お隣の天使様と47都道府県を巡ってみた件   作:おみのSS部屋

5 / 5
#22 アカオハーブ&ローズガーデン(東海道本線 熱海駅)

夏も真っ盛りとなった7月。

 

「暑いですね」

 

「こんな時は涼しいところですごしたいくらいだよ」

 

そんな話をしながら僕と真昼は出かけていた。

今日は東京から東海道線の普通電車に乗っている。

普段は出かけても東京近郊にしか行くことがなかったので、今日は少し遠くに行こうと思っていた。

 

「今日はどこに行きますか?」

 

真昼が横で聞いていた。

 

「今日は海の方に行こうかなと」

 

「海ですか!楽しみです!」

 

真昼が笑顔になる。この笑顔をずっと見ていたいと思うくらい、本当に素敵な笑顔だった。

電車で約2時間ほど揺られ、熱海駅に着いた。

 

「ここで乗り換えですか?」

 

「そうだね、ここからはバスに乗るよ」

 

2人はバスに乗り込み、バスで揺られること20分ほどで、アカオフォレストに着いた。

 

「今日はここに行こうかなと思ってね」

 

「早速入りましょう!」

 

入って最初にショップやレストラン、カフェがあった。

時刻もお昼時だったが、僕の食欲がなかったので、やめた。

そのまま園内に入る

 

「バスに乗ってください」

 

とアナウンスがあり、僕たちはバスに乗り込んだ。

 

「高いところにも行くのでしょうか」

 

「みたいだね」

 

バスに乗って1㎞ほど、上昇する。

その合間には、園内の様子が見え、綺麗な庭園が広がっている。

 

「どうぞ、行ってらっしゃいませ」

 

バスの終点に着き、ここから散策が始まった。

まず最初は、日本庭園を催した盆栽が置かれていた。

その盆栽の近くに、ちょっとした台と、スマホを置ける場所がある。

その場所にスマホを置いて、二人で写真撮影をした。

 

「このようなスポットってほかにもあるのでしょうか」

 

「あるのかもしれないね。散策しながら探していこうか」

 

二人でその後も散策を続ける。

すれ違う人を見ても、恋人が非常に多く、庭園を楽しんでいた。

カップルで撮るようなスポットが多く、僕と真昼もその場所では撮影をしていた。

空は快晴で、山の麓にあるため、海がよく見える。

真昼の今日の服装も青を基調としていて、とても輝いて見えていた。

 

「あ、ブランコがありますよ!」

 

真昼はその場所へ走っていく。

空中ブランコと呼ばれていて、SNSではとても有名な場所だった。

 

そのブランコの先には、綺麗な海が見えている。

その海も、真昼も、綺麗に映っていた。

 

「おみくん」

 

「ん?」

 

「こっちにきて押してくれませんか?」

 

真昼もこのブランコを楽しみたくて仕方がないみたい。

だから、僕が優しく真昼のことを押してあげる。

真昼の長い髪がなびく。

 

それがとても美しく見えた。

 

「おみくんもどうですか?」

 

「え、いいの?」

 

真昼がせっかくだからというので僕もブランコを楽しんだ。

そういや、僕が最初に真昼を見かけた時もブランコだったっけ。

そんなことを思いながら、懐かしい、子供の時を思い出したかのような楽しさがあった。

 

ブランコを楽しんだ後も、二人で庭園の中を散策する。

フランスやイギリスなど、各国をモチーフにしたガーデンや、撮影スポットなどがあり、とても満喫することができた。

何より、真昼と一緒に来たのがよかったのかもしれない。

ここに来てよかったと改めて思った。

 

「おみくん、何か食べますか?」

 

「そうだね、園内を散策しておなかが空いたかな」

 

そういって2人でカフェに入る。

カフェではお土産屋も併設されていて、スイーツや、限定のオリジナルグッズが置かれていた。

 

「何にしましょうか?」

 

真昼はショーケースの中にあるケーキを見ながら僕に言う。

悩ましいと思いつつ、僕はガトーショコラを、真昼はチーズケーキを注文した。

ドリンクは真昼がアイスコーヒー、僕はアイスティーにした。

 

イートイン用のお皿が木でできていて、とてもぬくもりを感じるデザインだった。

 

「おいしいですね!」

 

「こうした、カフェもたまにはいいな」

 

「そうですね!また地元で散策しましょう!」

 

アカオフォレストの散策が終わり、バスで熱海駅に戻った。

 

「この後はどこに行きますか?」




皆さんこんにちは、投稿主のおみです。
このシリーズも久しぶりの投稿となってしまいました。
お待たせしてしまいまして、申し訳ございませんでした。
天使様の公式サイトでは「アカオハーブ&ローズガーデン」と表記されていますが、正式名称は「アカオフォレスト」になりますので、調べる際にはご注意ください、バスで行く方は、バスの名前もアカオフォレストになります。
この場所は本当にカップルが多く、1人で行っていた私はとても恥ずかしかったですよ。
そんな中撮影を頑張ってしたので誰かほめてください(?)
実際の話、食欲は本当にありませんでした。ストレスによるものだと思います。
今は復調に向けて取り組んでいますが、再訪する機会があるのなら、レストランにも寄ってみたいですね。
イタリアンのお店らしいのですが、行ってみたかった……(泣)
ということで、最近はセミも鳴き始めて暑い日が続きますが、熱中症にはくれぐれも気を付けて過ごしてください。
それでは次話もお楽しみに!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。