幻想郷の中の幻想   作:鳳.

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短くなってしまいました…


紅霧異変まであとn日

「よっ、霊夢。またやってるようだな。」

そう言いながら魔理沙は箒とともに着陸する。

「しょうがないでしょ?結局考えをまとめたのは私一人じゃないけど、皆に大して言い出した以上、私が弱くちゃ話にならないわ。」

『弾幕ごっこ』と名を付けられた妖怪と人間の平等な()()は、私達三人が話し合って出した原案を元に、霊夢や妖怪の賢者ら数名のルールの改善によって、幻想郷の決闘の基本ルールとして決定・承認された。

…血気盛んな妖怪たちがどれだけそれを守るのかは分からないが。

「この勝負は、技そのものが意味を持ち、美しさを持つ…ね。お前らは『スペルカード』決まったのか?」

「私はまだ…」

「私もー…」

ちゃんとルールが働けば、これからの勝負の新ルールとなる「弾幕ごっこ」の門出なのだ。

技…『スペルカード』も慎重に決めたい。

「私はスペルカード決まったからな。とっととお披露目しちまいたくてウズウズしてるんだが…ま、それは本番までのお楽しみってとこだな」

「魔理沙はいいわよねぇー… 今までも散々撃ってた魔法そのまま撃つだけなんだから」

「それを言うなら霊夢も、巫女の技みたいなのを弾幕にすればいいんじゃないか?」

魔理沙はいい加減なことを言うが、流石に…

「巫女の技なんて封印とかでしょ?それをどう弾幕に流用するってのよ…」

しかし霊夢はなんか納得した顔で。

「…いや、それ意外とアリかも。確かに、今まで練習してきた技をこっちで使えれば…!」

「…本気?」

 

 

 

 

それから数日経った。

しかし、二人は中々いい感じにスペルカードが思いついてるらしいが、私は一向に決まらない。

 

「と、いうことで何かネタになるようなものないかって来たんだけど_」

「弾幕ごっこの技の元ネタ…ねぇ?むっずかしいこと言ってくれるねぇー」

とちょっと悩み顔で返すは「鈴奈庵」の店番本居小鈴ちゃん。

「無茶…というか曖昧過ぎるってのは分かってるんだけどさー、ここは一つ頼むよ。『弾幕ごっこ』の話だって真っ先に持って行ってあげたじゃん」

「んなこと言われてもねー」と言いながら彼女は本棚をあさっている。

「どんなのをモチーフに作ろうと思ってるの」

「いやー、それが決まらなくて…ここに…」

「そんなあいまいに言われても… とりあえずこんなのとかどう?」

と言って『幻想郷百景+α』と書かれた本を持ってきた。

 

「美しさと、意味が必要なんでしょ?両方ありそうな本って言ったらそれだと思うよ。風景とそれの解説まで書いてあるの。」

しかしその本…

「…死ぬほど分厚くない?」

人一人ほどの部厚さを誇っていた。

「幻想郷の美しい風景を全て納められたらしい書物だからね。ちなみにこれ一冊で上中下外四巻の内の一つだけど…」

「…うーん、頑張って読んで見るよ…」

 

 

 

せっかく借りた幻想郷百景を読み(流石に全て網羅はできないので気になるところだけ)、スペルカードのイメージと、名前は固まってきてはいる

…気はする。

しかし、これは遊びでもある。

弾幕を撃つ楽しみ、避ける楽しみ、そんな弾幕にしたい。

私は頭に浮かびつつある弾幕のイメージを書き写した後、床に就くのであった。




心情描写って難しいですね
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