聖姫騎士、もう一つの絆の力も手に異世界を駆ける 作:カオスサイン
Sideクーガ
「やっと見つけた!ユウキ、皆!…」
橘パーティーを探し出す為に少し先にあるダンジョンへと向かった俺達。
少し進んだ先でエリカが彼等を見つけ駆け寄ろうとする。
「!?え、エリカ!?…確かに死んだ筈だ!…」
「え、ゆ、ユウキ?…」
「こういう男だ…」
橘は化物でも見たかのような顔でエリカを見る。
「彼女は行きずった俺が持つ力で蘇生させた…橘祐樹、俺はテメエに言わなくちゃならねえ事がある」
「な、何故俺の名前をし…ぐぶふっ!?…」
「ユウキ様!?ユウキ様に一体何をするんですか!」
俺は彼に近寄ってブン殴る。
橘は思いっ切り吹っ飛んで茶髪ロングの美少女に介抱される。
「い、いきなり何をするんだよ!?」
「そうですよ!」
「ああ、君らは知らないんだったな…そこの君に関係有る事だ」
「え、私が何か?…」
「そうだ!」
俺はダークエルフの少女を指差し告げる。
「!?ま、真逆!…そ、それ以上言うなあー!」
~「EXCITE」♪~
「橘祐樹いー!テメエはそのダークエルフの少女を手に入れる為だけに一体どれだけの事を仕出かしたのかあー?それはだなあ…その少女が元々住んでいた村に襲撃をかけ壊滅させた後にテメエのスキルで洗脳したのだからなあー!」
「!?どういう事…私は戦災孤児でユウキ様に拾われて…」
「それはスキルで都合の悪い記憶を書き換えただけに過ぎない…」
「そ、そんな!?…」
俺の暴露にダークエルフの少女エウフェミアは頭を抱える。
「ああうあ!?…」
裏でやらかした非道を暴露された橘は狼狽するばかりだ。
「挙句の果てにはエリカの事を一切心配する事もせずにあっさりと見捨てるか…フン!」
「がばっ!?…」
俺は橘をもう一発ブン殴る。
「そんなテメエに多数を愛せる器量があるとは到底思えない…エリカを…いや彼女だけでなくそこのダークエルフの子と茶髪以外の子以外は俺が貰うぞ!」
「そ、そんな勝手を…」
「誰が反論を許した?と思った所だが納得が出来ないというのなら俺と決闘でもするか?」
「何?…」
「お前が勝てたら今迄通り彼女達を連れて冒険を続けるといいさ…但し負けたら俺が今さっき言った通りだ。
どうだ?」
「…受けてやろう!…」
「決まりだな…全力でかかって来るが良いさ!」
俺と橘は今後を掛けて決闘する事になった。
「俺のスキルで操った高レベル帯のモンスター共の力ならそう簡単には…いけ!」
「良いだろう、同じような戦い方でやってやるよ!レオーネ、コンパクトミラー!」
「OK!」
「よっと、変身!」
俺はレオーネから投げ渡されたミラーにVバックルを翳し仮面ライダー龍騎に変身する。
「っしゃっ!」
「それがどうした?いけモンスター共!」
「言っただろう、こっちも同じような戦い方をしてやろうと…まずはコイツでベントイン!」
<ADVENT!>
ドラグバイザーにカードを装填し読み込ませる。
「キイイイ!」
ダークウィングが現れる。
他ライダーの契約ミラーモンスターも呼べるようにしてもらっているからだ。
「はんっ!その程度のモンスター飽きる程見てきたぜ!」
こっちもな、というかミラモンをそこいらのモンスターと一緒にすんじゃねえ。
「やれダークウィング!」
「キイイイ!」
「!?」
ダークウィングが発する超音波攻撃によって橘の出してきたモンスター達は動けずいる。
「そんなものか。
来てくれ!ドラグレッダー!」
「ギャオオオオオー!」
「わ、ワイバ…いやドラゴンか!?だ、だったら!俺の物になれ!…」
アドベントを介さずにさっそうとやってきたドラグレッダーを見て橘は腰を抜かすが奴は糸を出しドラグレッダーを拘束しようとする。
「?」
「お、俺の洗脳能力が効いていないだと!?…」
どうやらギフトの力で洗脳しようとしたようだがドラグレッダーは意に介さない。
そりゃあそうだ、契約者以外には基本従わないのだから。
「それで終わりみたいだな。
決めさせてもらうぞ!」
<STRIKEVENT>
「ドラグクローファイヤー!!はあーーっ!」
ドラグレッダーと同時に右腕に装備したドラグクローから火炎を放ちモンスターを焼き尽くす。
ドラグレッダーとダークウィングは丸焼きになったモンスターの残骸を喰らいミラーワールドへと戻っていった。
さてと…俺は変身を解除して橘に近付く。
「く、来るなあ!?」
「ど、どうかお止め下さいませ!これ以上は…」
橘を庇うように茶髪ロングの子ステファニーが立ち塞がる。
「…もう二、三発ぐらいやっとこうかと思ったけどやめておこう。
それにそれ所じゃないか…」
「へ?…」
「…」
「あ!?…」
そうエウフェミアが鬼の様な形相で橘を睨みながら剣を突き付けていたからだ。
「え、エウフェミア様のお気持ちも理解出来ますがここはどうか穏便に!…」
「今更そんな男に復讐する気持ちなんて起きないわ…でも私にかけているデバフは解いてもらうから」
「わ、分かったから剣を降ろしてくれ!…」
橘は大人しくエウフェミアにかけていたデバフを解く。
「…あれ?そういえばチェルシーちゃん達は何処に?…」
そこでステファニーが他の仲間の姿が無い事に気が付く。
「ああ、エリカが殺られた直後に高遠の襲撃を命令したが…」
「馬鹿!今すぐにでも呼び戻せ!奴にはこの世界の者じゃ絶対に勝てないんだ!」
「あ、ああ…!?」
「遅かったか…急ぐぞ!」
橘はウィンドウ情報を見て顔を青ざめる。
俺達は一目散にホテルへと急行した。
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夜霧の末路
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封印し弾にして大賢者超エキサイティング!
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