早速出かけはじめた4人。
ビラ配りの前に腹ごしらえがしたいという霧島であるが、いかんせん金がない。無念。
霧島「ハァ〜…そうよね〜…。その飯食うためにこうビラ配ろうとしてるのよね〜…。」
吹雪「この100枚ぐらいの紙どうするんすか。その辺に貼るのはダメでしょうし…。」
龍驤「みんな戦争でお金なんか無いで。燕尾さんとこはボンボンやったからお金貰えてるけども。」
榛名「でもいざと言う時のために我々の鎮守府の事を知ってもらうのは大切だと思います!!」
龍驤「うむ。その通りや。捨てられてもええから貰ってもらわんとの。」
4人は心のハチマキを締め直し、道行く人に話しかけるのであった。
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電「おおおおおおおぉぉぉぉ!!!!!これアシナガバチじゃねええぇのです!!!!!」
雪風「オオスズメバチです!!!巣はアシナガなのに!!!!!」
電「しかもコイツら黒すぎんだろうが!!!!思いっきり深海に染まってるのです!!!!!」
深海棲艦の血を含む他の体液が生命の体に入ると様々な現象が起こる。死ぬもの、物言わぬ傀儡になるもの、超能力を手に入るもの、どうやらこの蜂は上手く適合したらしい。
普通のオオスズメバチの毒の比ではない。
雪風「普通の蜂なら平気だと油断しました!!!!追いかけてきます!!どうしましょう!!!!」
電「金貰ってんだ!!!!逃げれるかなのです!!!!!拳闘大会思い出せ雪風!!!見てたろ!!!刺されねぇよう気着けながら撃ち落とせ!!!!」
雪風「無茶振りです!!!!でも殺らなきゃ殺られる!!!!!!うおおおおぉぉぉおおおお!!!!!」
電「ジャラァァァァァァァ!!!!」
雪風と電は燕尾の庭で深海蜂と戦っていた。
とっくに前もって燕尾たちは避難させておいた。
避難させて正解である。
次々と向かってくる蜂たちを撃ち落とす電と雪風。果たして生きて帰れるのであろうか!!!
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スーパーオオクワガタ
比叡と睦月は買い物をしていた。
今日は金曜日との事もありカレーで決めるという。
しかもこの比叡、喫茶店で働いていた事もあり料理の腕が素晴らしいのである。どの料理を作らせても天下一品。妻にはもってこいである。
睦月「豚さんと牛さんどっちでいくにゃしぃ?」
比叡「今日のはチキンカレーよ睦月ちゃん!楽しみにしててね!!!」
睦月「美味しそうにゃしい!…………なんかさっきから嫌な予感がするにゃしい。」
比叡「睦月ちゃんも?…実は私もなんだよね。まさか皆に何かあったんじゃ…。」
睦月「……でもみんな強いから大丈夫にゃしい!大丈夫大丈夫!!!」
比叡「………そうだね。」
ニコリと笑う比叡に睦月は殊更安心感を覚えた。
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鹿島「えぇと。レジ打ちもご経験があるのですね。素晴らしいです!」
金剛はロロローソンのバイトの面接を受けていた。
金剛「ハーイ!!品出しも得意ダヨー!」
鹿島「是非来て欲しいです!いつからいけますか?」
金剛「いつでもウェルカム!!デース!!」
鹿島「では合否につきましてはまた連絡させてもらいますね!!!ちなみにお電話は?」
金剛「そんなもんナイヨー!!!伝書鳩でお願いしマース!!!」
鹿島「ええぇ!?」
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霧島「果てさて、50枚くらい配りましたかね。」
龍驤「金曜日やからあんまり人おらんけども、出来るもんなんやな。」
吹雪「全部配るまでやるんすか?今日はもうこの辺でいいんじゃないっすかね。」
ドッッゴォオオオォォァ!!!!!!!!!!
突如鳴り響く爆発音。
吹雪たち「!!!!!!!!」
霧島「なんの音!?」
龍驤「深海の奴らか!!!」
榛名「繁華街の方から聞こえました!!!行きましょう!!!」
4人は駆け足で繁華街へと走った。
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繁華街━━━━━━━━━
市民「うわぁぁぁ!!!!」
市民「逃げろぉぉぉぉぉぉ!!!」
市民「軍にも警察にも連絡しろぉぉおおおお!!!」
逃げ惑う市民たち。
それを嘲笑うかのように
2人の影がそれを見下ろしていた。
??「ンフハハハハ!!逃げろ逃げろ!!!」
??「死にたい子はだれかしら〜?」
そこに駆けつけた吹雪たち。
吹雪「お前ら…!!!!」
榛名「見たことあります…!確かどこかのポスターに書いてました………!!!」
霧島「指名手配犯!!!天龍!!龍田!!!」
天龍と龍田が不気味に笑う。
龍田「あら〜。有名人なのね私たち…。」フフフ
天龍「なんだぁ〜?いい子ちゃん揃いで〜。艦娘かぁ……。丁度いいぜ。人間いじめてもつまんねぇし……そろそろ艦娘でも斬りたかったとこだ…。」
吹雪「アイツら強いっすよ…!!気でわかります!!でも4人でかかれば……!!!」
龍驤「あかん!!!ウチらは消火活動と住民の避難が優先や!!!」
吹雪「しかし…。」
霧島「ここは私と」
榛名「榛名におまかせを!!!」
吹雪「霧島先輩!!!榛名先輩!!!」
霧島「せっかく鎮守府に所属出来たんです。力の見せどころですよ。」
榛名「榛名たちの強さを見て、雇って良かったって思って欲しいんです!!」
吹雪「………………。気をつけてください!!!」
吹雪と龍驤は後を任せ走る。
霧島と榛名が天龍姉妹の前に立つ。
天龍「ふ〜ん…。良いねぇそういうの…。仲良しごっこかぁ…。…………………見ててイライラするぜ…。」
顔を俯かせ腕と拳に血管が浮かぶ天龍。
本当にムカつくのか、体が震え持っている日本刀がカチャカチャと鳴っている。
龍田「かっこいいわね〜。でも戦艦と言えども素手でしょう?武器持ちに勝てるのかしら…?」
龍田は姉の日本刀に対し長槍を持つ。
その先端は恐ろしく鋭い。
霧島「それぐらい出来なきゃ戦艦廃業しなきゃいけないからね!」
榛名「榛名!!!全力で参ります!!!」
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トンっ、と飛び降りる天龍と龍田。
それなりの状況を掻い潜って来たのか2人の目は常人のそれでは無かった。
霧島「相手にとって不足は無し…。」
榛名「それにあなたがたを捕まえたら賞金が貰えますしね!!!」
天龍「あぁ?提督のためってかぁ?ムカつくなぁてめぇ…。おい龍田。お前あの眼鏡殺れ。俺は長髪やろうをぶっ殺す。」
龍田「了解♪」
霧島「喋ってる暇があるなら…。」
榛名「構えでも取ったらどうです!?」
シュバッッッッ!!!!!
霧島と榛名は地面を蹴り駆ける。
榛名は肘打ち、霧島は右ストレートを繰り出すも容易に防がれる。
霧島「私のパンチを止めるとは………中々見所がありますね…。」
天龍「サイッコーだなぁ…。久々に生きてるやつを斬れる。」
ザンッッッッッ!!!!!
霧島は紙一重で天龍の一撃を躱す。
霧島は目を大きく開き額には汗が流れている。
それもそのはず、天龍から30mは離れているであろう軽自動車が真っ二つになったのだ。
霧島「この距離で…………。」
天龍「どうしたぁ?小便でも漏らしたか?」
霧島「いえ、ただ弱音を漏らしかけましたね…。でもこれで距離を取っても意味が無いとわかりました。」
霧島「それに至近距離の方が斬りにくいですしね。」
天龍「ホントにそう思うか?」ニヤァ