第74話「姉妹と終い!!!」
⟬Day.7⟭
ウオオオオォォォォォォォォッッッッッッッッ!!!!!
愛は奇蹟を信じる力よ
吹雪「よっしゃぁぁぁ!!!!!こっからが地獄だぜ!!!!!」
電「行くのです!!!!!!」
孤独が魂閉じ込めても
ドドドドドドドド!!!!!!!!
ひとりきりじゃないよとあなた
初雪「パンチングマシーンなんざもぅ見きってらァ!!!!」
雪風「この調子で駆け抜けます!!!!!!」
愛を口移しに教えてあげたい
睦月「中央のフラグ!!!!ここからが本場にゃしぃ!!!!!!」
ウオオオオォォォォォォォォッッッッッッッッ!!!!
You need a HERO
胸に眠るhero揺り起こせ
電「突風!!!」
吹雪「私が受け止めらァ!!!!私からズレんじゃねぇぞ!!!!!!」
生命より重い夢を抱きしめて走れよ
睦月「電撃にゃしぃ!!!!」
電「電が弾き返すのです!!!!!!」
You need a HERO
つかまえてよheroその手で
雪風「氷のつぶてです!!!!」
初雪「私の連撃拳で粉砕してやらァァァ!!!」
吹雪「槍の大群!!!!!」
睦月「にゃぁぁぁぁしいいぃぃ!!!!!」
雪風「でぃやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
吹雪「突破!!!!!走り抜けろォォォォォ!!!!」
夢をもし諦めたらただの残骸だよ
ウオオオオォォォォォォォォッッッッッッッッ!!!!!
ガシッッッッ!!!!!!!
吹雪「やった!!!!!!やったぞ!!!!」
それぞれが名前の書いてあるフラグを握りしめる。
しかし…
ウィーーーーーーン!!!!!!!!
電「へ?」
足元からパンチングが飛び出し、全員顎を殴り飛ばされ遙か宙を舞う。
そして、竿池に真っ逆さまであった。
5人「のわぁぁぁぁぁぁぁぁッッッッッッッッ!!!」
ザッバァァァァァァッッッッン!!!!!
ゴポゴポ………………プカプカ……
鹿島「……………………惜しかったな…。」
あぐらをかき、エロ本を読みつつ酒を飲む2人。
つまみには塩の効いた枝豆。定番である。
香取「大したもんだ。経った1週間で最後のフラグ地点まで到達出来たんだからよ。あいつらぐれぇじゃねぇか?あんなに早かったの。」
鹿島「本来学習地形変動装置は少なくともクリアすんのに半年はかかる。1週間って言ったのはやる気出させるための嘘だしな。」
香取「アイツら気づいてんのかな…。もうやろうと思えば改二になれんの。」
鹿島「さぁな、さてと…まだ10時だけど全員で休憩すっか。」
香取「なんだ優しいな…。」
鹿島「今日何日かわかんだろ。」
香取「………………あぁ…香椎の…。」
重い腰を持ち上げ、ゆっくりと山を下るのであった。
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⟬鹿島神宮本殿⟭
ガツガツガツガツ…
モグモグモグモグ………
悔しい顔を隠さず料理を貪り食う5人。
本当に惜しかった。最後まで、そしてフラグを握りしめたのは初めてであった。
しかし最後の最後で油断。
鹿島たちにはまだ言われていないが、5人は今日までにクリアしないといけないと思っている。
だからこそ腹も立つし腹も空くのだ。
因みに今食べている料理は肉こそないが野菜の天ぷらに様々な漬物、ご亭主味噌で作った味噌汁に納豆。
ご機嫌な食卓である。
睦月「惜しかったぁ〜…………クリア寸前だったのに…。」
雪風「また学習してレベルアップするんですかね…ハァ〜…嫌になります。」
電「地形がレベルアップしようとどうだろうと、電たちもレベルアップしたらいいのです。おっ、この沢庵上手いのです。」ポリポリ
ここに来て2ヶ月が経つ。
あのステージをクリアしたら次はなんの修行なのかはまだ聞いていない。
しかしどこかワクワクしている自分たちが居る。
強くなっている感覚があるのだ。
雪風「そういえば言ってなかったことがあるんです。今日夢にお姉ちゃんが出てきました。」
初雪「…?雪風もかよ。私は妹が出てきたんだけど…。」
電「それなら電も…」
ご飯を食べながら語る5人。
全員が姉妹が夢の中に出てきて泣きながら助けを求める内容光景だった。
不思議なこともあるもんだと思いつつも、何かしらこれから起こる未来予知的なものではないかと思考を張り巡らせる。
吹雪「う〜ん………それとこの飯かなり豪勢だよなぁ…。どうしたんだろうな師匠。」
初雪「宮里さん曰く、地元の人らが持ってきてくれたんだってよ。私らのために。 」
雪風「なるほど!だから豪勢なんですね!ふたりじめしないのは偉いですね!」
鹿島「だ〜れに対してデケェ態度で物喋ってんだァクソネズミ?」
5人「わぁぁぁぁぁぁっっっっーーー!!!!」
香取「るっせぇな…一々喚くなや…。お決まりかよ。」
吹雪「だっていきなり気配無しに出てくるんですもん!!!」
電「毎回ビックリすんのです!!!」
鹿島「まぁいいや。特別に許してやる。飯食い終わったら境内の真ん中に集まれ。」
そういうと襖を閉め出ていく2人。
ポカーンとしつつも何をするつもりなのか考えた。
しかし今は腹ごしらえの方に集中したい。
またもやガツガツと食べ始めるのであった。
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鹿島「……………香椎が死んで、今日で7周忌か…。」
香取「早いもんだよな。悪いな香椎…。まだ戦争は終わってねぇ…。」
草木生い茂る綺麗な空間。
墓石に手を合わせる2人。
香椎は香取型練習巡洋艦3番艦であった。
元檻巌鎮守府のメンバーであったが、戦争で命を落とした。
鹿島「さて…と…。お前ら境内の真ん中に集まれって言ったろ。ホント話聞かねぇ砂利どもだな。」
吹雪「すんません…中々来なかったもんでつい…。」
電「香椎って…………師匠の妹…なのですよね。」
香取「……………あぁ。助けてやれんかった…。香椎はズタボロになっても最後まで人さん助けて逝っちまったよ。」
鹿島「戦争だ。死人が出て当然だ。お前らはまだ1人も欠けてねぇだろ。当然なんかと思うなよ…。」
5人は真剣な眼差しで首を縦にふる。
鹿島と香取はその真剣さに応えようと次なる修行を始めんとする。
鹿島「いいかお前ら…次の新しい修行はだな……」
鹿島「!!!!!!!」
香取「!!!!!!!」
5人「!!!!!!!!」
鹿島「この気配…………!!!そういう事かよ!!!腐れ外道どもが!!!!!!」
どこからかとてつもない悪気を感じる。
それも少人数ではない。
大量に居る。こちら側に攻めてくる気配を感じる。
急いでその場から境内に移動。
辺りを見渡しつつ状況を判断。
鹿島が宮里率いる神職の者たちに結界を張るように促し、香取は急いで村人の避難誘導にとりかかる。
吹雪「よっし……!!!まだステージクリアしてねぇけど修行の成果見せてやらァ!!!!」
初雪「私も…暴れたい気分なんだよねぇ。」
ゴキゴキッと拳を鳴らす。
全員がボクサーのステップを踏むように戦闘準備に入る。
その時であった。
ピーン…………………
吹雪「ん………………………?この気………まさか…。」
電「吹雪…お前も感じたのです…?」
睦月「多分…全員が感じてるにゃしぃ………。」
全員何かを感じたのか冷や汗が流れる。
すると後ろから香取が全力でこちらに向かってくるのが見えた。
香取「何してんだテメェら!!!!!!深海棲艦どもは私と鹿島に任せろ!!!!!今の気で分かっただろ!!!!行ってやれ!!!!!んで目ぇ覚ましてやれ!!!!!」
吹雪「でも2人じゃキツイですよ!!!少なくとも150体ぐらいは居ます!!!!」
雪風「絶対に全員flagshipです!!!!」
香取「じゃかぁしぃんじゃ!!!!flagship如き何体でも相手にしたらぁ!!!!!行けっつってんだろうがボケども!!!!!それに……………」
香取「お前らは気づいてねぇかもしれねぇが、全員改二になれるまでは成長してる…!!!!後はテメェらでやる事やれ!!!!」
吹雪「…………………………!!!!!」
ダッッッッ!!!!!
5人は全力で走り鹿島神宮を後にする。
途中既に接近していた深海棲艦と対面するも凄まじい威力の飛び蹴りが群れを蹴散らす。
鹿島と香取だ。
鹿島「行け!!!!!!!!」
香取「ここは任せろ!!!!!!!」
吹雪「死なんでくださいよ2人とも!!!!!!」
……………………………
遠くなる5人の背中を見つめ、リラックスする2人。
いつぞやの自分たちを見ているような瞳だ。
鹿島「避難誘導は出来たんか姉貴。」
香取「自治体の連係なめんなよ。とっくに避難済みだとよ。」
鹿島「そっか…んなら…」
鹿島「後は暴れるだけか。」
目の前には様々な艦種の深海棲艦。
数は215体。
1人頭108体がノルマである。
鹿島「姉貴体調大丈夫か?」
香取「誰にもの言ってんだ。お前こそ大丈夫かよ。」
鹿島「ハハッ…その調子だと大丈夫そうだな。んじゃ…」
鹿島・香取「「殺るか」」
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タッタッタッタッタッタッ!!!!!!
境内から離れた岩山。
時速260kmで走る5人。
何かに気づき、急ブレーキをかける。
吹雪「お前ら………………………。」
雪風「操られているんですか…………。」
電「なるほど…。檻巌と拾熄の殺し合わせようって魂胆か…。」
初雪「今目覚まさしてやっから…。」
睦月「ちょっと痛いだろうけど、我慢してにゃ!!!!」
「久しぶり…………と言うのか…それとも何かしら…。まぁいいわ…。」
黒いマントを脱ぎ捨てる5人の影。
上から下を見下ろす目つきは深海棲艦そのものである。
叢雲「…………。」
暁「駄目よそんなんじゃ…………レディとしての躾をしてあげなきゃね…。」
夕月「…………。」
東雲「なっさけない顔………。」
夏潮「馬鹿な妹を持つと苦労するわ………。」
対峙する5人と5人。
今から戦慄の姉妹での殺し合いが始まる。
それを監視するかのように見つめる影が岩山の上に。
蜘蛛のように足が伸びたハ級。目の部分はカメラになっている。そこから眺める深海酋長と幹部たち。
深海日棲姫は手を合わせ、まるで子どもが大好きなアニメを見るかのような表情を浮かべていた。
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北上「…………………あんた…まさか拾熄の…。」
阿武隈「…………………。」
神通「っっかぁ〜…………めんどくせぇな…………。」
夕張「……………。」
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加古「なんで………なんでそんな格好してんだよ!!!あんた拾熄鎮守府の艦娘だろ!?!やっと会えたのになんでそっち側に居んだよ!!!!!」
青葉「それを言う必要は無いですね〜。」
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加賀「本当に嫌らしいですね深海棲艦は…………。殺し合わせて一気に片付けるつもりですか…。大丈夫ですか龍驤ちゃん。」
龍驤「あったり前や……………。やるで加賀。赤城も着いてきてな。」
赤城「もぅ…………嫌ですね…こんなんばっかり…。」
信濃「………………。」
大鳳「……………。」
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長門「辞めてくれ2人とも…。何故…………何故仲間同士で戦わなければならん………。」
比叡「扶桑さん!!山城さん!!!」
扶桑「……………。」
山城「……………。」
深海日棲姫「さぁさ見てくださいよ…………最っ高の舞台を……………!!!!」