追い詰められた顔で開脚
怒ったらプクーッ
あかねファンならこの三つは最低限身につけましょう
☆☆☆
個性的であるとか、可愛いとかさ、ある程度は良いけどさ、それにも限度ってものがなくない?
分かる、あんまり加減を知らない個性とか可愛いさってさ、言ってしまえば害悪でしかないよね?
プクーッって何あれ意味が分からないんだけど?もしかして私可愛いアピール?
「ぷくーーーっ」。え????シンプルに女の子に嫌われそうなヒロインヒロインタイプですね。
清楚な可愛い女の子が好きな人には人気あるのかな。
黒川あかねは可愛い。これは宇宙の真理だから仕方が無い。
スレチ
あのブスのプクーッにショックを受けて、ゆきちゃんオシッコ漏らして番組降板したんでしょ?
マジで存在自体が害悪
止めろ、その攻撃は鷲見ゆきに利く
ゆきちゃんが可哀相過ぎる、死んで謝罪しろ
あかねと中学で同じクラスだったけど、マジ皆に嫌われてたから笑
そんなに仕事無い癖に稽古がーとか
撮影がーとか学校早退して
絶対サボる言い訳に使ってた笑
男癖も酷くヤリマンって話笑
これ卒アル写真笑
(о´∀`о)
あかね嫌い、だって性格悪そうだもん
つかマジでブスじゃね?
と、ブスが言ってます
あかね信者ウザい消えろ
あかねのプクーッ見た?
ヤバくない?いつかやると思ってた
なんかいつも仕事があるからーとか芸能人ぶってさー
いちいちマウントとらねーと気が済まないのかって
マジ性格悪いし
自分はアンタ達とは違うからみたいな空気出してくるよねー
まじ最悪、死んじゃえばーか……
有馬かなさんちーす
人違いです
☆☆☆
気がつくと私の隣に座ったあかねが青い顔をしてスマホを見ていた。
「あかね、もしかして鷲見さん関係のこととか見てる?」
「うん、さっきスタッフの人に鷲見さんが番組辞めたって聞いたから気になって、ちょっと予想の斜め上をいく展開で驚いてる」
「……そう……あまりネットは気にしない方が良いよ?恋リアってネットが原因で50人近く自殺者が出てるって話だし」
「…それはそうだけど…なぜか私が原因で鷲見さんが今ガチを辞めたことになってて…今私が叩かれてる…意味が分からない……プクーッ?意味が分からない……」
困惑顔の黒川あかねも可愛い。
「それ黒川あかねが可愛いから腹立つムキーッって、女の子達の嫉妬が9割だから気にしても意味ないよ、可愛い女の子はみんな通る道だから」
俺の言葉に目をパチクリさせる黒川あかね可愛い。
「可愛い?私が?それはないよ、毎日鏡で自分の顔は見てるし、今までクラスの女子から可愛いなんて言われたこと無いもの」
素で言ってる素顔で素直なあかねが素敵!
「それは女の子は難しいから、例えば今ここに有馬かなが現れたとするでしょ?」
「かなちゃんが?今、ここに?何で?」
黒川あかねの顔と声が微かに険しくなる。
基本的に聖女な黒川あかねだが、唯一有馬かなを相手にした時だけは凡人になる。
凡人の気持ちを理解してもらうには凡人になってもらうのが一番だ。
「現れても不思議じゃないよ?だって私はかなちゃんが『今日甘』の撮影の時、演技の勉強の為にずっと見学してたし、かなちゃんだって何かの気まぐれで今ガチの現場を見たいと思うかも?」
「ふーん、あー、そー言えば、ネットでそーいうのやってたねー、確か吉祥寺頼子原作の『今日は甘口で』だっけ?」
いかにも興味薄そうな態度とってるけど、録画してガッツリ10回以上見てそう。拗らせ厄介ファン乙!
「そうそう、正直最初はかなちゃん以外どうなの?って感じだったけど、みんな凄く真剣に演技に取り組んでて、回を追うごとに少しづつ演技が上手くなっていくの、なんかそれ自体が青春ドラマみたいで感動しちゃった!」
「うんうん、確かに回を追うごとに、みんな上手くなってて、そこは私も感動した、メイキングシーンのピリッとした空気ってヘタな大作ドラマより迫力ある!」
ちゃんとメイキングまでガッツリ見てくれてるわけねw
「そうそう、今日甘はまず本編観て、メイキング観て、もう一度本編観たら3倍楽しめるってファンの間じゃ有名な話♪」
「むしろメイキングも含めて本編って人もいるよね!」
まぁ、最初からそれを狙ってマリンを撮影現場に同行させたわけだが。
「そう、今日甘はね、最初から実写ドラマと、若者達が役者として成長しようとして足掻く姿を記録に残す、実写ドキュメンタリードラマの二部構成だって鏑木さんが言ってた」
「それは嘘」
えっ⁉
「鏑木さんが顔面至上主義なのは業界でも有名な話だもの、あの人がやったのは有馬かなを起用して、顔の良い役者さんを揃えたところまで」
おお!リアル黒川あかねのプロファリング?
ファンのみんな!私、星野アイのハートは何時でもリアルよ!はあと。
「ならきっと優秀なブレインに恵まれたんだね」
「ごめんなさい、私、本当はアイが、有馬さんの後を着いて今日甘の現場に行くのは知ってた」
「謝ることは無いよ、私も別に秘密にしてたわけではないんだし、私は何時でもみんなのアイドル星野アイよ、飴食べる?」
飴を受けとると少し唇を噛み締めて、あかねが言う。
「私……今日甘の一話を見て直ぐに分かった、かなちゃんや役者さん達を動かしてるのは間違いなくアイだって」
そう言えば、星野アイってそこにいるだけで、現場の人間の心を一瞬で持っていくカリスマだったな、うん知ってた。実はあかねもそうなんだが。
「あかねがドラマを楽しんでくれたのなら嬉しいよ」
「少なくともかなちゃんは楽しそうだった、分かるよ、もの凄く目がイキイキしてたもの」
うっすら目に涙を浮かべる黒川あかね、頃合だな。
「そのかなちゃんが今ここに来たとして、今日甘楽しかった、かなちゃんの演技に感動した、かなちゃん凄く可愛かったって、正直に言える?」
「言えるわけ無いよ!私なら絶対にかなちゃんに負けない自信あるもん!私の方が絶対かなちゃんより可愛いもん!」
黒川あかねの「もん」戴きました、アザス!
「それだよあかね、それが女の子の気持ちだから、今の『言えるわけ無いよ!私なら絶対にかなちゃんに負けない自信あるもん!私の方が絶対かなちゃんより可愛いもん!』と言った時の気持ちを忘れないで」
「…………そうなの?」
「そっ、女の子ってね、みんな自分が世界一可愛くないと気がすまないやっかいな生き物なんだよ?」
「そ…そんな、わた、私はただかなちゃんにさえ勝てれば、他の子のことは別に……」
「大丈夫、あかねならかな先輩にも勝てるよ」
「本当!ならアイの目から見て、私はかなちゃんより可愛いの?」
「うん可愛い」
「やったーーーっっっ!!!」
「でもそれって全ての女の子達から、さっきあかねが有馬先輩に向けていたのと同じ感情を向けられるってことだよ」
「あっ……」
「自分の置かれている状況を理解できた?」
「うん」
可愛い可愛い
てへっ☆!