お隣の天使様と47都道府県を巡ってみた件 作:おみのSS部屋
本編だけでもわかるかと思いますが、こちらを読んでいただけると流れが少しつかめるのかなと思います。
ぜひ併せて読んでいただけたら幸いです
その日の夕方、僕と真昼は横浜駅に来ていた。
「この後はどこに行きますか?」
「そうだな、少し早いけど、これから夜になると混むと思うから先にご飯を食べようか」
「いいですね!食べましょう!」
「やっぱり横浜と言えばあそこだな」
と言って向かったのは東急の横浜駅。
「おみくん、ここからどこに行くのです?」
真昼は不思議な顔で僕を見つめていた。
とその時、電車が僕らの前を横切っていった。
「これに乗って終点に行こうか」
と言って、行き先を見てみると
「元町・中華街」
と書かれていた。
「中華ですか」
「うん。せっかくだし、中華の食べ歩きでもいいのかなって思ったり?」
「楽しそうで、おなかがすいてきちゃいました……」
「まあ、着いたらさらにおなかがすくと思うぞ」
昼に熱海で花を楽しんだその日の夜に僕らが選んだのは、元町・中華街。
駅について出口を出ると、目の前に中華街の街並みが広がっていた。
「け、結構人いますね……」
「はぐれないように気を付けてね」
「は、はい……」
真昼の顔が赤くなったような気がしたが、気にせず隣に並んで歩いていく。
そんな時、真昼が足を止めた。
「少しだけ、寄っていきませんか?」
「ああ、いいよ」
真昼の提案で少しだけお土産屋さんに向かう。
どうやら真昼の友達から頼まれているものがあるらしく、それが売ってるかを見たかったとのことだった。
買い物を済ませ、僕らはさらに中へと入っていく。
「いろんなお店がありますね……」
「気になってるものとかあったら、好きに足を止めてみていこっか」
「そうしましょう」
真昼と僕はさらに奥へと進んでいく。
歩く人の数が増えているように感じた。
「小籠包、食べますか?」
真昼が足を止めて僕に提案してきた。
「いいよ、食べよっか。いくつ食べたい?」
「2つ食べたいです」
「了解。待ってて」
「あ、ついていきます。はぐれるかもしれないので」
「それもそうか」
冷静になったら、夏祭りくらいの人だかりとなっていた。
これは待たせないほうがよさそうだと感じた。
「小籠包って、コラーゲンがたっぷりだから女性にも人気なんだよ」
「そうなんですか?」
「うん、おすすめの食べ方もあるらしい。食べ方忘れたけど」
「駄目じゃないですか」
少し頬を膨らませる真昼が本当にかわいかった。
そんなことを言ってる間に、小籠包が届いた。
「おいしそうです」
「舌やけどしないように気を付けてね」
「はい、割って少し冷ましてから食べましょう」
「そうしようか」
お店から、小籠包のおいしい食べ方のチラシを入れてくれていた。
初めての人にも楽しめるようにという配慮から来ていると思うが、とてもうれしいと思った。
「いただきます」
僕と真昼が一口かじる。
肉汁があふれると同時に、沢山のコラーゲンを食べてる味がした。
「おいしいです!」
「本当?来たかいがあったよ」
真昼がとてつもなく笑顔だった。
普段、濃い味を食べない真昼だけど、気に入ってくれて何よりだった。
「おいしすぎていっぱい食べちゃいそうです」
「あはは……味はいろいろあるみたいだし、ほかにもおいしいお店はたくさんあるぞ?」
「そうやって誘惑しないでください」
そんなつもりはなかったのに……
でも、真昼のかわいいところ見れたからいいやと思いながら二人で笑顔になる。
食べ終わったところで、次のお店を探していた。
「あ、ご当地限定の肉まんですって」
真昼は目がとまる。
「食べる?」
「はい、おみくんも一緒に食べますか?」
「そうだね、そうしよっかな」
と言って、僕も真昼と同じ肉まんを1つ買った。
その後も中華街を食べ歩きを満喫して、真昼ととても良い休日を過ごせたと実感した。
これから先も、真昼と一緒にどこか出かけたいと感じた。
皆さんこんにちは、up主のおみです。
この度は「お隣の天使様と47都道府県を47都道府県を巡ってみた件 #14」を読んでいただきありがとうございます。
投稿が遅くなりました。本当にすみません。
前回の続編としてこのお話を書きましたがいかがでしたでしょうか。
元町中華街は本当に食べ歩きで中華を楽しむことができるので、友達や恋人とぜひ行ってみてほしいなと思います。
さて、関東編が終わりましたので、次は東北編ですね。
ストックは2つありますので、そちらを書いていければと思います。
別で書いてる小説も本編が完結しましたので、しばらくはこっちがメインとなると思います。
ただ、今年の春は全くどこにも行ってないので、ストックがありません……(なんなら夏も行く予定はないという……)
まあ、その辺はおいおいうまいことやっていきましょう