艦これevolution   作:銀ノ森 睾

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第102話「戦艦レ級」

レ級「良し………!!!着いたわね!!!」

 

汗だくで睨みつけるは深海死柱。

何がなんでも短時間で4本潰さなければならない。

しかしレ級の計画を嘲笑うかのように柱からはワラワラと虫のごとくlostbarnの深海棲艦が湧いてきている。

止まる目処など知らぬように。

 

レ級「舐め腐りやがって…。」

 

自衛隊「なんだこの深海棲艦は!!!単独で動いてるぞ!!!」

 

自衛隊「それに見た事ねぇ型だ!!!幹部か!!?!」

 

レ級「えっ!!??!!?ちゃうちゃうちゃう!!!!!私仲間!!!敵じゃ無いわよ!!!」

 

頭を抱え慌てるレ級。

何も考えずに駆けつけてしまった。

自衛隊たちが混乱するのも当然だ。

サジタリウムのアサルトライフルを撃たれ足元をバタバタと動かし回避するレ級。

取り敢えず話を聞いて欲しいがいきなり現れた深海棲艦。

港湾棲姫や駆逐棲姫などと違って最初から居なかったのだなら仕方ない。

 

レ級「話聞いてェェェェェェェェ!!!!!!」

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

砲撃の嵐が自衛隊と艦娘たちを襲う。

駆逐棲姫のバリヤー、そして北上や阿武隈の魚雷拳による防御、それぞれが砲撃に対し行動。

赤城は本部しかり丹生川上神社を守るべくセントリーガンの如く死守。

 

赤城「ハァ…ハァ…!!!!!切れた!!!次お願いします!!!」

 

自衛隊「了解ッッッッッッ!!!!なッッッッッッ!!」

 

目の前からイ級ヘッドやゴリアテが攻め込んでくる。

いくら赤城が攻撃を仕掛け蹴散らしているとはいえ数や勢いは向こうの方が上を行く。

加賀は何かを剥がし急いで赤城の口に放り込む。

 

赤城「何これ!!??!モムモム………………ッッッッッッ!!!!!」

 

赤城のベロが大きく何枚も伸び、ネバネバとした粘着質な物質をヨダレに纏わせる。

襲われそうな自衛隊たちを舌でこちらに避難させたり、ゴリアテや深海棲艦を粘着で纏めて放り投げたり忙しない。

 

加賀「気持ち悪ッッッッッッ!!!!!!」

 

自衛隊「ひでぇ!!!!加賀隊長!!!仲間ですッッッ!!!!」

 

ズドドドドドドドドッッッッッッ!!!!!!!!!

 

加賀「赤城さんもう良いですよ!これ飲んでください!!!」

 

グビッッッッッッ!!!!!!!

 

赤城「ンボボボゴボボッッ!!!!!」

 

次は飲み物だ。

しかし加賀は無理やり1リットルそして10本の飲み物を赤城の口に無理やり突っ込んでいるので赤城は白目を向いている。というか多少泣いている。

口から零れているもののやはりこの状況。そんな事は言ってられない。

 

自衛隊「赤城隊長死にますって!!!」

 

加賀「こんぐらい大丈夫ッッッッッッ!!!!!」

 

全て飲みほした赤城は口から超高圧ハイドロポンプを口から発射。

前方は深海棲艦を巻き込み大爆発。

次々に蹴散らされていく。

 

加賀「汚いなぁ…。」

 

自衛隊「アンタが飲ましたんでしょ!!!」

 

赤城「ハァ………ハァ…………。」

 

白目で涙を流し、鼻水と涎が垂れたまま肩で息をする赤城。

若干日頃の恨みを晴らすかのように次々に口に食べ物を詰め込む加賀であるが、そろそろストックが切れそうでる。

 

加賀「そろそろ無くなりますね…。それじゃ、行ってきますね。少しの間、頼みます!!!」

 

自衛隊「了解ッッッッッッ!!!!」

 

シュンッッッ!!!!!!!

 

加賀は一瞬のうちに消えてしまった。

 

シュバッッッッ!!!!!!

 

加賀「雲龍さん!元木さん!!!パン残ってますか?!!」

 

雲龍「残ってるわ!!!それどころか!」

 

元木「子供たちと一緒に作ってます!!!どんどん持っていってください!!!」

 

ありがとう、と笑顔で感謝しコンテナを持ち瞬間移動。

加賀の解放能力なのだろう。

次々に移動し食べ物を回収する加賀。

 

加賀「よし…………一旦戻るか…。これぐらいあればなんとか持ち……………」

 

加賀「!!!!!!」

 

ドガァァァァァァッッッッッッッッ!!!!!!!!

 

加賀「ガッッッグッッッ!!!!!!!!!!」

 

食べ物を撒き散らし吹き飛ぶ加賀。

何かが激しく衝突したかのようだ。

なんとか受身をとり何があったのか周りを見渡す。

 

加賀「誰だお前…………………………。」

 

深海日棲姫「私は深海日棲姫ぃぃ……………。あぁ……酋長様…この役立たずの私めに…………また…またチャンスをおさずけになられるのですね………………!!!!!!」

 

加賀「……………………まるで新興宗教ね。」

 

加賀「赤城さん…皆さん…少しの間だけ待ってください…。すぐに向かいますので…。」

 

復活し深解死柱から出てきたのだろう。

深海日棲姫が加賀の行く手を邪魔だて。

拳を息を吹きかけ構えを取る加賀。

次の瞬間拳と拳がぶつかり合った。

 

[newpage]

 

レ級「なんとか分かってくれた…。」

 

タンコブを何個も頭につくり、顔が少し腫れているレ級。

少し泣いている。可哀想。

しかし必死の説得の末なんとか自衛隊たちに味方だと言うことが伝わり事なきを得た。

 

自衛隊「すまん…。」

 

自衛隊「しかしどうするつもりなんだ?!あの柱はバリヤーが張っている上こちらの攻撃が一切通らない!!!」

 

レ級「そこで私よ!!!私を頼ってよ!!!」

 

ドンッ!と胸を叩く。

復活した深海棲艦を蹴散らしつつ1つ目の柱に駆け寄る。

自衛隊たちはそれに続き、レ級をサポートしつつそれを見守っていた。

レ級の尻尾から虹色の気弾が発射。

ジワジワとバリヤーが溶け始めヒトが数人入れるスペースができ上がる。

 

レ級「ジャジャーーーーン!!!!」

 

レ級の尻尾が変形。

ノコギリのような姿となりそれを手に取る。

自衛隊たちは一刀両断か!とガッツポーズを取り、周りを警戒。

レ級は柱に尻尾を当てると……………………。

 

レ級「ヨイショヨイショ!!!!!」

 

ギコギコギコギコ

 

切り始めた。

 

自衛隊「おっっっっっっっっそ!!!!!!!!何日かかんだそれ!!!!!!!!!!!!!!!」

 

自衛隊「ボケてんのか!!!!!!!」

 

レ級「そんな事言わないでよ!!!真剣なのよーー!!!」

 

ひーーーーー!!!と叫びながらノコギリを引く。

しかし全然切れてない。

いや、切れてるんだろうが遅すぎる。

 

━━━━━━━━━━━━━━━

北上「次から次へと!!!!!!ちょっとは自重しろってのッッッッッッ!!!!!!!」

 

地上200mを跳ぶ北上。

砲弾の嵐が全く止まず、蹴り返しているものの全く終わりが見えない。

 

電「雷電龍幹ッッッッッッ!!!!!!」バッッッ!!!

 

電「北上ッッッッッッ!!!!!!頼むのですッッッッッッ!!!!!」

 

北上「あいよっっっっっ!!!!!!!!」

 

電が雷遁で身体能力を上げ、上空に飛び上がり足の裏を北上に向ける。

そして北上がそれを猛スピードで蹴り上げる。

 

北上・電「雷龍魚雷拳ッッッッッッ!!!!!!!」

 

ドガガガガガガガガガガガガッッッッッッ!!!!!!!!!!!!

 

北上と電の合わせ技。

高電圧を纏った電が猛スピードで地面に突っ込み深海棲艦を蹴散らしていく。

反撃を試みるツ級だが一瞬で躱され回し蹴りで首が焼き消し飛ばされる。

 

電「ヨッシャッッッ!!!!!!流石魚雷拳使いなのです!!!!次……………」

 

北上「電ッッッッッッ!!!!後ろッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

電「へっ…?」

 

ドガッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!

 

背中を蹴り飛ばされる電。

回転しつつ自衛隊や深海棲艦を巻き込むもブレーキ痕が強く残るほど足を踏ん張りなんとか体を止める。

 

電「痛ぅ……………チッ、なんなのです…………。」

 

戦標船改装棲姫「調子乗りすぎだっての駆逐艦ごときがさぁ。アンタの躍進劇はここで終わり。」

 

シュンッッッッッッッッッ!!!!!!!!

 

電(速いッッッッッッ!!!!!!!)

 

ドガッッッッッッッッッ!!!

 

電の目でさえ捉えられない蹴り。

全身に力を入れ、電撃を纏いなんとかガード。

既に改二状態であるものの、これでは勝ち目が見えないので電は解放。

 

電「四天純真建御雷ッッッッッッ!!!!!!!!」

 

バリバリバリバリッッッッッッ!!!!!!!!

 

戦標船改装棲姫「うぉっっっっっ!!!!!!!」

 

ドゴオオオォォォォッッッッッッ!!!!!

 

渾身のボディブロー。

そして二段蹴りをかまし、肘鉄を顔面に入れ足を掴みジャイアントスイングでぶん投げる。

 

電「雷玉龍砲ッッッッッッ!!!!!!」

 

電撃の玉を周りに浮かし、高速で飛ばす。

何個かぶつかるものの復帰した戦標船改装棲姫は残りの玉をはじき飛ばした。

 

戦標船改装棲姫「やるねぇ……………。でも私の速さにゃ…………及ばないねッッッッッッ!!!!!」

 

電「雷電龍幹ッッッッッッ!!!!!!」

 

電「ダラァァァァァァァァッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!」

 

ズガガガガガガガガガッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!

 

電の重く速い拳と蹴り。それでも真正面から殴り会える戦標船改装棲姫。

どちらも次第にスピードが上がっていく。

するとがニヤッと怪しく笑う。

電は何かと思った時、背中に激痛が走った。

 

電「ガッッッッッ………………!!!!!!!!」

 

防空埋護姫「後ろ…がら空き…。」

 

ヒュンッッッッ!!!!!!

 

戦標船改装棲姫に鳩尾を殴られ吹っ飛ばされる電。

その後ろにはアンツィオ沖棲姫が出した鋭利な棘が無数に飛び出した観音開きの壁が待ち伏せている。

 

電(や………やべぇッッッッッッ!!!!!!!)

 

しかも前からは防空埋護姫と戦標船改装棲姫が迫っている。

かなり危機的状況であるものの今度は電が怪しくニヤッと笑うのであった。

 

戦標船改装棲姫・防空埋護姫「?」

 

パシッッッッッッ!!!!!!!!!

 

ドゴッッッッッッ!!!!!!!!

バキィィィィィィィッッッッッッ!!!!!!

 

電は暁に受け止められ、幹部2人は北上と阿武隈の飛び蹴りが顔面に大きくクリーンヒット。

そのまま遠方まで吹っ飛ぶのを見届けると北上と阿武隈は電に手を差し伸べた。

 

北上「大丈夫!?!ごめん遅くて!!!!」

 

電「ナイスタイミングなのですよ…………。」

 

聞こえますか電ちゃん!北上さん!阿武隈さん!暁ちゃん!

 

電「んぁ…?この声………大淀なのです?」

 

北上「頭の中に響いてらぁ…。テレパシーか。」

 

阿武隈「どうしたんですか?!」

 

戦闘中申し訳ないです!!!

どうやら深海死柱の破壊方法が判明したらしく、今とある深海棲艦の方が自衛隊の皆さんとともに行動しています!!!そこで電ちゃんと暁ちゃんに向かって欲しいんです!!!

 

電「電と暁が…?無理なのです!!!超スピードの幹部が2人居るのです!!!そいつの相手しねぇと!!!」

 

暁「それになんで私たちが??!!何かあるの!?!」

 

戦ってくださってるその深海棲艦…………!!!!!

レ級なんです!!!!!!!!

つまり!!!!!2人の姉妹である雷ちゃんなんですッッッッッッ!!!!!!!!!!!

早く向かってあげてくださいッッッッッッ!!!!!!

それにその幹部の相手は……………!!!!!

 

電「い……………雷…………?」

 

暁「妹が………………生きてるの!!!!?」

 

ガシッッ!

電と暁の肩を掴む北上と阿武隈。

 

北上「だってさ。行ったげてよ。」

 

阿武隈「アイツらの相手は私らがするからさ。前髪崩された恨みもあるし。」

 

2人は綺麗なサムズアップを見せ、背中で語る。

電と暁はその場を任せ、電撃のごとく猛スピードで姉妹…レ級の元へと走った。

 

北上「…………………………行ったね…2人とも。」

 

阿武隈「たまにはカッコイイところ見せたいもんね。」

 

腰に手を当て北上を一瞥。

それに歯を見せニカッと笑う。

そして目の前から砂煙とともに歩く幹部2人を睨みつけた。

 

北上「スピードにはスピードよ。」

 

阿武隈「舐めんなよ。」

 

[newpage]

 

ザッザッザッ………………………

 

空母水鬼「…………………私の相手…こんなチビ助かよ…。テンション下がるんですけど〜…。」

 

周りにはバラバラの死体。

自衛隊や艦娘問わず原型を留めていない。

それに地形が空襲を受けたかのような痕が痛々しく残り、炎がゴウゴウと燃え盛っていた。

そして恐ろしい数のlostbarnたち。

転がっている死体を蹴り飛ばし相手にメンチをきる。

しかし相手は目を開けたまま死んだ仲間の瞼を静かに閉じさせ、目を瞑る。

全体に手を合わせた後、空母水鬼を睨みつけた。

 

雪風「お前は絶対に許しません。」

 

雪風と夏潮、そして自衛隊。

 

空母水鬼「ハァ……………私さぁ〜、No.2なんよねぇ。にも関わらずお前みたいなチビ助が相手って…ゲンナリ…。役不足っしょ。」

 

雪風「自衛隊とみなさんとお姉ちゃんは周りの深海棲艦の相手を頼んで良いですか?アイツは雪風が倒します。」

 

空母水鬼「無視かコラおぃ。それになに?もしかして私とタイマン張る気?舐められすぎっしょ私。」

 

身長218cmの空母水鬼に対する身長144cmの雪風。

臆することなく近づく雪風に殺意を隠せない。

 

空母水鬼「泣かすよ?殺すよ?おぃ。」

 

雪風「やってみろ。」

 

ヒュンッッッッッ!!!!!!!!!!

 

剣を雪風に振りかざす。

常人では全く見えないスピード。

空を斬り付け、空間ごと抉るような一撃。

しかし雪風は

 

パァァァァァァァッッッッッッンンンンン!!!!!!

 

拳を振るいそれを破壊。

何が起きたのか理解できない空母水鬼は目を点にして唖然。

次の瞬間鳩尾にとてつもない熱がこもる。

雪風の前蹴りが直撃したのだ。

 

雪風「チェイヤァァァァァァァァァァッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

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