もう役者としては完全に黒川あかねが上の扱いですよね?
一例)15年の嘘、黒川さん、最初は主演候補、同じ主演候補の不知火フリルから格上役者扱い
演技はまだまだだけどルビーの気迫に譲る
有馬かな、星野アイの悪口言うメンバーの役
舞台役者>>>>>映像役者的な意図を感じる
☆☆☆
「こんな感じで良いかな?」
「完璧です、あ、写真ありがとうございます、お礼にパフェ一口どうぞ、はい、あーん」
写真を撮ってくれた通りすがりのおじさんに、スプーンでパフェを差し出すと、彼はファンに怒られちゃうよ、と言いながら手を振って去って行った。甘いのが苦手な人っているよね。
「とりあえずこれでファン向け彼氏彼女のアリバイは作れた、しばらくは安泰だけど」
自由だなぁ~♪
「ちなみにどっちが彼氏で、どっちが彼女?」
いわゆる立ち猫問題?
「もちろん私が彼女でアイが彼氏だよ、だってアイってTSヒロインなんでしょ?」
「あははは、それはあかねの好きな設定で良いよ」
まぁガッツリTSヒロインなんだけどね!こういうのは秘密にしとくのが魅力的なんだよね!ああ、自分だけの秘密は男のロマン!女だけど。
「じゃあアイはTSヒロインで将来は私にTS百合からのメス堕ち確定、モノローグも一人称俺使うのとか男っぽい語り口調禁止だよ?」
「あははは、あかねは本当に私の心まで読みそうで怖いなぁ、よ!この天才プロファイラー!プロファイリングのプロ!プロプロファイラー!」
だいたいリアル社会人男性は一人称私で敬語口調なんだけど、何故かTS小説になると、一人称は俺にしてくれ~、私は止めてくれ~、言葉使いは少年漫画の主人公口調にしてくれ~、て人多いよね?何のこだわり?あと今思いついたけど『私は一人称は私ではなくて俺が好きです』を英語に訳すとどうなるんだろう?
「その、よ!からの大統領!的な駄洒落混じりの囃し立て方がTSヒロイン感凄いんだけど、まぁ良いわ、アイのことは私がじっくりと時間をかけて、心の底から女の子にしてあげる、それがTSヒロインと付き合う上での一番の楽しみだもの」
良いねぇ~~~あかねに調教されてメス堕ちする自分を想像すると、下腹辺りがキュンキュンしちゃう!黒川あかねに監禁されるルート、あると思います!
ところで俺はどうでも良いけど、この会話さっきから隣のテーブルにいる、帽子とマスクとサングラスで変装した、MEMちょとみなみに全部聞かれてるけどあかね的には良いの?
まぁ某男性アイドル事務所の青少年性的被害問題を、マスコミ関係者が知ってて知らないふりしてた問題に比べたら、俺がTSヒロインとか誤差っすよ誤差!
あんな一般人すら知ってることを、マスコミ関係者が知らなかったとかあり得ませんからwwwwwwwwwww
これから日本のマスコミ関係者が大真面目に誰かの人格批判する度にみんなで指さして笑ってやろうぜ!
Do you like boys hip?
☆☆☆
「ところで例の件?もうアイには話行った?」
俺がこの先永遠に性犯罪を黙認してた日本のマスコミ関係者が、全世界から心底軽蔑される未来を嘆いていると、あかねが仕事の話を振ってきた。
「ユー、もうすぐデビューね、黙認問題?」
「そっちじゃない方」
「あっ『東京ブレイド』?」
「そうそう」
「来た来た」
あかねのモグモグプクプクを楽しみながら俺は話す。
「私が刀鬼の役で、あかねは鞘姫役でしょ?二人は恋人の役、キャスティングした人絶対狙ってるよね~~♪」
仕事の話をしながらも、俺はあかねのホッペタしか見ていない。百万ドルのホッペ。
ちゃんとホッペが見やすいように、髪を後ろで結んだあかねに感謝!
もちろん髪形もリボンも、会った瞬間キャンキャン褒めた。これ女の子の常識!ついでにホッペにチューした、こっちが本命。
「2.5はBL需要高いけど、私とあかねだとGLに成っちゃうよね?私はもちろん嬉しいけど、興行的にはアリなのかな?」
「最近BLはエンタメ殺しと言われて避けられがちなのよ、ゲームも漫画も腐女子に媚だしたら最後、だんだんサイレントマジョリティから避けられて衰退して行く、ということにエンタメ関係者達が気づいたの」
「百合は大丈夫なの?」
「百合好きの人はそっと見守るスタンスだから、妄想で百合カップル作って原作者にこの二人をくっ付けて、なんてやらないし、男女カプの男性キャラをひたすら叩いたりしない、だから大丈夫」
「節度って大事だね……」
「本来少年愛なんて、少女漫画の世界でひっそりやるべきジャンルなのよ、ひっそりだから美しいのに、腐女子と言われる人達は何も分かってない。スタンド バイ ミーを百回観て、もう一度少年愛の原点を学んで欲しいわね」
「私、あの映画観たら、感動して死にそうな予感がしたから、絶対に観ないようにしてたのに、有馬先輩に役者目指すなら一度は観とけって薦められて観て、感動で何時間も苦しんだ、苦い思い出がある。あの映画は健康に悪いよ、あっ、思い出したらまた胸が苦しくなって涙が止まらない、早く忘れないと、南無阿弥陀仏…南無阿弥陀仏…南無阿弥陀仏…」
「じゃあ苦しいのを治してあげる」
あかねが私の胸に手を添えて唇を重ねて来た。
二人ともパフェを食べてたから文字通り甘いキスになってる。
私とあかねは表向きは恋人同士だから、これはちっとも不自然じゃない。
あかねは真剣に恋人の役を演じてくれてるんだ、その気持ちに応えないと、恥ずかしがってはダメ、これは私とあかねの役者としての勝負なんだから!
私は心を鬼にしてあかねのキスを堂々と受け入れた。
☆☆☆
「胸の苦しいのは治った?」
「うん!ありがとう助かった!あかね大好き!」
お互いの唇が引く透明な糸を眺めて高揚した私への質問に、私は心からの本心で答えた。
思わずあかねに抱きつく私をあかねは優しく撫でてくれる。
やっぱり黒川あかねは天才だ、私へのキスも愛撫も、まるで本気で私を愛してくれてるようにしか思えない。
私の胸の苦しさはすっかり治まり、甘い感覚に満たされていた。
例えそれが演技だと分かっていても、私はあかねとビジネスカップルとして過ごすこの瞬間に、心からの幸せと感謝を感じている。
好きです、好きです、黒川あかね、私はあなたのことが本当は大好きなんです。
あなたには私の言葉が演技に過ぎないと、思われているのは分かっているけど、私があなたを好きで好きで好きで堪らない気持ちは本当なんです。
例えいつか別れる日が来るにしても、この気持ちだけは絶対に変わらない、好きだよ、あかね、私はただそれだけ、私はただそれだけで充分。
あかね、はしたない程、私星野アイは、あなたが好き
他には何も無い
あかね、好き
確かにアニメ一期だけ見れば有馬かながヒロインに見えるんですよ
なおブレイド以降……