聖姫騎士、もう一つの絆の力も手に異世界を駆ける 作:カオスサイン
EPⅤ「次なる世界はⅠ」
Sideクーガ
「此処はどういった世界なんだフィズ?」
「此処は「即死チ」…」
「OK、それで十分だ」
フィズから異世界の情報を聞いて俺は頭を抱えた。
「何か物凄く物騒な言葉が聞こえた気がしたんだけど私の気のせいなんかじゃないわよね?」
「ああ、聞き間違いなんかじゃねえよ。
そもそも他の即死系なら俺達は行けないしなというか行く必要性が皆無。
この世界は本当にロクでもない人物は居るが群を抜いてあろうことか主人公であろう奴が一番の度し難い屑過ぎる野郎なんだよ…俺はおもわずリアルに原作をブン投げちまったぐらいなんだ。
だから俺も作品のほんとに序盤迄しか知らねえ」
「では御説明致しましょうか。
まずは一番の障害となる主人公である高遠 夜霧の排除は少々お待ち下さい」
「は?何でだ!?」
フィズの説明に俺は問い質す。
「それは宇宙魚と呼ばれる不死性の高いヴィランが出て来るからです。
いくら我々の力を以てしても封印するのが精一杯な存在なのですよ」
「ああ、だから其処迄は奴に下手に手出しするのは不味いって事なのか…」
「高遠夜霧の力は我々には一切効く事は無いですし奴がこれから殺してしまうであろう殺されるいわれのない人物達はバンキュリアや我が主君の力を以てすれば生き返らせる事が可能です」
「仮面ライダーズの力だな。
話を続けてくれ」
「では、二つ目に我々が成さなければならない事は奴のクラスメイトの一人である篠崎 綾香を此方で保護し不要な復讐心を持たせぬ事です」
「ああ、序盤の召喚事故で一度死んだけど何らかの力が介入して生き返ったんだっけ?
それで復讐って?」
「それは彼女や無能力といわれた者達を見捨てる事になった者達に対する憎悪です。
ですがこれはこの世界の真の黒幕である大賢者が企てた事で起きたものですので」
「只の八つ当たりでしかないという訳ね…その大賢者とかいう奴は後でしばき倒さないといけないわね」
「侵略者についてはどうすれば良い?」
「侵略者については意思疎通の出来ない極一部を除き無視して良いですね。
彼等は探し物をしているだけで大賢者がその邪魔をしようと召喚した異世界人達を戦いに駆り立てているだけなので」
「という事は賢者と戦う事になるのは確定か…」
「ではそろそろ行きましょうか。
恐らく高遠夜霧達の乗ったバスが召喚された直後の頃合いの筈です」
「ああ!」
方針を決めた俺達は歩を進めた。
「アレだ!」
目的の全壊させられているバスの中に屑野郎が居ない事を確認してから入る。
「バンキュリア!」
「はーい!」
バンキュリアに頼んで負傷者達を手当するのだった。
夜霧の末路
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封印し弾にして大賢者超エキサイティング!
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