お隣の天使様と47都道府県を巡ってみた件 作:おみのSS部屋
時は8月16日、夏真っ只中である。
本来であれば暑さでやられているのかもしれない。
それでも、僕らの今は暑さにやられることはなかった。
「涼しいですね」
「それもそうだし、ながめがいいね」
ここはひまわり畑。
ひまわり畑といっても、日本各地に様々な場所がある。
今回目指したのは、北海道東部に位置する女満別にあるひまわり畑。
辺り一面にひまわりが広がっていて、目の前には女満別空港もある。
本数は多くないものの、運が良ければ飛行機とのコラボレーションも見ることができるような場所だ。
「わぁ……!ここを選んでくれたんですね!」
「真昼に似合うかなと思ってさ。ほら、白のワンピースもとっても似合ってる」
「えへへ、おみくんに言われると恥ずかしいですね……///」
真昼の顔が少しだけ赤くなる。
そんな話をしている間に、飛行機が発車する。
「あ、飛行機が離陸するみたいですよ!」
その離陸の様子を眺める。
なぜか感動している自分がいた。
「おおお〜!」
2人から声が上がる。
真昼は飛行機を見送った後、ひまわり畑の中に入っていた。
「おみくん、こっちですよ」
「あっ、ごめん!」
僕は急いで真昼を追いかける。
そこには見渡す限りのひまわりの中にいる、真昼がいた。
その姿は、女神のように見えた。
彼女はこの畑の管理人が持っている切っていたひまわりを数本持っていた。
「おみくん、撮影してください」
「えっ、今?」
「もちろんです」
彼女に急な撮影を求められたので僕は急いで撮る。
その姿はとても印象的で少し微笑んでいた。
彼女は手に持っていたひまわりを管理人さんに渡した。
「見渡す限りのひまわりですね」
「ほんと、ここに来て良かった」
空は雲ひとつない快晴だった。
これ以上ない天気が僕らを明るくしてくれる。
「おみくん、今日はこの後どこにいきますか?」
真昼が聞いてきた。
「今日はこのあとは日本最東端の駅にでも行こうかなって思ってるよ」
「私たちも、今回日本最北端と、日本最東端、その両方の駅にいけるのですね」
「楽しみだったりしてる?」
「もちろんです!おみくんと行くたびは楽しいに決まってます!」
「そっか。そう言ってくれると嬉しいし、今後も楽しみだね」
「もちろんです!」
真昼はとびっきりの笑顔を見せた。
こんなの、他の人には見せられないけど……
それでも、黄色にどこまでも染まる夏の風物詩を見てると、自然な笑顔が溢れていた。
「あ、もうそろそろ時間ですね」
「そうだね。名残惜しいけど駅に戻ろっか」
「おみくん」
「ん……?」
真昼は僕に耳打ちした。
「ここに連れてきてくれて、本当にありがとうございます」
「うん。これからまだ残ってる北海道旅行、楽しんでいこうね」
シュウウウウウン
飛行機が目の前を通って着陸した。
みなさんこんにちは、おみです。
この度は「お隣の天使様と47都道府県を巡ってみた件#1」を読んでいただきありがとうございます。
ついに始まりましたっていう感じがしてとても緊張しております。
最初の方はまた別の旅行記シリーズと併せて撮影しますので、ゆるめに撮影していきます。
更新頻度はそこまで高くないかもしれませんが応援していただけると嬉しいです。
本編について少し話すと、女満別空港の近くのひまわり畑は畑の中に入れないんですよね。
ただ、ひまわり畑という場所であることと、近さで選びました(笑)
もしかしたら、モデル地となっている本当の場所は違うのかもしれませんが、そこは皆様の寛大な心で許していただければ嬉しいです。
このシリーズの次の投稿は12月を予定しています。
次はどこに行くのかな?お楽しみに!