艦これevolution   作:銀ノ森 睾

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第10話「大蘭演」

観衆「……………ボスが………負けた…………。」

 

観衆「そ……そんな…そんな事って…」

 

観衆「那珂ちゃんのファン辞めます。」

 

勝手なヤジが飛び交う。

吹雪は今にも気絶しそうである。

そんなさなか町田が拍手しようとしたその瞬間である。

 

那珂「うぅ、うううおおおおおおぁぁぁ!!!!」

 

血を吐きながら立ち上がる那珂。

フラフラの状態で吹雪に近づくと

 

那珂「お前らあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!何してやがんだァァァァァァ!!!」

 

那珂「私が負けたことより勝者に拍手でもしたらどうなんだぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!!」

 

吹雪の肩に手をかけ、吹雪の右腕を上に持ち上げる那珂。

 

吹雪「先輩………!!」

 

それを機に大きな手を叩き始めたのは意外や意外雪風であった。

そしてつられるようそれぞれが拍手をする。

会場は拍手喝采であった。

 

那珂「良いかァァァァ!!!!負けたとてこの私那珂は不滅だぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

ワーワー!!!ワーワー!!!

 

観衆「那ー珂ーちゃん!!!那ー珂ーちゃん!!!」

 

うおおおおぉぉぉおおおお!!!!!

 

那珂「それに今私のファン辞めるっつった奴!!!辞めるなら辞めるで勝手にしやがれぇぇ!!!」

 

那珂「去るもの追わず!!来る者拒まず!!それがモットーー!!また何時でもファンになりやがれ!!!!!」

 

うぉぉおおおおおおおおおおおおぉぉおおおお!

 

会場の熱は最高著であった。

 

町田「あの器量…。流石はボスやぜ。」

 

ヘヴィボーイ「ううぅぅぅ……感無量だぜ…!!」

 

雪風「カッコイイです!!!」

 

海崎「中々出来る事じゃねぇ!」

 

那珂「こんな馬鹿どもだから…………わたしが見とかないとダメなんだよね…。」

 

那珂「だからごめん。吹雪ちゃんの鎮守府には行けないかな………。」

 

吹雪「知ってたんですか…!」

 

那珂「うん。歌歌ってるとね、耳良くなるんだ。」

 

那珂の笑顔はとても美しかった。

 

那珂「この大会で私に勝ったの吹雪ちゃんくらいでね。この後時間ある?もしあるんならパーティでも開こうって思ってるんだけど…どう?」

 

吹雪「拳闘パーティじゃないっよね?」

 

那珂「ははっ、まさか。」

 

医療室━━━━━

 

電「ふぁぁぁぁ〜、ヒヤヒヤさせやがって…。こっちの心臓が痛いっての。」

 

睦月「すごい……!!!凄いよ吹雪ちゃん!!!」

 

野分「まさか…………ボスが負けるなんて………!!天晴れですよ…!!!!!」

 

これにて拳闘大会は幕を閉じた。

 

[newpage]

 

先程那珂が言った通り、催しが開かれることに。

皆皆で食事の用意、芸を披露したりなど本当にパーティであった。

 

ヘヴィボーイ「ちょいとそこいくお姉ちゃん!!」

 

海崎「俺のあそこを見ていって!!!」

 

2人はふんどし姿で踊っていた。

 

観衆「汚ねぇもんみせんじゃねぇぞ〜!!!w」

 

観衆「いいぞぉぉ〜!!!踊れ踊れぇぇ〜!!w」

 

五十鈴「もう……恥ずかしい…。」

 

町田から連絡を受け、かけつけた五十鈴は顔を抑える。

 

町田「お疲れ様、みんな。」

 

吹雪「司令官もお疲れ様ッスね。あんなデカい奴によく勝てましたね。」

 

町田「死にかけたけどなw三途の川見えたわwところでそっちのお嬢ちゃんは?」

 

睦月「睦月にゃしい!!!これからお世話になります!!!電に誘われてそちらの鎮守府に行くことにしたにゃしい!!」

 

町田「おっ!!!スカウト成功か!!!!良くやったぞぉ電〜!」なでなで

 

電「かぁぁ〜っっ!!!汚ぇ手で撫でるななのです!!そっちのチンチクリンはなんなのです?」

 

雪風「雪風です!!!よろしくです!!!」

 

吹雪「よろしく。お互いに豊作あったんすね。」

 

町田「それは良いとして…………那珂ちゃんに話があるの………。どこやろか。」

 

那珂「那珂ちゃんをご指名〜?☆今日は多いなぁ〜♪」

 

町田「おっと!可愛いのにあんな強いとはなぁ!それはさておき…単刀直入に聞くぜ。なんでこんなギャングタウン作ったんや?」

 

那珂「…………最初の目的は皆を守るためだったんだけどね…。必死でさ。それが…調子乗っちゃったんだろうね…。」

 

ぺこりと那珂が頭を下げる。

 

吹雪「じゃあラーメン屋も他所から来たもんから守るために?」

 

野分「えぇ。最近は深海側に寝返る人間も居ますからね。他所から来た人の詳細がわかりませんから…。」

 

那珂「でもこれからは緩くするよ…。あそこ美味しいもんね…。」

 

町田「それが良いさ…。」

 

ニコリと笑う町田につられ那珂ちゃんもスマイルである。

 

ヘヴィボーイ「おおおぉぉい!!!お前も踊らんか慎太郎おおぉぉ!!!」

 

海崎「勿論脱ぐんだぞー!!」

 

町田「おっと!!!ご指名入ったぜ!!!お前ら見てろよ!俺の肉体美を!!!!」

 

その場で脱ぎ始めた町田をどつく電と吹雪。

それにまた周りが笑うのであった…。

 

[newpage]

 

町田たちは帰る支度を終え、ギャングタウンの入口に集まっていた。

 

町田「さてっと……」

 

吹雪「じゃあ私たちは帰ります。また来させて貰きますよ。」

 

那珂「こっちのセリフだよ!また絶対来てよね!!それに……」

 

ヘヴィボーイ「お前らがピンチの時は呼んでくれ!!!!駆けつけるぜ!!俺らゴロツキどもがよぉ!!!!」

 

ゴロツキども「おおおおおおう!!!!」

 

町田「頼もしいぜ!!!!資材とお金もありがとうな!!!!!じゃあな!!!!!!!」

 

野分「次はわたしが勝ちますからね電!!!!」

 

電「ケッー!!やってみろなのです!!」アカンベー

 

海崎「ホントにありがとうなーー!!!」

 

五十鈴「また食べに来てよね〜〜!!!」

全員が手を振る。

また会えることを約束し。

町田たちは資材と現金が入った荷物を背負い、その場を後にした。

 

拳闘大会編〜【完】〜

 

檻巌鎮守府所属艦娘

吹雪、電、睦月、雪風

 

提督

町田慎太郎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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