんですか?」
ネプギアのふとした質問に、バンブルビーに代わってその隣に立つオプティマスがそちらを見下ろしながら答える。
「彼の発声回路は、以前の戦いで破壊された。まだ修理できていない状態だ」
「……! ごめんなさい」
「『良いって良いって!』『気にしなーい、気にしない』」
頭の後ろで腕を組んで上体をプラプラさせる黄色いオートボットは、本当に気にしていないようだった。
彼にとってこの状態は、もう慣れたものだ。
「バンブルビーさん……ありがとう。優しいんですね」
「ビー『で』『オッケー!』『敬語も』『ノーセンキュー!』」
「うん、ビー」
微笑み合う二人を見て、アイエフはホッと一息吐く。
解体したいと言い出した時はどうなるかと思ったが、とりあえず仲良くなれそうだ。オプティマスも何処か満足気だった。
まだネプギアの手にスパナが握られているのは不安だが……。
だがそんな和気あいあいとした面々を、赤い色のオートボット、ミラージュは壁に背を預けて腕を組みつつ、どこか剣呑な目で見ていた……。
* * *
それからいくから経った頃。
このゲイムギョウ界の物ではない存在たちが通信越しに話し合っていた。
「チッ、どいつもこいつもしくじりやがって!」
その中の一体が金切り声に似た声でブレインに浮かぶ同類たちの映像を詰っていた。
『ふん! あれはオートボットに邪魔をされたからだ! それに、メガミとかいう肉ケラの力も侮れん!』
鼻を鳴らしたのは、ルウィーの基地を襲撃したあの黒いロボットだ。傍らにはサソリ型のスコルポノックもいる。
『ジャズの野郎、適当なトコで引き上げやがった。オートボットは逃げ足ばっかり早くていやになるぜ』
ゴテゴテと武装した迷彩柄のロボットも、腕を組んで不満げだった。女神専用機から飛び出したベールを砲撃したのは彼だった。
『ペットの人間どもが意外と厄介でね』
バンブルビーと追走劇を演じたパトカーから変形したロボットも、皮肉っぽく肩をすくめた。
『お前も
これまでとはまた別の、屈強な影の低い声がした。その声にパトカーロボは顔をしかめたが、すぐにニヒルな笑みを浮かべた。
『そういうお前は、こっちに来てから楽でいいな。仕事がなくて』
『テメエ……!!』
『やめんか、二人とも! こんな時に!!』
言い合いを始める二体を、黒いロボットが制止する。
「テメエら鎮まりやがれ! まったくそれとこれと言うのもメガトロンが悪いんだ! こんな妙ちくりんな世界に俺たちを連れてきやがって!」
『スタースクリーム、貴様! メガトロン様を侮辱するか!』
「事実だろうが!」
黒いロボットが怒声を上げるが、言われたスタースクリームなるロボットは止まらない。
「奴がスペースブリッジを使ってこの世界に跳ぶと言い出したんだからな! それにあの忌々しいオートボットども……!」
スタースクリームのブレインサーキットには、彼らの故郷……金属の月輝く惑星サイバトロンでの出来事が浮かんでいた。
巨大なスペースブリッジの起動実験の最中、オートボットが襲撃をかけてきた。ディセプティコンは応戦しそして、スペースブリッジが暴走を起こして、その場にいた者たちを飲み込んで、この世界へと転送したのだ。
『それでどうする? オートボットがメガミと組むとなると、やりにくくなるぞ』
「はっ! 肉ケラの助力が何だってんだ。そんなもんは問題にならないね!」
パトカー型の意見をスタースクリームはせせら笑う。彼にしてみれば、女神は恐るるに足らない相手だった。
「にしても、ここまで探しても見つからないとなると、メガトロンはもう死んでると考えるべきか。ならいっそ捜索を打ち切って……」
『スペースブリッジの完成のためにハ、メガトロン様が所持していル、コアユニットが必要』
スタースクリームの独り言を、嫌に平坦な声が遮った。機械的に変声されており、彼らトランスフォーマーからしても異様なほどに感情を排した声だ。
姿を見せない声の主に、チッとスタースクリームは舌打ちのような音を出した。
「サウンドウェーブ……!」
『コアが無い場合、サイバトロン星が存在すル次元への接続、不可能。捜索の続行を提案すル』
『そうだ! メガトロン様を見つけるのだ!!』
サウンドウェーブなる者の言葉にヘリ型も乗る。他の者は様子見しているようだ。
「メガトロン、メガトロンと……テメエらメガトロンがいないと何も……!」
『報告すル、フレンジーより通信あリ』
スタースクリームがイライラとしていると、そのことを意にも介さずサウンドウェーブが報告する。
『こちらフレンジー、こちらフレンジー! メガトロン様を発見! 繰り返す、メガトロン様を発見! 応援求む!』
『了解、応援を送ル。スタースクリーム、指示ヲ』
「…………」
『指示ヲ』
一瞬唖然としたスタースクリームだが、すぐに頭を切り替える。見つかったものはしょうがない。
この譲許判断の速さが、彼の強みではあった。
「……こちら航空参謀スタースクリーム。ディセプティコン、集結せよ!」
スタースクリーム……とある空域を飛行していたリーンボックスのステルス戦闘機に姿を変えたそれは、号令をかけると音もなく進行方向を変えた。
「バリケード、急行中」
けたたましいサイレンの音と共に街中をパトカーが疾走する。その車体後部には白抜きで『
「デバス……じゃなかったブロウルも向かう」
ある軍事基地で待機していた機関砲を備えた副砲塔やミサイルランチャー、地雷除去のための鋤でゴテゴテと武装した戦車がフェンスを履帯で踏み潰して動き出した。
「ボーンクラッシャー、出動」
また別の基地に控えていた地雷処理のためのロボットアームを備えた六輪の装甲車両が、エンジンを吹かして走り出す。
「ブラックアウト、参上……
ルウィーの雪原の上空を飛んでいた黒い大型輸送ヘリ……ルウィーの基地を襲撃した、あのヘリは、けたたましい音と共に旋回した。
オートボット集合とディセプティコン集結のシーン。凄く好きなのに、リメイク前では何故かやってませんでした。
次回、ずっとほったらかしのメガトロン編。