今回は原作での夏油傑闇堕ち編突入です。
side:五条
「それでさ、悟の更生の件だけど」
「いや、俺は更生する必要ないから」
「灰原が最後に『鞄をピンクにしたら良い』って言ったんだよ」
「あいつは俺を何だと思ってるんだ…」
「それはアリだ。海外の刑務所で一面ピンクにしたら再犯率が下がったという話があったはずだ」
「俺は犯罪者じゃないからな!」
七海達の任務の件が片付いた頃、俺は硝子と夜蛾先生に調教されそうになっていた。
「よしっ……と。悟のケータイ、沢山ストラップつけておいたよ♪」
「全部サンリオ系統だろこれ!?更生の方向性が違うだろ!」
「ここはコミケで五条悟×夏油傑のR-18同人でも販売した方が良いか?」
「お前ら本当にやめろ!!」
「まあ、冗談はこれくらいにして……そろそろ本格的に考えないといけない時期だな」
「私は本気だけど」
「本当にやめ……おい、このクマのアップリケは何?」
私は裁縫が得意だから、手術の縫合とか。
「冥さんに相談したらいいんじゃないですか?そのエロ同人を悟に販売させたら金儲けできますよ」
「そうだな。それなら悟も更生するだろ」
「する訳なねぇだろ!!むしろ闇堕ちするわ!!」
「まぁ、今のところ『五条悟更生計画』について案が100程出ているから気長にやろう」
悟が絶望した表情をしているが一番ヤバいのは冥さんの「五条悟の裏モノAVデビュー」で、詳しく分からないけど獣姦?とか言っていた。
一番優しいのは歌姫先輩の「アニマルセラピー」だと思う。色んな動物とのふれあいで穢れた心身を浄化するらしい。
(まぁ、皆から速攻却下されたけど)
「とにかく!俺は更生なんて必要ない。なぜなら―――」
「なら悟の死体で呪骸作成ですね」
「そうだな。六眼持ちの無下限呪術を永久に呪術界で使えるなら申し分ない」
「そうするともう少し成長させた方が良いですね」
「だな。その方が呪骸の素材として良い状態になる」
「う、嘘だろ……こいつら、イカれてる……」
私の反転なら呪骸作成で失敗してもフォローできるし、歌姫先輩の術式で強化状態の悟を呪骸にできる。割と良い案だな。
「そ、そんことより!皆の大好きな傑はどうしてるかな!?」
「何?いきなり話変えた?」
「お前が人の事を心配するな。大災害が起こるだろ」
(キャバクラ行きたいな~。あそこなら金払えば良い気持ちにしてくれるらしいし)
「まぁ、傑なら普通に任務終わらせるでしょ」
「そうだな。それに内容も精々二級程度の呪霊討伐だ。これでミスがあるとは思えん」
「そういえば、歌姫も一緒に行ったの?」
「いや、先輩も行こうとしたら他の任務が入ったんだよ」
「じゃあ独りか」
「私の依頼で冥さんが同行することになったから」
やらないと今後治療しないと言ったら快諾してくれた。
「ちなみに依頼料は五条悟名義で1000万だ。既に五条家の方で処理したらしい」
「待って、俺知らない。そんな依頼料知らない」
「そして必死に任務を終わらせた歌姫も傑達について行ったらしい」
「そんなことより悟と傑の同人ですよ。冥さんに相談したら『売上くれるならやる』と乗り気でしたよ」
「そうか。ならその方向で進めよう」
「売り子に悟を設置すればその手の人間には好評ですね」
「それでPSTDにさせてから『真面目にしないと同人誌にするぞ』と脅す訳か。上層部も御三家も喜んで協力してくれるだろう」
悟が捨てられたチワワみたいな目でこっちを見ているけど無視だ。今は次回のコミケに向けた同人誌作成に忙しい。
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side:五条
呪術界の総力を挙げた『五条悟×夏油傑のエロ同人誌』の販売が決まりかけている。
しかも日本最大の同人即売会であるコミケで、俺が自分で販売させられることになりそう。
(待てよ。この計画には傑の賛同が必須だ。流石に一般家庭出身の傑に酷いことはしないはず!)
「傑も『親友の未来の為なら………………覚悟はでき、できて……い、ます』と賛同してくれたしな」
(絶対無理してるから!親兄弟を人質にされた奴の反応だから!)
「それでダメなら傑とのAV撮影ですね」
「先生!!俺は聖人君子に目覚めました!!今後は人類と呪術界のために全身全霊で活動していきます!!!」
「お前の言葉は信用できん。信頼ゼロどころか、マイナスだ」
「天元様と御三家の当主、学長達立会いの下で縛りを結びます!!それなら信頼性抜群ですよ!!!」
この際恥も外聞もどうでも良い。今は俺の貞操を守ることに集中しろ!
「悟がそこまで言うとはな。今すぐ各所に連絡しよう!」
そう言って夜蛾先生は教室を出て行った。
(そんな縛りなんて俺の圧倒的な呪力量・六眼・無下限術式の前では意味がない。そのうち破棄してやるさ)
「悟が真面目になったことを祝って傑が帰ってきたら遊ぶか」
「そうだな。(俺の貞操の死守を)祝ってパーッと遊ぼうぜ!」
いや~めでたい。くだらない話が片付いたんだ。
そう喜んで硝子と遊びの計画を立てていると、夜蛾先生が慌てて入ってきた。
「大変だ!傑達が村人100人を殺害した!!」
どうやら今日は人生最悪の日らしい。
親友と信頼する先輩(ついでに歌姫)が呪詛師堕ちした。
「……は?」
「どうやら三人の向かった村で呪霊が村人を殺害、状況から三人が居た時に現れた呪霊と断定された」
「それって、呪霊操術?」
「その可能性が高い。それに民家が破壊されていたらしい。どうやらそこには子供がいたらしい」
「子供?それじゃあ、子供を誘拐するために村を壊滅させたってことですか?」
「上層部はそう判断した」
「んなわけねぇだろ!!」
「悟。俺も…何が何だか分からんのだ」
何だよそれ。何であいつらが呪詛師堕ちなんてしたことになってんだよ。
「それで傑達は?」
「現在行方不明だ。現在は指名手配されている」
「そうですか……」
もしかしたら、もう手遅れかもしれない。
そう思うと急に体が重くなった気がした。
まだ何も解決してないのに……このまま終わってたまるかよ……!!
「……ふぅー……よし、大丈夫だ」
深呼吸をして落ち着きを取り戻す。
(今出来ることをやるしかないだろ!)
「……夜蛾先生、三人はどこに向かったんですか?」
「関東の山間部の村だ。かなり辺境の地とのことだ」
「分かった。直ぐに行くわ」
(待ってろよ、傑……!絶対に助けるからな!)
「ちょっと待て。そこに行っても意味ないでしょ。居たら捕縛されてるって!」
「じゃあ他にどうしろと!?どうせ上層部の陰謀か何かだろ!!」
「落ち着けよ、悟。少しは頭を使え」
「はぁ?頭を使ってどうにかなる問題じゃないだろ!」
そうだ。いくら考えても状況は好転しない。それよりも一刻も早く行かなければ三人がどうなるか分からないんだぞ!
「お前が行くなら私も行くぞ」
「……えっ?」
まさかの発言に驚いてしまった。
「私も同行する」
今度は夜蛾先生までそんなことを言い出した。一体どうしたんだ?いつもなら『勝手に行け』とか言うくせに……
「良いのかよ?俺と行ったら危ないかもしれないぞ?」
「お前の為じゃない。私は教師だ。生徒の安全を守る義務がある」
「それに私が治療できる範囲なら治せるし、最悪死んでも生き返らせてあげるよ」
マジかよ……こいつらツンデレなのか?それとも変な物食ったのか?いや、硝子は反転術式があるからそれはないか。
(もしかして俺のこと心配してるのか?)
そんな考えが浮かんだ瞬間、目頭が熱くなってきた。
(やべぇ……なんか嬉しいかも……)
「分かったよ……その代わり、死ぬなよ!」
「誰に言ってるんだ、バカ」
「安心しろ。必ず助けてやる」
こうして俺達は親友と先輩達のもとに向かう。
「やぁ、皆。お迎えありがとう」
校庭に幼女を従えた変態がいた。
幼女を連れ去る男子高校生はロリコン扱いで良いですよね?