艦これevolution   作:銀ノ森 睾

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毒岩竜姉妹編
第11話「独特なシルエット」


鎮守府近海━━━━━━━━━━

 

吹雪「ダラァァァァァァァッッッ!!!!」ドドド!!!

 

電「ジュゥゥラァァァァァァァァァッッッ!!」ドドドド!!!

 

睦月「イヤァァァァァァッッッッ!!!!」ドドドドド!!!!

 

雪風「あたたたたたたたたたたた!!!!!」ドドドドド!!!

 

町田「いいぞぉぉぉ!!!その意気じゃぁぁぁ!!!!ハリ倒せえええぇぇぇ!!!!!」

 

電「クソガァァァァッッ!!なんで鎮守府近海に空母が出やがるのですううぅうっっっ!!!!」

 

またもや現れる深海棲艦。

鎮守府近海で町田一行は戦っていた。

相手の編成は駆逐艦ロ級3隻、ヲ級3隻であった。

すぐさま駆逐艦を片付けたのは良いが、やはり空母に手間取っていた。

先程から吹雪たちが叫んでいる理由は叫びながら素手で艦載機を撃ち落としていたからである!!!

 

睦月「キイイィィィ!!!!手が痛くなってきたにゃしいいぃ!!!」

 

電「うるせぇ根性見せろやぁ!!!!!」

 

その4人の間隙を1つの艦載機がすり抜ける!

 

雪風「はっ!!!!しれぇ!!!!そっちに艦載機が!!!!!!」

 

町田「任せろやァァァァっっっっーーー!!!」

 

町田は木刀を構えている。その構え、かの有名な王貞治を彷彿とさせる。

向かってきた艦載機に対し振りかぶる町田!!!!

 

スカッ

 

ドッッゴォオオオォォァ!!!!!!

鎮守府直撃!!!!!空振りである!!!!

 

吹雪「何しとんじゃア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!!!」ドドド!!!

 

電「クソへぼバッターがぁぁぁ!!!!!」ドドド!!!

 

睦月「はっ!!!!またそっちに行きましたよ!!!!!!」

 

町田「任せろやァァァァっっっっーーー!!!今度こそぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

大きく振りかぶる町田!!!!

カキィィィン!!!

 

ファーーーーール!!!!

 

そのまま艦載機は回転し海辺に設置してあったベンチに当たり跳ね返る!!!!

 

ドッッゴォオオオォォァ!!!!!!

鎮守府直撃!!!!!

 

睦月「お前もうバッター辞めろ!!!!!」ドドドドド!!!

 

雪風「戦力外通告です!!!!!!」ドドドド!!!

 

町田「クソガァァァァッッ!!甲子園第1試合敗退の実力がぁぁぁぁ!!!!」

 

吹雪「なんなその実力は!!!」ドドドドド!!

 

電「そろそろキツいのです!!!」ドドドド!!!

 

??「なんや偉い騒がしい鎮守府やの。ていうかなんで近海に正規空母がおんねん。」

 

町田「!!!!?」

 

??「艦載機…………発進や…!!!」

すると周りに浮かんでいた式神が艦載機に変わりヲ級にぶち当たるぶち当たる!!!

 

ヲ級たち「ブヲッッッ!!!」

 

吹雪「なんだ………?」

 

電「艦載機………?!」

 

睦月「助けて…くれたにゃしい…?」

 

雪風「………………!」

 

町田「何しとんじゃア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!今がチャンスじゃ!!叩けええぇぇぇ!!!!」

 

吹雪たち「うおおおおぉぉぉおおおお!!!!!」

 

[newpage]

 

町田「さっきはありがとうな!助かったわ!」

 

全員は鎮守府の提督室(天井なし)に集まっていた。

 

町田「ところで君は…?」

 

龍驤「軽空母龍驤や。今日からここに世話んなるで。」

 

吹雪「…………初の…軽空母…。」

 

睦月「でも………」

 

電「それに………しては……」

 

雪風「おっぱい!!!おっぱいです!!!」

 

ボン!!!!

キュッ!!!!

ボオオオォォォンー!!!!

 

よく知られている龍驤とはシルエットがあまりにもかけ離れていた。

 

龍驤「ハァ〜〜…………、やっぱしそこ気になる…?」

 

町田「へ?なんか違うん?」

 

電「マジでなんにも知らねぇカッペなのです。この先心配なのです…。」ヤレヤレ

 

電の頭を軽くはたく吹雪。

電に睨まれるもそれを無視し

 

吹雪「シルエット…ていうか色々と違います。」

 

龍驤「それが理由で飛ばされんや…。身長は177cm、乳はIカップある。」

 

町田「グラマラスやね。」

 

龍驤「おおきに。前の司令官がキモイロリコンでの。こんなん龍驤とちゃうわ!!言うて捨てられたんや。死んだらええのにアイツ。」

 

電「大概の龍驤はチンチクリンなのです。」

 

睦月「電みたいにね。」

 

ギャーギャー!!!ワーワー!!

 

龍驤「にしても色々ツッコミたいとこやなここ。ボロボロの鎮守府にすっくない妖精。しかも空母相手に艤装無しで撃ち落とす………。えらいとこやで。」

 

睦月「褒められたにゃしい!」

 

吹雪「いや褒めては無いと思う…。」

 

龍驤「こんなんで任務果たせてんの?大丈夫なん?」

 

町田「おう!なんとかの!ボロボロ言うても最初に来た時と比べたら全然マシやで!それに妖精ちゃんも頑張ってくれとるしの!んで…吹雪らは艤装持たれへんのや。」

 

龍驤「………なるほど。大体わかったわ。ウチみたいな子らがここに飛ばされるって感じなんやな。でもここ、海は綺麗やし空気は美味い。それに鎮守府の

雰囲気は悪ないしええとこと思うで。」ニッコリ

 

町田「嬉しいこと言うてくれるやんか!ほなこれからよろしくの!」

 

吹雪たち「よろしく!!!!」

 

電「初めてマトモに艤装使えるやつが来てくれたのです。」

 

龍驤「よろしく!ほなウチ何すればいいん?司令官。」

 

町田「せやなぁ…何しよか…ん?」

 

ドドドドドド!!!!!!

 

何者かが乗り込んでくる音がする。

1人ではなく数人である。

 

町田「アイツらか!?お前ら!構えろ!!!!!」

 

そう町田が叫ぶと各々が構える。

暴徒かはたまた深海棲艦か。

間もなくして提督室の扉が大きく開かれた。

 

?????「失礼しマーーーース!!!」

 

町田「んん!!?お前らは!!!!」

 

[newpage]

 

霧島「数学と英語が大の得意!!!霧島!!!」

 

ドオオオオン!!!

 

榛名「毒キノコとそうでないキノコの違いがわかる!!!榛名!!!」

 

ドオオオオオン!!!

 

比叡「料理の事ならおまかせを!!!比叡!!!」

 

ドオオオオオン!!!

 

金剛「レジ打ちが得意デーーース!!!金剛!!!」

 

ドオオオオオン!!!

 

金剛姉妹「我らその名も金剛姉妹!!!」

 

バァァァァァァンンンン!!!!

 

町田「金剛………姉妹やと!!!」

 

電「ま〜た騒がしい奴らが来たのです…。」

 

龍驤「いきなりやの〜……てかこの流れウチ主役食われてへん?」

 

霧島「司令!!お願いがありここに我々はやって参りました!!!」

 

榛名「私たちを雇ってください!!!」

 

[newpage]

 

 

比叡「行く宛てが無いんですよ!!このままじゃ野垂れ死にしてしまいます!!!」

 

金剛「お願いデーーース!!!」

 

霧島「いきなりやってきてこんな事言うのは大変失礼と承知の上です…。どうか…。」

 

それぞれ頭を下げる。

 

町田「断る理由があらへん!!!寧ろ是非来てくれ!!!」

 

真剣な顔付きで応える町田。

 

電「え!?いいのです!?」

 

金剛「本当デース!?」

 

町田「勿論や!!来る者拒まず、去るもの地獄の果てでも追いかけ回すが檻巌鎮守府のモットーや!!!!」

 

睦月「怖いにゃしい。」

 

町田「でもでも何があってここに?君らも捨てられたんか?その辺は聞いておきたい。」

 

比叡「いえ、まぁそうと言えばそうなのかもしれませんが…。私たちはそもそも所属鎮守府がありませんでした…。」

 

町田「ん?どゆことや?」

 

吹雪「あるんすよ。そういう例も。艦娘として生を受けたら大本営を通じて所属する鎮守府に当てられる。でもどこの鎮守府もいっぱいいっぱいで引き取り手が無い場合があるんです。」

 

龍驤「最近そんなんばっかやで。世紀末…にだいぶ近い現状やからな。ウチも似たようなもんやで。就任氷河期艦娘て言えばええんかな。」

 

榛名「その通りです。たらい回しにされた私たちは結局どこにも行けず…。」

 

霧島「安いボロボロのアパートを借りて生活してました。6畳一間でした。」

 

町田「それを4人で!?めちゃくちゃやんけ!」

 

電「艦娘なのに良く借りられたのです。大抵は難癖つけられて追い返されるのに。」

 

睦月「厳しいもんね…。人間とは違うから…。」

 

霧島「確かに大家さんはいい顔はしてませんでしたね…。それで私たちはバイトでやり繰りしてました。」

 

金剛「人として扱ってくれないのに一丁前に税金は取られるで散々デシタ…。」

 

町田「それでなんでここに?アパートとバイトどうしたんや?」

 

比叡「クビにされましたね…。私とお姉様は喫茶店で働いてたんですが…。」

 

金剛「比叡が厨房でワタシがレジ打ちデシタ。でも変な客にワタシがキレてヘッドバットしてしまったのデース…。」

 

比叡「それでお姉様をクビにするんならわたしも辞めると叫んで辞めてきました。」

 

町田「そうか…大変やったな…。榛名ちゃんと霧島ちゃんは?」

 

榛名「わたしはキノコ栽培の仕事をしてたんですが…………会社が倒産してしまって…。」

 

霧島「わたしは地下格闘技してました。」

 

吹雪「おい1人だけすげぇ奴いんな。」

 

町田「わかった!教えてくれてありがとうな!ごまめんなこんな事言わせてもうて…。でもウチもボロボロでビンボー鎮守府やで?それでもええか?」

 

比叡「はい!!!ビンボーは慣れてます!!!」

 

グッ!と拳を握る比叡。

 

雪風「カッコイイです!!!」

 

電「自慢する事じゃねぇのです…。」

 

龍驤「サイコーや。今日だけで5人は来たで司令官。」

 

町田「おう!!なんせ空母と戦艦がいっぺんに来てくれたんやからな!!!!資材頑張って集めなあかんの!!艤装は…どないしよか……。これから忙しなるぞ〜!!」

 

金剛姉妹「……………?」

 

町田「この間貰た資材はあれで…戦艦の艤装やからの…………35.6センチ砲やったか…」ブツブツ

 

金剛姉妹「…?………???」

 

睦月「なんだか不思議そうにゃしい。」

 

電「ま……………まさか…。」

 

吹雪「あの、金剛さん方や。艤装ってご存知ですよね?」

 

霧島「艤装……?」

 

金剛「何を騙すのデース……?」

 

吹雪「あっ⋯⋯(察し)」

 

電「ハァ………」

 

頭を抱える電。

 

比叡「艤装ってなんです?」

 

龍驤「……………これやがな…。」

 

すると龍驤は式神を展開し瞬時に艦載機へと変えた。

 

霧島「奇怪な…………!!!!ま、魔法使い………!!!!」

 

霧島は艦載機に驚きを隠せず、堪らず気絶し前のめりに倒れた。

 

町田「霧島ああぁぁぁぁぁっっっっーー!!!!」

 

龍驤(ホンマに大丈夫なんかいなここ………)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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