ここから少なくても6話分はオリジナル展開が続きます
もしかしなくても増えます
残念でした
とりま初っ端は俺の欲求を満たします
え?原作は何処に行ったのか……だって?
ここに無ければ無いですね
他の作品をあたってください
2024年4月22日
第50層 アルゲード
例の《圏内事件》……というか、命懸けのタイマンから10日が経った本日。
未だに刺された腹は痛みに痛むものの、それも10日の間で軽減はされた。
感謝感謝だ。
んで、色々と状況をまとめたり、今いるメンバーまとめたりなどする為にお久しぶりに自室に戻っていた。
戻っていたのだが……
「俺が不在の間に……何でここに居るの?」
「え?」
俺の部屋のベットで堂々と寝やがる者。
そう、ナオちゃんだ。
何してんのマジで。
「……とりま言い分聞こか」
「寝てた」
「何してんのマジで」
人が説教部屋に幽閉されてる間に自由に暴れやがって……。
つーか俺の部屋の俺のベットで寝んなよ……。
……まぁいいや。
「んで?目的は何だよ。何かしら理由はあんだろ?」
「……なぁゼット」
「んだよ」
「寝るのに理由なんて……必要か?」
「そこじゃねぇんだよ聞きたいのは」
何故かキメ顔で論点の違う回答を出したナオちゃんに、流れるように突っ込む。
俺が聞きたいのはここに居るの理由なんだが?
「……何だよゼット。じーっとあたしの方見て……まさかあたしと寝たいのか!?」
「どうしてそうなる……俺のベットから出てって欲しいんじゃい」
「まーまー照れる必要ねぇって!あたしとお前の仲だろ?」
「俺とお前の仲だからこそ嫌なんだよ!」
「うるさい!良いから入れ!」
「おい短気にも程があるぞ!……って力強っ!?」
何故か怒るナオちゃんにより、俺のベットに引きずり込まれる俺。
哀れ俺。
改造人間であるというのにナオちゃんに力で勝てないなんて。
……ってかそれはそれとしてだ。
「暑いんだよ!!!」
「良いだろ別に。今はあたしの湯たんぽになれ」
「今4月だぞ!?」
「うるさい。そんなら抱きまくらだ。最低でも3時間は寝るからな」
「だからなんで!?」
「あぁ?ンなの決まってんだろ!」
そう言いながらナオちゃんは、いつも通りの豪快な笑みを浮かべながら俺の両肩を掴んでこう言い放った。
「お前と一緒にいると楽しいし面白いから!理由なんてそれで十分だろ?」
…………まったくこの娘は。
しょうがねぇなぁ。
まさしく裏表のない笑みを見せてくれたナオちゃんに、ちょいと心がドキッとする。
俺……というか、コイツの素性を知ってなけりゃ惚れてたな。
「だいたい10日も顔出さなかったんだ。おかげで暇で暇でしょうがないんだよ!そのせいでグリーンのイベントもう50回以上はクリアしちまったんだぞ!?」
…………まったくこの娘は。
ほんっっっとにしょうがねぇなぁ。
素性がこんなんだと、彼氏とか出来ないと思うんだが……。
まぁそんなこと本人に言ったらボコボコにされそうだから言わねぇけど。
「だからこそ!コレはその罰だ!さぁ諦めて抱き枕になれ!」
「わーったっての……今日だけだからな」
「おう!んじゃおやすみ!…………Zzz」
俺が許可を出すと、ナオちゃんはより強く俺を抱きしめ、睡眠体制に入る。
ノンレム睡眠に入るまでが早すぎる。
「むにゃ……もう食べられないっての……」
随分とまぁ、ありきたりな寝言だなオイ。
「やめろぉ……そんなに食べ切れるわけがないだろぉ……」
夢の中で食べ物強要されてる?
悪夢見てんのか?
「んむぅ……」
……まぁいいや。
抱き枕にされたまんまってのはちょいとばかし癪ではあるが……可愛い寝顔を見れてる分、お得だろう。
見た目は良いのに中身がアレなんだよなぁ……。
すると、扉をノックする音が部屋中に響く。
「副リーダー。今時間良い?」
どうやらノックした正体はエックスだったようだ。
エースちゃんやその他諸々のめんどい奴らじゃなくて良かった。
「おう、入ることを許可してやる。俺の部屋に入れることに感謝して勝手に開けるがいい」
「何でそんな上から目線なんだか……それじゃ、勝手に入らせてもらうよ」
次の瞬間、俺の部屋のドアが蹴破られる。
あんな勢いで開くことあるんだ。
吹っ飛ぶかと思ったよ俺。
「凄く失礼しますね」
「これ以上何するつもりなんだ」
「まぁまぁ……それはそれとして、客人に対してお茶の1つも出さないんですか?」
意外とずぶてぇなコイツ。
てか部屋のドア勢いよく蹴って入ってきたやつ客として認める奴おる?
いねぇよな?
「俺はお前を客として認めないからな」
「それは残念。……それはそうと、重要な本題に入りましょうか」
「おう」
そんな訳で、抱き枕にされながらもエックスはここに来た要件を話す。
「これはオーシャンさん……もといコードOから聞いた話なんですが」
「ちょい待ち」
「……何ですか急に止めて。なにか引っかかるところでもありましたか?」
「オーちゃんはいつ『А to Ζ』になったの?」
「5日前ですね」
……俺が居ない間に勝手にやりやがって。
コード認定してないんだが?
「一応言っときますけど、エースさんがコードの認定はしてましたからね」
「……それならいいか。ちなみに聞いとくが、オーちゃん以外に入ったのは?」
「ジョーカーさんとウィングマンさんですね。それぞれコードJ、コードWになりましたよ」
「そうか……俺がやりたかった」
「ま、残念でしたね。たぶん次がありますよ」
次ねぇ……。
……そういや『А to Ζ』って何処まで増えるんだろ。
もしかしてアルファベット26文字分全員揃うのか?
そうなりゃここも大所帯になるな……。
そのほうがわちゃわちゃ出来っから楽しそうではあるが……収集がつかなそうだ。
……待てよ?
もしかしてDとEも来たりするのか?
いやアイツ等に限ってこの世界には来てないと思うが……いやどうだろ。
もしかしたら出会うことになるかもしれないが……そん時は死ぬ覚悟だけはしておこう。
「……地獄が見えるな」
「ん?急にどうしたんです?」
「いんや何でもない。こっちの話だから」
「そうですか……」
もしメンバーが増えるとしたら、次はGにしてやろう。
「それじゃあ本題に入りますけど、オーシャンさんからの情報で、ここ近隣の森でカブトムシが採れるらしいんですよ」
「……それで?」
「そんだけです」
「はぁ?」
重要なって言ってたわりには、果てしなくどうでもいいことを聞いたんだが……。
何故にカブトムシのことを……?
「んむぅ……うるせぇぞ終身名誉抱き枕ゼット」
「だいぶ不名誉な二つ名付いたな……。んで、感想は?」
「そこそこ抱き心地は良かったし、なんか安心する。さぁ頭撫でろ。そしたら許してやる」
「はいはい……おん?どしたエックス。そんな鳩がミニガン食ったような顔して」
言われるがままにナオちゃんの頭を撫でる俺に、果てしなく素っ頓狂な顔をするエックス。
なんかおかしなところあったか……?
「副リーダー……この状況……浮気ですか?」
「否、就寝名誉抱き枕だ。断じて浮気ではない」
「……まぁそういうことにしておきますよ。そういう情報をバラすほど、僕の人間性は落ちぶれてませんから」
なんか勘違いしてる気がするんだが……。
そんなちょいと誤解してそうなエックスは、話す要件を終えたからか、部屋から出ようとする。
「……あ、そうだ。一つ言い忘れてました」
そう言うと、エックスはこちらを振り向き、とある写真を投げ渡してくる。
「その森で確認されたカブトムシです。参考までにどうぞ」
「おうよ…………って!?マジでぇ!?」
「うわうるさっ……んだよ。そんなおもしれーもんでも写ってたか?」
「おうとも!見てみろよナオちゃん!!!」
「わーったから声量下げろ……どれどれ」
エックスから渡された写真。
そこに写っていたのは、メカメカしく、真っ赤なカブトムシだった。
「……これが何だよ。ただの赤いカブトムシじゃねぇかよ」
「はぁ……これだから脳筋女は」
「あぁん?」
俺の発言に気が触れたのか、ギリギリと拳を握るナオちゃん。
わりぃ俺死んだ。
「……まぁいいや。んで?これが何なんだよ」
「お、おう。……多分、コイツはカブトゼクターだ」
「カブトゼクター?」
殴られなかったことに動揺しつつも、俺はナオちゃんに写真に写った赤いカブトムシの正体だと思われるものの名を伝える。
まぁ予想通り知らなかったみたいだけど……。
まぁいいや。
「ニハハハ!……こりゃ面白くなるぞぉ……!」
「ほーん……んで?いつ行くんだよ」
「んなの今からに決まってんでしょうが!」
「えー……めんどくせーよー」
「文句言わねぇの!」
未だにベットに横たわるナオちゃんを揺らし、早く起きるように促す。
そろそろ起きてもらわないとヤバい。
エースちゃんに見つかり次第噛まれる。
残念なことに俺もナオちゃんもエースちゃんには勝てないのだから。
悲しい限りだ。
「さぁ準備すんだよ!俺は暇そうなやつ誘ってくるから!」
「はぁ……はいよー」
俺の指示に従い、ナオちゃんはようやく俺のベットから抜け出し、自分の部屋へと戻っていった。
さてさてさぁて……。
「おもしれぇことになりそうだぜ……!」
――――――――――――
「ふんふ〜ん♪」
「……随分と楽しそうだな、ヴェン」
「え〜そう見えるぅ〜?そう見えちゃう〜?」
あの最っ高の日から10日。
私の脳は、まだあの日のことを思い返すようになっていた。
ゼットさんのあの表情……そしてあの声。
今思い返すだけでも……
「ゾクゾクしちゃうなぁ……」
「……気持ち、溢れてるぞ」
ありゃ、漏れちゃったかぁ。
まぁいっか。
取り敢えず近くの机に座りつつ、脚を揺らして色々と考える。
次の依頼のことや、私のユニークスキルについてとか……。
それでもやっぱり、あの人のことが頭の片隅から離れない。
「また会えないかなぁ……」
ふとそんな言葉が溢れる。
やっぱ忘れられないなぁ……。
「……アハハハ!」
「急に笑うなよ。怖いぞ」
「んもぅ……小さいくせに文句ばっかり。そんなんだと身長伸び無いよぉ?」
「貴様……コンプレックス何だぞソレ。ゼットにも言われたし……」
私の言葉に、ちょっと傷付くキングくん。
可哀想だなぁ……。
まぁいっか。
「それはそうとぉ……次の殺戮対象は誰なの?」
「次は……まだ居ないな。まぁ当分はフリーだろうな」
「ふ〜ん……そっかぁ〜!」
フリーなら、何しても良いんだよねぇ……?
アハハハ!
「面白いことになりそう……!」
こちらのナオちゃんの文、百一様により改善されたものとなっております
私はあの人に足向けて寝ることが出来ません
ですが何処に住んでるのかわからないので立って寝ることにします
こっからはちょいとした雑談をば
コリウスの夢が面白かったしそろそろ転スラの方も書きたい
そろそろリメイク版も始めたい
……そろそろ本格的に動くか