佐渡島に鎮座する白色の少女。
肌や髪、全てにおいてが真っ白でありとても美しい。
しかし、その感情は少女と目が合ったら一瞬で無くなるだろう。
真っ赤な目の奥にあるのは残虐な性質、身に纏うは純白の白色。
とても気味の悪い吐き気を催す笑顔をこちらに向けながら舌なめずり。
周りにはおびただしい数の敵軍。
飛行場姫「いらっしゃ〜い………、歓迎するわよ単細胞さんたち♡」
北上は黒目がとても大きくなり、全身から殺意がオーラとして滲み出ていた。
阿武隈や加古も同様である。
飛行場姫「敵の軍数どんぐらいかなぁ〜って思ってたけど…………少なくね?ざっと150ぐらい?舐めてんの?」
飛行場姫「まぁ、仕事楽になっからいいんだけどさぁ〜wwwこっちはこっちで打撃受けてるけど、そっちは自衛隊の数も艦娘の数も日に日に減って「おい」………………あ?」
北上が飛行場姫の喋りを制し、問いかけた。
北上「………………お前だよな?」
飛行場姫「あ?何が?質問するときゃ主語を忘れずになぁ〜???」アタマトントン
北上「大井っちたちを……………改造したの………お前だよな?」
顎に手を当て上を見上げる飛行場姫。
少しだけ考えた末、手をポンッと叩き「あぁ!!」と声を漏らす。
飛行場姫「お前らの言う大井っちとかって、干支鎮守府に送った人形の事だよねぇ?そだよ!!!おもろいもん見せてもらったわ!!!!!ギャッハッハッハッハッ!!!!!!」
北上「そっか。」
ブオン…………………………
飛行場姫「は?」
北上「死ね。」
バァァァァァァァッッッッッッンンンンンン!!!!
飛行場姫と北上の距離凡そ500m。
それを一瞬で近づいた北上は飛行場姫の顔に拳を叩きつけた。
と思いきや…………………
北上「!!!!!!!!!」
改造人間が身代わりとなり、間に割り込んだのだ。
顔面が砕け爆発四散した改造人間。
北上はそれを見て少し頭を冷やした。
ストッッ!!!
加古「北上……!!!ムカつくのは痛いほどわかるけど…勝手に動くんじゃねぇ…しばくぞ…!!!」
北上「……………………ごめん。」
飛行場姫「はっやいねぇ〜!!!ビックリしちゃった!!!んじゃ、今度はこっちからねぇ〜!!!!!!」
指をクイッと動かし周りにいる人形たちに命令。
飛行場姫「行け。」
何も喋らない改造人形たちは勢いよく駆け出した。
[newpage]
あきつ丸「怯むなッッッ!!!撃て!!!撃てぇぇぇ!!!!!!」
ドドドドドドドドッッッッ!!!!!!
サジタリウムで出来たライフルを撃つも物の見事に回避され、切り刻まれていく自衛隊たち。
即座に銃から近接武器に持ち替えて応戦するも、あまり芳しくない。
「うがぁぁぁぁぁぁあっっっっ!!!!!」
「こっちだっっっ!!!!!!衛生兵を寄越せ!!!!」
「後ろだァァァァっっっっ!!!!」
隊員「!!!!!!」
1人の隊員が人形の首にナイフを深く突き刺し、テコの原理で首を一回転させる。
骨をへし折り首を切り落とさなければならない。
隊員「なっ……………………!!!」
隊員「や………………八吉………………?」
その隊員だけでは無かった。
他の者たちも動揺している。
それもそのはず、改造されているのは本土の人や艦娘、強いてはここ佐渡島の島民たちであった。
佐渡島の島民たちの約半数はここを出ていき本土に逃げのびれた。
しかし、自分たちが生まれた場所だから、守り抜かなければならないと残った半数の者たちは飛行場姫たちによって改造されたのだ。
隊員「と…………………とき………時津…………………風。」
隊員「ちくしょう………………ちくしょおおおおおぉぉぉぉぉぉぉッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!」
隊員「バッッ!!!馬鹿野郎!!!どこ行くんだッッッッッ!!!!!!」
1人が飛行場姫に向かって走る。
相も変わらずニタニタと笑っている飛行場姫は指先をまた動かし、何やら弧を描いている。
隊員「!!!???!!」
すると隊員は見る見るうちに宙に浮かび上がるではないか。
飛行場姫「キッシシシシ!!!」
5本指でまばらに指を動かすと、それに合わせて隊員が腕や足を動かす。
隊員「なっ!!!何が起きてんだッッッッッ?!?!」
飛行場姫「仲間の首、ちょんぎっちゃえ♡」
ビュンッッッ!!!!!!!!
隊員「!!!!!避けろ!!!よけてくれええええぇぇ!!!」
ザンッッッッッ!!!!!!!!!
カチャカチャ…………………グググ…
飛行場姫「……………………。」
北上が隊員のナイフを素手で掴み、動きを止めた。
そして阿武隈が隊員の背中に手刀を入れる。
目には見えない何かを。
阿武隈「…………………………糸?」
北上「嫌らしいねぇ…………それを体に通して神経操ってたんだ………。」
隊員「……ありがとうございます!!!北上隊長!!!阿武隈隊長!!!」
北上「礼は良いよ、だから早いとこみんなのとこ、戻ってあげて。」
隊員「ハイッッッ!!!」
北上「さぁてと………猿と馬鹿は高いとこが好きって良く言うもんねぇ…………。」
阿武隈「アンタもそろそろ動いたら?それとも…………」
北上・阿武隈「「こっちから行ってやろうか腐れ外道。」」
魚雷拳ッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!
ドバァァァァァァァァッッッッッッッンンンンンンン!!!!!!
威力もスピードも桁違いに鍛え上げられた魚雷拳。
遙か高く上空に舞い上がるのはいいが、遮蔽物が無い。
どうするつもりであろうか…。
ガシッ!!ガシッ!!
北上と阿武隈は互いに手をガッシリと握りしめ、そのまま位置エネルギーと重力を利用し大回転。
北上・阿武隈「「空中大欄艦ッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!」」
ギュルルルルルルルルッッッッ!!!!!!!!!
丸のこのように大回転する北上と阿武隈は次々と改造人形たちの首を切断していく。
加古「そんな技あったのかよ!!!!!!やっるぅぅ!!!!!」
ズバババババババババババッッッッッ!!!!!!!!
2人は飛行場姫の前まで接近。
回転を解き、上段交差回し蹴りを放つ。
しかしギリギリで両腕で防がれ、大きなブレーキ痕をえぐり付けながら後退する飛行場姫。
あきつ丸「良しッッッッッ!!!今ので3分の1は片付けれたのであります!!!!!!2人に感謝ッッッッッ!!!お前ら行くぞォォォォッッッッッ!!!!!!」
「うおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!」
飛行場姫「いった……………舐め腐ってんじゃねぇぞガキども…………………!!!!!!」
北上「………………。」クイクイッ
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ブォンッッッッッ!!!!!!
勢いよく突進をしかける飛行場姫。
北上と阿武隈は一気に改二に超化。
両サイドに別れ突進を回避。
岩盤に蹴りを入れ、反射する飛行場姫の狙いは北上だ。
貫手で目を抉りとる気だろう。
しかしその右腕は弾かれ、北上の左ストレートが顔面に決まる。
北上「!!!!!」
ブシュッッッ!!!!!!!
飛行場姫の口が首辺りまで裂けており、北上の拳を噛んでいた。
腕を引き抜いたらもがれるのは必須。
後ろから阿武隈が飛行場姫の口に指を突っ込み隙間が出来た瞬間に引き抜く。
ガシッッッ!!!
阿武隈「なっっっ!!!」
ドゴオオオォッッ!!!!
頭を鷲掴みされ、何度も膝蹴りを叩き込まれる。
何とか両手で受け止めるものの幹部の攻撃力にそうそう耐えれるものではない。
阿武隈(なん………ちゅう威力……………ッッッッッ!!!!!)
北上「魚雷拳ッッッッッ!!!!!!!」
何も魚雷拳は高く飛び上がる事にしか使えない訳では無い。
横の直線上にも突撃できる。
右ストレートを飛行場姫の鳩尾にめり込ませ阿武隈を救出。
勢いのまま相手を吹き飛ばし、相方を心配しようとする北上であったが自分の殴った拳を見て驚愕。
北上「うっっっ……嘘でしょッッッッッ!!!!!!」
無い。
拳まるまるえぐり取られていたのだ。
ゆっくりと砂煙とともに立ち上がる飛行場姫を見てその理由を確信した。
飛行場姫の鳩尾はミキサーのような空洞が出来ており、全身からあらゆる武器が露出していた。
飛行場姫「アホども〜!!!何も改造してんのは人形だけじゃねぇ!!!!!私自信も改造してんだよおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉッッッッッ!!!!!!!」
北上「ッッッッッ!!!!!!!!」
阿武隈「北上ちゃん!!!」
傍に駆け寄り、互いに構えをとる。
飛行場姫は腕を伸ばし、ガチャンッと隙間が定間隔で出来上がる。
するとそこから鋭利なスクリューが突出。
音速で回転するその刃で切り刻もうと2人めがけ突進。
北上は右に、阿武隈は高く飛び上がり回避。
阿武隈「何???!!」
足にワイヤーのようなものが巻きついている。
飛行場姫の背中が開いており、そこから飛び出していたのだ。
猛スピードで引き込まれる阿武隈。
その先は音速の刃が待ち構えている。
飛行場姫「細切れよ小娘。」
ザンッッッッッ!!!!!!!
飛行場姫「!!!!!!!!」
ワイヤーが切れた瞬間を逃さず、阿武隈は飛行場姫の頭にかかと落としを炸裂させた。
北上「艦イタチ………………。」
腕をやられた北上は鞭のように振るい艦イタチは出せない。
しかし、三日月状の艦イタチならば足で出せる。
北上の右足からは蒸気が迸っていた。
阿武隈「サンキュー北上ちゃん…。あいつ……頭硬いわ………。」
北上「だろうね。脳みそとかあるし、1番硬くしてるんだろうよ。かかと大丈夫?」
阿武隈「大丈夫…、っっって!!!!北上ちゃんどうしたのそれ!!!!!!!!!」
北上「えっ?」
ボタッ………………ボタボタ…
北上「何………これ………。」
北上は全身の穴から血が流れていた。
すると阿武隈も咳き込み始め、北上同様に血が流れ始める。
北上「しゅ………出血……………毒…………!!!!!」
飛行場姫「御明答〜、私の全身にゃ深海海月姫の猛毒が染み込んでる。ホントは神経毒が欲しかったけどアイツ、けちだから出血毒しかくれなかったんよねぇ〜。」
ガチャ!!!
手のひらを前にすると否や、そこから無数の針が飛び出した。
回避しようとするが、足首に違和感がある。
何かが絡まっていた。
飛行場姫「あ、それ私の髪の毛ね。トカゲの尻尾みたいに動き回れんのよ。よろしく♡」
ズザザザザザザザザザザザザッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!
両腕でなんとか頭を守らんとする2人。
体中に針が突き刺さっていく。
北上(クッソ………………!!!!!!さっさと終われや!!!!!!!)
阿武隈(何も…………出来ない……………!!!!!!)
ガシュウ…………………
飛行場姫「あれ?無くなった?」
北上「終わった!!!今度は………………!!!!」
飛行場姫「開け〜ゴマッッッッッ♪」
ズバァァァァァッッッッ!!!!!!!
北上「ガァァァァァァァァァァァァッッッッッ!!!!」
阿武隈「ギャァァァァァァァッッッッッ!!!!」
突き刺さった無数の針が一気に開いた。
肉が裂け、骨に突き刺さるその痛みは想像を絶する。
ドサァァァッッ……………
血に伏せる2人。
トドメを刺そうと飛行場姫が近寄る。
飛行場姫「啖呵切ってた割にはショボすぎっしょ。しょうもな。」
飛行場姫「死ね。」
ザンッッッッッッッッ!!!!!!!!!!
[newpage]
飛行場姫「!!!!!!」
飛行場姫の左腕が切断されていた。
加古「サジタリウムの日本刀…………切れ味ヤベェな…!!!」
飛行場姫「…………………………きっしょ…。」
ガキィィィィン!!!!!!!!
勢いよく弾き飛ばされた加古。
刀は粉々に砕かれ、哀しくも柄だけがカランッと地面に転がる。
あきつ丸から貸してもらったものであった。
加古「お前ら!!!まだ死んでねぇだろ!!!さっさとこれ飲めッッッッッ!!!!!!」
修復剤を2人に飲ませる。
北上と阿武隈は見る見るうちに回復。
飛行場姫「卑怯だよね〜それ、ウチらはそんなもん無いのにさ〜。」
北上「あんがと加古っち………………。」
加古「んじゃあ、後は3人で…………」
阿武隈「いや、もうここからは2人で大丈夫。」
加古「……………何言ってんだ、2人でかかってボコボコにされてたじゃねぇか!!!それに私は…」
北上「大丈夫、ありがとね。さっき情けなくも気絶してた時に会ってきたんよ。加古っちも言ってないだけでもう目覚めてんでしょ?」
いい笑顔で話しかけられる加古。
バレてたんか…と微笑むとその場から離脱。
自衛隊たちの応援に向かった。
飛行場姫「会ってきた?何抜かしてんのさ?頭おかしくなった?……ってぇ、元々かwww」
北上「大井っちと阿武っちのお姉ちゃんの仇だからすんごい力んでたけど………………それじゃ張り詰めすぎてて聞こえるもんも聞こえないよね。」
阿武隈「うん……………今度こそ…アイツにぶつけよう。」
飛行場姫「だ〜か〜ら〜!!!何抜かしてんだって聞いてんだろうが蛆虫がよおおぉぉぉぉぉッッッッッ!!!!!!!!!!死にさらせやぁぁぁッッッッッ!!!!!!!」
切り落とされた腕の代わりにU字型のチェーンソーを取り付け、こちらに向かい走る飛行場姫。
しかしそんな事を他所に北上と阿武隈は落ち着いていた。
そして小さく解放と呟き、印を組み終える。
飛行場姫「ギャッハッハッハッハッハッハッハッーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
ブゴギャァァァァァァッッッッッ!!!!!!!!!
…………………
次の瞬間飛行場姫の顔面は大きくめり込んでいた。
飛行場姫「ガッッ!!!ブッッ!!!ベッッ!!!!!」
回転しながら地面に何度も体をうちつける。
2人を睨めつけると、体からはとてつもない温度の水蒸気が轟々と揺らめいている。
北上・阿武隈「「解放」」
北上「不動有働虹炎心 (ふどうゆうどうこうえんじん)」
阿武隈「荒神炎心阿良観魂 ( こうじんえんじんあらみたま)」
飛行場姫「なるほどね〜……………日本のクソガミどもと契約結んできたんか……………………でもさぁ〜……………。」
飛行場姫「そんなクソの役にも立たねぇことしても!!!この盤曲は覆せねぇんだよッッッッッ!!!!!!!」
飛行場姫「あれっ?」
居ない。
先程居たはずの、目の前に居たはずの2人が居ない。
ドッッッッッッッッゴオオオオオオオォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!
飛行場姫「ゴバッッッッ!!!!!!!」
白目を向き、口から紫色の血を吐き出す。
どこから現れたのか、全く検討つかず。
北上の飛び蹴りと阿武隈の浴びせ蹴りで飛行場姫の体は粉々に砕け散った。
飛行場姫(ちょ………………………超スピードッッッッッ!!!!!!!!!艦娘が出せるスピードを超えてやがる………………ッッッッッ!!!!)
シュンッッッ!!!!!
ヒュッ!!!!
ズバァァァッッッ!!!!!!!!
ゴロンっと転がる飛行場姫の生首。
しかしまだ生きている。
北上「すんごいねやっぱり神さんって。ていうか何でまだコイツ生きてんの?」
阿武隈「まだ生きてる…………ってことはまさか………。」
何かを察しられたのを恐れたのか飛行場姫は必死の形相で耳を覆いたくなるほどの声で叫び倒した。
飛行場姫「深解イイイイイイイイイイイィィィィッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!」
[newpage]
北上「な…………何よ今度はッッッッッ!!!」
阿武隈「島全体が揺れてる!!!」
飛行場姫の生首は浮かび上がり、首元から大量の糸が湧き出し岩や植物、そして人形たちに突き刺さった。
次々に飛行場姫の元に無機物有機物関係無しにくっつき始め形作られていく。
自衛隊たちにも糸は刺さったが、北上と阿武隈が手刀で切断。
自衛隊「な…………………なんだあれ………………。」
熊野丸「…………………………化け物だ…。」
飛行場姫は60m程に巨大化。
体にはまだ生きている人形たちが蠢いている。
飛行場姫「バフンゴーブ・カテラキャルトオオオオオオオォォォォォォッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!(残虐姫の不死糸)」
ブオンッッッッッ!!!!!!!!
腕を人払いしただけで台風のような風が巻き上がる。
一溜りもない。
飛行場姫「消えろ消えろッッッッッ!!!!ゴミクズ共がぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッッッ!!!!!酋長様の御為にいいいいぃぃッッッッッ!!!!!!!!!」
砂煙が落ち着き、北上たちがどうなったかを見下ろす飛行場姫。
すると謎の超大木に覆われており、自衛隊含む全員が無傷であった。
飛行場姫(なんだ……………、島全体の草木は神経を繋いだはず……。)
加古「-解放-」
加古「木花咲耶桜華涼蘭 ( このはなさくやおうかりょうらん)ッッッッッ!!!!!!!」
あきつ丸「木花咲耶姫……………瓊瓊杵尊の妻であります………………。」
北上「これまたすんごい方と繋がったねぇ加古っち。」
飛行場姫「ッッッッッ!!!!!!!!」
イライラを隠せない飛行場姫。
腕を振るい上げ、連続で叩き込む気だ。
加古はそれに合わせ凄まじいスピードで印をきる。
島から生え始めた超巨木が飛行場姫の体を巻き付け締め上げていく。
しかし余裕などといったものではない。
加古の指はへし折れ、皮膚が大きく裂け全身脂汗が滴る。
痙攣のごとく体を震わせている様子から、とてつもないエネルギーが降り掛かっているのであろう。
では周りの奴らがすることはひとつ。
北上「阿武っちッッッッッ!!!!!!アイツの本体に思いっきり叩き込むよッッッッッ!!!!!!!」
阿武隈「うんッッッッッ!!!!!!!」
魚雷拳ッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!
ドバァァァァァァァァァッッッッッ!!!!!!
高く跳ね上がった2人。
遮蔽物が無くとも関係ない。
何故ならば解放した2人は空気や空間を蹴り上げることが出来るからである!!!
そして今放たれる最高の一撃。
飛行場姫「ゴミクズどもがぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!」
北上・阿武隈「「空帝魚雷拳 ( くうていぎょらいけん)ッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!」」
シュンッッ………………
ドバァァァァァァァァァァァァァァァァァッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッンンンンンンン!!!!!!!!
2人に貫かれた飛行場姫は、ボロボロと崩れ始めた。
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北上「…………………なるほどね…、さっき阿武っちが言ってた違和感はこれか………………。」
阿武隈「これが飛行場姫の正体だったんだね。」
ピチピチッ!!!!
飛行場姫の中から飛び出したのはなんとイ級であった。
特殊なイ級だったのか、頭が良く幹部入りしたのであろう。
あきつ丸達いわく、サジタリウムの拘束具で縛り上げ深海側の事を詳しく聞き出すとの事であった。
激しい戦いのひとつがここに終わった。
北上&阿武隈そして自衛隊vs飛行場姫
飛行場姫完全敗北