聖姫騎士、もう一つの絆の力も手に異世界を駆ける 作:カオスサイン
Sideクーガ
「アルティメットマジシャンズ、お前達は大人しく下がっておくんだ」
「んなっ!?…我々が足手纏いであると?…」
「その通りだ、残存している魔人は元の人間性の性根が粗悪で尚且つ帰りを待つ人を持たない奴しか居ない。
よって人間には戻さずにこのまま殲滅する。
だが結局の所半端な覚悟しか持てていない奴に出しゃばられた所で救える者達も救えなくなる」
「そ、それは…」
「理解したならさっさとシュトローム達を避難させる為に退くんだ」
「分かりました…」
アルマジの面々にシュトローム達の避難を任せて撤退させ俺達は真の黒幕である糞執事野郎と彼に傾倒した魔人集団に目を向ける。
~推奨戦闘BGM「魔法戦隊マジレンジャー」♪~
「ほう、お前達だけで我々を相手取ろうというのかね?」
「そうだ!悪しき力に魅入られて欲望のままに傷付けるだけの糞野郎に遅れはとらねえよ!皆ぁ!いくぞ!」
「「ええ!/はっ!」」
俺は分身を二人出し、レオーネとフィズ、そして新たに力を得たミリアさんが構える。
「「「天空聖者よ!我等に魔法の力を!」」」
「「レンジャーキーセット!」」
俺とレオーネ、ミリアはマージフォンを掲げ、フィズがゴールドグリップフォンを携える。
そして俺の分身二人がゴーカイチェンジャーを構える。
「「魔法変身!<マージ・マジ・マジーロ>!」」
「魔法変身!<ゴールゴル・ゴル・ゴルディーロ>!」
「「ゴーカイチェンジ!」」
『マージ・マジ・マジーロ!』 『ゴールゴル・ゴル・ゴルディーロ!』
『マ~ジレンジャー!』
「!?な、何なのだ貴様等のその魔力の高なりは!?…」
変身を終えた俺達を目にしたゼストはたじろぎながらも問いかけてくる。
「赤き炎の魔法使い、マジレッド!」 「深緑の魔法使い(海賊版)、ゴーカイマジグリーン!」 「雷鳴の魔法使い(以下同版)、ゴーカイマジイェロー!」
「吹きゆく桃風の魔法使い、マジピンク!」
「たゆたう水の魔法使い、マジブルー!」
「輝きの太陽の魔法使い、マジシャイン!」
「「我等、スーパー戦隊が一つ!
溢れる勇気を魔法に変える!魔法戦隊マジレンジャー!」」
俺達が名乗りを上げる。
「小癪な!…所詮は虚仮脅しに過ぎん!者共かかれえ!」
「くるぞ!」
ゼストが他の魔人達に突撃命令を下し戦闘の火蓋がきっておとされた。
Sideレオーネ
「ひゃはは!お、女ぁ、その可笑しな鎧?なんぞ剝ぎ取って徹底的に辱めてやるよお!」
「今の私は体も心も全てクーガのもの!アンタ達みたいな輩になんかに!」
「な!?何だ此処は…」
「閉じ込められただと!?…」
「アンタ達如きに私の結界を破れるなんて思わない事ね!」
マジピンクに変身した私に対し下種な目を向けて来る魔人の男達に言い放ちながらバスターソードを構え閉鎖結界を展開した直後にマジスティックを構え呪文を詠唱する。
「く、糞っ!?…」
「皆纏めて吹っ飛べえ!トルネードクラッシュ!」
「「う、うぎゃあああ!?……」」
普段よりも風の魔力が更に強化されているおかげで魔人達はいとも容易く吹き飛び地面に激突して絶命した。
「ま、こんなもんって所ね」
私は結界を解除し一息ついた。
Sideミリア ~推奨戦闘BGM「」♪~
「へへへ!お高くとまっていた貴族サマがよお…」
「…」
人間としての心を取り戻し新たな力に認められマジブルーへと変身した私に元同胞達は下種な目を向けてくる。
「そのようなつもりは一切無いわ!…私は今度こそ人間としての矜持を全うする!
そして新たな愛の為に生きていく!」
「戯言を!泣き叫んで許しを請うてくるように痛めつけてやるよお!」
「だったら清き水の力で浄化してあげましょうか!」
私はマジスティックを構え突き出して詠唱する。
「<マジカ>!」
「ぐお!?…」
「はなば!?…」
水流弾を生成し彼等へ向けて撃ち出す。
ギリギリの所で数人には回避される。
「まだよ!<ジー・マジカ>!【ブルースプラッシュ】!!」
「「う、うわああああー!?……」」
隙だらけな所にブルースプラッシュを発動し発生した水柱に数人が巻き込まれ息絶える。
だが…
「はあはあ…」
「あら?耐えちゃったのが居るわね…」
「ミリア、お待たせ!♪」
ギリギリの所で耐えた者が数名居た。
其処にマジピンクが合流してくる。
「一気に片を付けるわよ!」
「ええ!複合魔法…」
「「【ストームスプラッシュ】!!」」
「ぎゃあああああ!?……」
マジピンクとの複合魔法により先程よりも激しい水嵐が残った魔人を殲滅した。
「さあ、クーガ達と又合流しましょう!」
「ええ!」
Sideクーガ ~推奨戦闘BGM「明日に向かって」♪~
「分身、マジシャイン!」
「おう!<ジー・ジジル>!【イェローサンダー】!!」
「ジー・マジカ!【グリーングランド】!!」
「<ゴールゴル・ゴーゴー>!さあ、負と悪の魔に魅入られし者達を討ち滅ぼし賜え!【ゴールデンシャイニング】!!」
「「うぎゃあああ!?……」」
マジシャイン達の魔法により魔人達の軍勢が次々と消滅していく。
「なっ!?…あれだけ居た配下達共が!?こんな馬鹿な事が!?…」
手駒達が殲滅させられたのを目にした糞執事野郎は目に見えて焦り始める。
「今だマジシャイン!」
「はっ!ゴールゴル・ゴーゴー!!」
「太陽ぅー!そして<マジ・マジ・マジカ>!喰らえ!複合魔法!【レッドシャイニングフレア】!!」
「ぐおおおおー!?」
マジシャインとの協力魔法を繰り出してゼストの野郎に突撃する。
奴は聖なる炎に焼かれ絶叫を上げる。
「や、やるではないか…だ、だが此方にはまだ奥の手があるのだよ!」
「!」
だがなんとか耐えたようで奴は懐から怪しげな小瓶を取り出してぐびっと飲み干した。
すると…
「フハハハハ!この力があれば何者にも敗北なぞせぬ…ぐ!?グオオオオオー!?」
奴は高笑いを上げながら化物の姿に変化したが明らかに様子が可笑しくなる。
一瞬の呻き声を上げたかと思うと奴の体はみるみるうちに巨大化していった。
「な、なんて大きさに…」
「恐らくシュトローム氏が作り出していた魔人の強化薬でしょう。
ですがどうやら副作用で完全に理性を喪失しているようです」
合流してきたレオーネ達は驚く。
「人の姿も心も捨てた奴に慈悲なんぞねえ!…更なる勇気の魔法で奴を打倒しよう!」
「あの程度の相手なら私が出る必要は無いでしょう、皆様御武運を!」
「「<マージ・マジ・マジカ>!」」
変身を解除したフィズが下がったのを見て俺達は新たな呪文を詠唱する。
「一気に決めるぞ!<マージ・ジルマ・マジ・ジンガ>!」
「「完成!マジキング!」」
一気に勝負をつける為に間髪入れずにマジキングへとなる。
「「<マージ・ジルマ・マジ・マジカ>!【天空魔法斬】!!」」
「グオオオオオオー!?……」
化物と化した糞執事野郎に何もさせずにマジキングの必殺技を繰り出して沈黙させた。
そしてこの世界での戦士探しを終えた俺達は次なる異世界へと旅立った。
夜霧の末路
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封印し弾にして大賢者超エキサイティング!
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