察してください。
魔理沙は半分呆けたままだった。
「ゲーム? まさか妖怪と人間が出会ってから、かくれんぼでもするのか?」
「バカ。それのどこに美しさがあるってんのよ」
「いや、それはそうだけど…じゃ鬼ごっこか?」
「それも美しさなんてないわ。そもそも、『妖怪』を交えた遊びなのよ。普通の尺度で思い浮かぶ遊びじゃないわ。だからこそ、二人を呼んだのよ」と、霊夢はそう言った。
「普通の尺度で思い浮かばない遊び?」
「そうよ。普通の人間には、到底真似できないような、
私は魔理沙と霊夢と一緒に、神社の庭に立っていた。
「美しさと平等な争いを両立する。これは難しそうに思えてそうでもないわ。最高の
「完全な実力主義にならず、白黒をつけられるもの。それがスポーツであり、ゲームなのよ。
「え?まぁ…そうだけど。」
「早速だけど、私の考えたこの
ルールは簡単。魔力を弾として撃ちあいなさい。もちろん、怪我しない程度にね。」
「ちょっ…唐突だな。でもってシンプルだけどな。空でか?」
「当然よ。フィールドはこの神社の境内。」
今霊夢が言ったルールは、つまりはただの弾の撃ちあいである。
本気の殺し合いでは、魔法の前座、牽制に多用される、魔力を転用した弾。
これを撃ちあう
…面白い。確かに、『戦い』『殺し合い』に比べたらこんなもの、遊びみたいなものだろう。
だが、だからこそ、
「面白いな。いいぜ」といい魔理沙は箒に乗り空に上がる。あっちもノリノリだなぁ…。
「どうせやるなら、負けてあげたりしないよ?」
「バーカ、そらこっちの台詞だっての」
「じゃ、二人とも…始め!」
右前から二発、前方左寄りから一発。
弾の軌道を冷静に見極め間を抜け、こちらの弾を撃ちだす。
始まってから何分経っただろうか。
魔理沙にも…私も流石に疲労が動きに現れてくる。
視界外から飛んでくる弾をすんでのところで回避して、また反撃。
シンプルだが…楽しい。
しかし、一瞬の油断が命取りか。
箒から飛び出してこちらの弾を回避した後の反撃を、モロに受けてしまった。
また数分後の神社内。
「どうだった霊夢?私の華麗なる
「そうね…。はたから見ると互いに曲芸的な動きをしながら大量の弾を撃ちあうのは、絶景だったわね。
ただ、結局弾を撃ちあうだけだから、少し地味かしら?」
「そうだね。やってる側としては楽しいしいくらでも続けたくなるけど、何分もやってることは変わらないしね。」
今回の試遊の反省を三人でしていた。
「合間合間に必殺技をぶっ放すとかか?」
と言いながら魔理沙はミニ八卦炉を手でいじりだす。
私はその言葉に、何か魅力を…パズルの1ピースを見つけられたような気がした。
「…それ、割とアリじゃない?」
「え?」
「ちょっと魔理沙…なんか魔法の大技みたいなの、撃ってみてくれない?」
一瞬魔理沙は怪訝な顔をしたが、
「あ?ああ。 …そういえば
と言い立ち上がって空に手元の『ミニ八卦炉』を掲げる。
辺りのエネルギーがまるで目に見えるかのように、八卦炉に集まっていくのが分かる。
濃密なエネルギーが、八卦炉の前面で小さくスパークしている。
「行くぜ……マスタァァー・スパークッ!!!!!!」
放出されたエネルギーは留まることを知らず、あっという間に雲を突き抜け空へ消えて行った。
これを見て、私の中で、弾幕を貼りあう遊びと、あの法案に書かれた思いが繋がった。
「これだ!!!これだよ霊夢!!!ただ撃ちあうんじゃなくて、派手で、面白くて、自分の個性を掛けた技を、弾幕の間に撃つ!!!本機な勝負の中にそれを入れた
「……いいわねそれ…格好いいし」
麟ちゃんの喋ってるのが少しわかりづらい気がしますね。
どうしましょ