眩しすぎて目が眩むかもな!
たまにゃ完全なオリジナルストーリーでもいいかなって
あ、今話からゼットが常時ヘルメット外した状態で動き出します
ヘルメットは仮面になって、エースちゃんが入ってますから
「さてエースちゃんよ」
『どしたのゼット』
久しぶりに戻ってきたという事を示すような応答をする俺とエースちゃん。
久しぶりすぎて涙とか諸々の体液が溢れ出しそう。
ふなっしーってこんな気持ちなんだな〜……って。
「取り敢えずまず一つ。何がどうしてそうなったんだよ」
感動的な感情はそこら辺に置いといて、気になってたことを質問してくことにする。
エースちゃんの質問返答コーナーだ。
『あー……それね?うーん……なんて説明すべきかな……』
ちょいと困ったような声で考えるエースちゃん。
姿は見えないが、何となく分かる。
『えーっとね?まず初めに、私はこの《Oシグナル》ってのを持ってたの』
「んなこと聞いてねぇ……まぁそれは後にしといて、それでどうやったんだよ。Oシグナルって危険探知機みたいなもんだろ?」
『まぁそうなんだけどね?……なんか、この世界だとちょーっとだけ違うみたいでね?』
エースちゃんが言った《Oシグナル》ってのは、仮面ライダーの仮面についてるあの緑色の光でな。
さっきも言った通り、危険探知機の役割しかないはずなのだが……。
エースちゃんの口ぶり的に、他に何かあるらしい。
一体何だというのか……。
『実はね、コレに私のプラーナ溜めれるの』
「?」
『ゼットがクモオーグと戦ってる間に、私の意志を、魂を《プラーナ》にして、コレに留めておいたの』
「??」
『そして、クリスマス・イブの日に届くように、《Oシグナル》をプレゼントしたってわけ!』
「???」
頭に銀河が広がる。
そうか……これがUNI-VERSEなんだ……
……ってそうじゃねぇ。
「……まぁともかく、無事ってことでいいんだな?」
『うん!……まぁ現実の身体がどうなってるかはわかんないけど』
「……まぁ大丈夫だろ!」
『……だね!』
「『ニハハハ!』」
二人の笑い声が、聖夜に響く。
ホンット、戻って来てくれて良かった……。
……まぁそれはそれとして。
「何でこの機能が、このアイテムがある事隠してやがった?えぇ?」
ちょいとした怒りを、後にしておいた話を戻す俺
今までこんな事聞いたことなかったぞ。
何がどうして仮面に魂が宿るんだよ。
『あー……その亊ね?』
「なんか知らない漢字出てきてるけど」
『意味は殆ど同じだから。んで、この事なんだけど……』
明かされる真実を前に、俺は深く息を呑む。
『言い忘れてた♪』
「よーしその2つのお山揉んで…………はっ!」
『くっくっく……ようやく気付いたな!私の身体は既になくなっている……つまり!もうセクハラを喰らうことは無いのだーーーっ!!!』
高笑いをしながら勝利宣言をするエースちゃん。
だが、俺のイカレ倫理はそんな些細な問題で止まらない。
「……」
ただ無言で、仮面を外し、ノートパソコンと接続する。
そして、ノートパソコンからとある動画を流す。
「なぁエースちゃん、情報姦って知ってるか?」
『真顔でなんつー事聞いてんのアンタ!?ってコラ!P○rnhub流すなぁ!!』
「ニハハハ」*1
元々やった戦法が通じないなら、新しい戦法で攻撃する。
それが俺の『ENJOYの
「……さてさて、新しいお約束の流れも紡いだ所で」
『こんなん定番にしてたまるかぁ!』
「行くぞエースちゃん、あいつらの所へ」
『無視かい!……って、あいつら?それって……』
「ああ」
接続していたノートパソコンを閉じ、再び仮面を手に取り、向かい合って話す。
「『
―――――――――――――――
第35層 ミーシェ
音楽を聴きながら《サイクロン号》を走らせ、メテオラ伝いでミーシェのとあるカフェにて集合するようにしたのだ。
え?オレンジなのに主街区に行けるのか……だって?
そこはご安心を。
かつてキリトやエックスと別れた際、《シークレット・コート》なるものを装着してたろ?
アレ、自分のカーソル緑色に変えれるんだよ。
正確には、「そうなってるように見せる」だけなんだけどな〜。
ま、それのお陰様で主街区も練り歩けるって訳だな。
バレなきゃ犯罪じゃねぇ!
……さて、到着したことをメテオラに連絡し、俺達は集合場所のカフェに辿り着く。
扉を開けば、そこには仲間達が優しく出迎えて……
「こんの大馬鹿副リーダーめがァァァ!!!お前をここで終わらせてやろうかゴラァァァァ!!!」
「ごえっ!?」
「一人で背負ってんじゃねぇぞゴラァァァ!!!頼れっつってんだろうがァァァ!!!」
「ぐわぁ!?」
仲間じゃなかったかもしれんな。
ドアを開けて早々、エックスの飛び蹴り、キリトの刀が俺を襲う。
フルボッコである。
優しさのかけらもない行動だ。
てかおかしいじゃんね?
俺副リーダーだよ?
「キリトさん!コイツ吊し上げましょう!多分それが最適解です!」
「了解した!」
そう言い終えると、とても慣れた手付きで俺を吊るし上げる。
何故手慣れてやがる。
『А to Ζ』はいつの間に犯罪者予備軍の溜まり場になってしまったんだ。
「……ってかエイチにメテオラァ!そこで見てないで助けてぇ!」
「断る」
「愉悦」
「どうして」
無慈悲にも見捨てられたショックにより現場ネコみたいな口調になる俺。
何もヨシ!じゃないんだがな。
どうやらここに俺の仲間は居ないようだ。
―――――――――――――――
何とか拷問を乗り越えた俺に待っていたのは、食事という名の尋問であった。
「そんで?何で俺を頼らなかったんだ?あぁん?」
「刀向けるなって……仕方ねぇだろ、あん時は相当錯乱してたんだしよ。まともな判断なんて……あでっ!?」
発言の途中ながら、俺の頭を剣でぶっ叩かれる。
そろそろ馬鹿になるぞこの野郎。
「事実を述べただけで叩かれるの酷くない?優しさ何処に捨ててきたの?」
「そこの植木鉢に植えてきた。あと少しでありがとうの花が咲く」
「風に吹かれる前に除草剤撒いとくか……」
キリトもコチラ側に染まってきたな……。
まぁいいや。
「……まぁすまなかった。これからはお前のことも信頼できんが頼ってみる。ホントに信頼できんけど」
「信頼できないは余計だ!……けど、ホントに頼ってくれよ」
「おうよ!」
キリトの伸ばした拳を、俺も拳を当てて返す。
ずっと前から、仲直りの時はこうだった。
こうするのも久し振りなもんだな〜……って。
『いや〜良かった良かった!二人も仲直りできたんだね!』
「まぁな〜。俺達ってもとから仲良し小好しの関係だし?……ってありゃ?どーしたキリトにみんな。そんな鳩がマシンガン喰らったみたいな表情してよぉ」
全員の目が点となり、俺の仮面をじっと見つめる。
なんか変なことでもあったか?
「……なぁエックス。この声、聞き間違いとかじゃないよな?」
「そのはずですよ……どうです?エイチさんは聞こえましたか?」
「……間違いなく聞こえた。随分と聞き覚えのある声が……メテオラは?」
「……ん?」
耳を疑う三人と、聞く耳を持たない一人。
飯食ってんじゃねぇ。
飯を食うメテオラを置いて、まともに聞いていた三人が
「「「もしかして、エース?」」」
『正解!』
「エースだと!?」
三人が声を揃えて亡くなったはずのリーダーの名を呼ぶ。
すると、仮面から発せられる声に、飯を食っていたメテオラもようやく反応する。
あまりにも遅すぎる。
久し振りに感情を読み取れる声を出したメテオラは、俺の手に持っていた仮面を取り、話しかける
「エース!そこに居るのか!?」
『いるよ♪これも《プラーナ》のおかげだね〜、うん』
「良かった……ホントに良かった……」
涙をポロポロと流しながら、膝から崩れ落ちるメテオラ。
仲間思いなんやな〜……って。
それはそうと……。
「『プラーナ万能説』……唱えてみるかな」
『ゼット……それいいね。一緒に布教してこ』
「変な思考を広めようとしないでくれ……」
「『ニハハハ!』」
仮面越しに重なる声。
これが『А to Ζ』の始まりと終わりの究極の二人なのだ。
「……ま、これで今山積みになってる問題は解決したわけだ。俺適当に散歩してくるわ〜」
「折角なら何か頼んだらどうです?」
「コーヒーでも頼んだらどう?」
「わりぃ、俺腹減らねぇんだわ」
初めてベルトから僅かなプラーナを吸い取ったあの日以来、腹が減らなけりゃ料理の味も……するやつはあるが稀だ。
理由?そんなの知りませんよ。
そんな訳でカフェから抜け出した俺達は、ほんとに無計画に散歩をすることに。
「なぁエースちゃん」
『どしたのゼット』
後ろをついて来る犬……じゃなくてサイクロン号を眺めながらも、エースちゃんと対話を図る俺。
「その〜……なんだ、不自由なく過ごせてるか?その仮面の中で」
『ん〜……完全に自由かって言われたらそうじゃないかもね』
「……そっか」
『でもね?』
ちょいとばかし落ち込みかけた俺に気づいたのか、エースちゃんは話を続ける。
『私はこれでも十分に楽しいよ』
「……ほんとかぁ?な〜んか無茶して言ってない?」
『ホントホント。……それにさ、この不自由も、ゼットと一緒なら乗り越えていけそうだから』
「……そりゃどーも」
エースちゃんの中々に恥ずかしい発言に顔を赤くしながらも、そっけなく答える俺。
な〜んかこの子、プラーナ吸引してから異様にはっちゃけるようになってない?
昔のエースちゃんそんな事言わなかったぞ?
……これもプラーナか。
万能過ぎるのも厄介だな。
「……ま、いっか」
今まで見れなかった可愛すぎるエースちゃんを見れるようになったんだ。
眼福眼福……。
「んじゃ、そろそろ帰りますかね」
『だね』
夜風を浴びに浴びまくり、多少ハイになってた精神を落ち着かせれたんで、あのカフェに戻る。
折角カフェに来たわけだ。
コーヒーを一杯、貰おうかね……。
―――――――――――――――
「……」
『……』
……あ、場面転換したか。
いや〜申し訳ない。
こんな黙りこくった状況をお見せしてしまって……。
え?何が起きてるのか……だって?
……覚悟しろよ?
「美味い!!!モンスターより美味すぎる!!!」
「ホラ見ろエックス。あれが、ありがとうの花だ」
「これはとんでもない。迅速に燃やしておきましょう」
「お姉さん可愛いね。今夜どう?」
嬉々とした声を上げながら飯を食いまくるメテオラ。
机に座りながら輝く花を見つめるキリト。
それを燃やそうと火炎放射器を取り出すエックス。
カフェに入ってきていた女性プレイヤーを誘うエイチ。
この世の終わりはここにあったんだ。
とんでもねぇ生き地獄が出来上がったなぁオイ。
周りの目を考えろよアホどもが。
「……見なかった事にするか」
『……うん』
妙に冷静になっている俺とエースちゃんは、その混沌を見届け、特に関与せずに離れた席に座る。
夜風を浴びといて良かった。
お陰で冷静さを保てた。
夜風を浴びてなけりゃこうはならなかっただろうな。
仮面を机に置き、頼んだコーヒーを一杯受け取り、ゆっくりと口に運ぶ。
まさしく至福のひと時。
こうやってコーヒーを飲まれるのは素晴らしいものだ。
「……まぁ味はないんだけどな」
窓の外で薄っすらと光る三日月を眺め、もう一杯口に含んだ。
……うん、このカフェイン。
今夜は寝れそうにないな。
――――――――――――
「ヒッ……や、やめてくれ!」
同じ月が照らす夜。
ミーシェの路地裏にて、とある男プレイヤー達が一人の女性プレイヤーにボッコボコにされていた。
「あ〜ん?誰がやめっかよ。ってゆーか、最初に喧嘩仕掛けてきたのはオメーらだろ?あたしはそれを買ってやっただけだぜ?」
引きずっていた一人のプレイヤーを放り投げつつ、拳をポキポキと鳴らす。
「わ、悪かった!だから見逃して……ゴエッ!」
「だーかーら、誰が見逃すかっての」
ボコられたプレイヤーの一人が謝罪すべく、土下座の構えを取るものの、それをせき止めるように拳を飛ばす。
「オメーさぁ、人の話聞けないタイプのやつ?あたし言ったよな?「誰がやめっかよ」ってよ」
「や、ヤベェぞお前ら!」
「お前……何なんだよ!」
ボコられたプレイヤーの内一人が、その女性プレイヤーの正体を探る。
他のプレイヤーを殴りつつ、その女性プレイヤーはその質問にぶっきらぼうに答える。
「あたしは……クラッシャー。クラッシャーNAO」
一つ結びで結んだ黒いロングの髪が夜風に揺れ、170はあるその姿が、月光により影を成す。
彼女の名は
またの名をクラッシャーNAO。
いづれ俺に……『А to Ζ』に衝撃を生み出す女の名である。
ここまで来ると走らせ過ぎたか?
……まぁいいか
今までのギャップというか温暖差でもう一度風邪引いてください
あ、最後に登場したのは俺イチオシの輸入オリキャラです
このキャラホンマ好き
……さて、次回はあのロリっ娘アイドルですよ