お隣の天使様と47都道府県を巡ってみた件 作:おみのSS部屋
「おみくん、ここはどこですか?」
「ここは仙台だよ」
私たちは今日は仙台駅に来ていました。
残念ながらホワイトクリスマス、ではないですし、天気もそこまで良いわけではありませんけど。
時刻は18時半。
私は周くんに買うお土産を、おみくんも実家に送るお土産などを買い終え、郵送が終わったところだ。
少し早く着いたから、仙台駅で買い物や少し早いご飯を済ませて、私たちは定禅寺通りに来ていました。
「ここが今日の目的地」
「ここが?」
「うん。あと30分したらわかるよ」
私たちが30分待ってる間に、人がぞろぞろとやってくる。
何か今日はイベントがあるみたいです。
「待ってる間寒いだろうし、カイロ、開けよっか?」
「そうですね。寒いですし。ありがとうございます」
私はおみくんからカイロをもらう。
おみくんが温めてから渡してくれたから、指先までとても暖かい。
私はおみくんにこんなことを言ったんです。
「ホワイトクリスマスをしてみたいです」
何を用意してくれてるのかな、おみくんは。
そんな中、時間が迫っていた。
「さ、間も無くだよ」
おみくんがわたしの通りの真ん中に立つ。
後ろから、おみくんのカウントダウンの声がした。
「真昼、前だけ見てて」
「さん」
「にー」
「いち」
私は少しだけ戸惑う。
「ちょ、おみくん!?どうしたの!?」
「ゼロ」
その瞬間、私の目の前には、無数の光が広がった。
これが、わたしに見せたかったもの……?
それは、無数の光が彩る、イルミネーションだった。
「綺麗……」
「これは、仙台光のページェント。毎年12月にここ、定禅寺通で行われるイベント」
「この景色を……私に!?」
「うん。さぁ、行こう」
「はい……!」
私とおみくんは手を繋いで、2人で歩く。
こうして外を歩いてると、おみくんの手の暖かさがを肌で感じられる。
でも私は、おみくんとの思い出を作りたかった。
だから手を離した。
「どうしたの?」
「写真……撮りたいなって……」
「周りの人に気をつけて撮ったらいいよ」
私は、おみくんのことを忘れて写真を撮った。
でも、おみくんのことも忘れてない。
「おみくん」
私は、自分にカメラが向いた状態でおみくんを呼ぶ。
おみくんは、すぐに分かったみたいで、少しだけ屈む。
「はい、チーズ」
と言って2人でパシャリ。
また1つ思い出になった。
「綺麗ですね!奥まで行ってみましょう!」
「うん。でも、せっかくだからゆっくり行こっか」
「はい!」
その後は定禅寺通りを2人でゆっくりと歩く。
その景色は本当に特別で……何にも変え難い、思い出になった。
「あ、鯛焼き屋あるけど真昼食べる?」
「いいですか?」
「うん、いいよ。何味がいい?」
「わたし、あんこがいいです」
「あいよ。買ってくるからちょっと待ってて」
私はおみくんが鯛焼きを買うのを待った。
でも空いてたし、すぐ戻ってきた。
「お待たせ。熱いから気をつけてね」
「はい。ありがとうございます」
2人でお店の外にあるベンチに座る。
『いただきます』
私たちは鯛焼きを1口かじった。
そこには、大量にあんが敷き詰められていた。
「おいしいです!」
「よかった。気に入ってくれて」
おみくんが笑顔になる。
するとおみくんがこう続けた。
「この鯛きちは、宮城県にしかない鯛焼き屋さんで、ずんだとかカレーとか、季節限定メニューも取り揃えてるお店なんだ」
「ここでしか味わえない美味しさに出会えて、嬉しいです。また食べたいなぁ……」
「最近は通販もやってるみたいだから、今度周たちと鯛焼きパーティーとかやってみたら?」
「ふふっ、いいですね、それ」
私たちは仙台を満喫し、その日は仙台で泊まった。
ホテルから眺めた外の景色が、今日は一段と輝いて見えた。
皆さんこんばんは、投稿主のおみです。
年末となりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
久しぶりの更新となりました。
実はこの期間撮影ができなかったので今日になってます。ご了承ください。
今回は仙台光のページェントでしたが、いかがでしたでしょうか。
仙台光のページェントは仙台駅から地下鉄南北線・泉中央方面に2駅先の勾当台公園駅が最寄りです。(仙台駅から歩けますが遠いです。バスは推奨しません)
勾当台公園駅の出口の通りが「定禅寺(じょうぜんじ)通」となっていて、その通り一面に広がってます。
冬限定、かつ東北地方ということで寒さ対策は万全にしてから行きましょう(雪はあまり期待しない方がいいと思います)
仙台といえば、牛タンや笹かまぼこ、海鮮がパッと思いつくでしょうが、実は鯛焼きも美味しいですよ。
本編にまで出てきた「鯛きち」というお店では、ずんだやカレー、栗モンブランなど季節限定メニューがあります。
是非食べてみてほしいと思います。(僕は何度も食べてます。鯛きちさん、すごく好きです)
仙台光のページェントや鯛きちについては特設サイトがありますので、点灯時間や季節限定メニューなどは下調べしてから行くとより楽しめると思います。是非皆さん行ってみてください!
12月遠征での撮影は実はここ1箇所だけです。次回は2024年2月に投稿予定です。それまで皆さんしばしお待ちください。
それでは皆さん、また次回お会いしまょう。