自分が核になるって発想……最っ高にイカれてて好き
いつか必ず二次創作書いてやるからな……!
それはそうと……未だにリズベット登場回に行かないこの作品よ!
一体いつになったらオリジナル展開から抜け出せるんだ!
5月6日
第50層 アルゲード
メテオラのダブルデート、んでヤーさんの加入があった昨日から1日が経った本日。
ギルドホームの、それも然程片付いてない自室から、ベッドの上とかいう果てしなくだらけきった状態から失礼。
本作主人公のゼットです。
えぇ、本作主人公のゼットです。
本作主人公のね!ゼットさんですよ!!!
いや別に?
作者とか言う頭のおかしいアホンダラが前回のコメント返信で「突出したイカレ要素があまりない」とかほざいて、そっからリア友に「主人公影薄いねw」とか言われたの別に気にしてませんし??
そんなの興味ないですし???
「……なんて茶番はこれまでにしときまして」
《プラーナ》を接種して以来、睡眠の必要性が無くなった身体を無理やり起こし、ベットから離れる。
んでもって、美しい青空を見るためにカーテンを開ける。
だが残念。
天気は見事なまでに曇りである。
「……いや、空暗すぎだろ」
まるで上に何かが浮いているかのように暗い空を眺め、そう呟く。
違和感を感じたのは、何も空が暗かったからとか言う単純なお話じゃない。
「おっかしいな……今日の天気の表示、バリバリ晴れなのに」
そう、ゲーム内での天気アイコンは太陽。
つまり晴れを示しているのだ。
それなのに、俺が見ている空はとても暗い。
「……ま、いっか。別に天気なんてどーでもいいし」
そう思い、俺は自分の部屋から出る。
俺が部屋から出て、扉を閉めると共に、俺の背後で果てしなく巨大な爆発音が響いた。
「な、何だ!?」
流石の俺と言えど、突然、なんの前触れもなく自分の部屋から爆破が起これば動揺はする。
かと言って、ここで何もしない俺ではない。
故に、面白半分、面白くない半分で部屋のドアを開ける。
そこには……
「……うむ、やはり失敗だな。駆動系統の再現だけは完璧にはできん」
「「完璧にはできん」じゃねぇよ!何さも当たり前見てぇな顔して失敗してんだよお前は!」
「仕方ないだろ?そもそも、何でお前が乗ってるんだ?ジョーカー」
「お前が乗せたんだろうが!事故った時に頭ぶつけたのか!?」
決して「剣の世界」で見ることがないはずの飛行機、それも墜落したものを見つめ、改良点を探すウィン。
んで、そんなウィンに対してツッコミまくるハーフボイルドジョーカー。
「ハーフボイルドじゃねぇ!」
「オイ勝手に地の文読むな」
コイツまで第四の壁を超えてきやがった……それともシンプルにハーフボイルド呼びされたのに反応したのか?
脊椎反応的なアレで?
それともそういう生物だったりするの?
……まぁいいや。
今更地の文が読める人間が増えた程度で慌てる俺じゃない。
それよりも説教だ。
「……取り敢えずお前等、部屋修理しとけよ」
「仕方ないか。おい半熟、工具取ってこい」
「はぁ!?俺もかよゼット!」
「そこ、わがまま言うな。罰を与えるぞ」
「行き過ぎた王政かよっ!?」
こうやってイジられてる時が一番ジョーカーが輝いてる気がする。
許せ仮面大佐様……俺の力量じゃこうするしかなかったんだ。
反省はしてないけどすまない……こんな謝罪じゃ済まない事だとは思ってるがすまない。
そんな感じてウィンとジョーカーに俺の部屋を修理させてる間、やることがなくなったんで、一階に降りることにした。
―――――――――――――――
皆さんは「既視感」という言葉をご存知だろうか?
既視感とは、過去にどこかで見た覚えがあることの事を言うらしい。
他の言い方だと、デジャブ/déjà-vuなんてのがある。
「突然なんの話をしてるんだ」と言われるかもしれないが、これから見る光景を見たら、何でこの話をしたのかが、よ〜くわかるはずだ。
「キリトさん……どうしてそんな黒いローブ着けてるんですか?」
「ほら……俺の中の人、「陰の実力者になりたくて!」に出演してるじゃん?だからよ」
「いや、主人公じゃないだろ?」
「あ、グレイシャー。肩に虫g」
「ほあああああっ!!!」
何故だか知らんがシャドウの真似をするキリトと、それに突っ込むエックス。
さらにグレイシャーも突っ込むものの、肩に虫が居たことにより、コンボイ司令みたいな叫び方をする。
グレイシャーもそこそこ『А to Ζ』に順応してきてる……よな。
……まぁ、あっちのほうが早いか。
「Look at this!Mr.Zに着せるならこの服が良いデース!」
「ふむ……確かにソレもいいが、こんなのはどうだ?」
「ほほーん……?」
「コラコラ。卑劣もヤーさんも、ゼットくんは着せ替え人形じゃないんだよ?」
「奇人は馴染むのが早い傾向にある」とは、誰が言ったものか。
奇姫……じゃなくて嬉々として、それはそれは可愛らしい服装を持ったヤーさんと、それに対抗するかのように際どい服を出しやがるエイチ。
ソレを静止してくれるも、あまり本気で言ってなさそうなフェン。
なんせその片手には、青いワンピースが握られているのだから。
いや、もしかしたらエイチに着せるようなのか……?
……まぁどちらにせよやばい奴だってことに変わりはないか。
目が合わないうちに他の面々の様子を見よう。
「つまりこの数式に当てはめれば……」
「あぁ!そういう事か!やっとわかったぞシズさん!」
『いや〜流石はシズさんだよ!そこそこ頭悪い私でもこの問題スラスラわかっちゃったし!』
「で、ですよね。流石は現実で先生やってるだけありますよ」
「あはは……3人の飲み込みが早いからだよ。私なんて全然……」
ナオちゃんにエースちゃんにオーちゃん達からの依頼なのか、3人の勉強をまとめて教えるシズさん。
一見すれば全く異変はないように見てるだろう。
だが冷静になって考えて欲しい。
一体、いつシズさんは先生であるという設定が出されたのか。
そう。
さも当たり前かのように勉強を教えてもらっているオーちゃんは、お察しの通りストーキング、それに加えて情報収集を完遂させやがったのだ。
一応、「何でシズさんをストーキングするの?」と聞いてみたのだが、何でも「助けてもらったから」らしい。
助けてもらったから情報を抜き取るとは……恩を仇で返すとはこの事だろう。
次の標的は誰になることやら……ってね。
『いや〜ホントに凄いよシズさんは。この脳筋ゴリラに勉強教えれるんだからさ!』
「おん?自己紹介か?」
『あっはっはっは……』
「あっはっはっは……」
「『…………』」
煽りあった二人の間に、訪れてしまった静寂。
これが何を意味するのか、『А to Ζ』ならよ〜くわかるのだ。
「『テメェ、表出やがれ!!!』」
ナオちゃんがエースちゃんを掴み、エースちゃんはクラッシャーが展開され、目が赤く輝く。
ご察しのとおり、喧嘩の始まりである。
こりゃまた、ギルドホームがぶっ壊れそうだわ。
つーか、腐っても女子なんだからそんな汚い言葉遣いすんなよ。
「はぁ……今日も今日とて地獄だなオイ」
もはやこんな混沌も日常である。
そう自分に言い聞かせ、俺はいつもの席に座ってコーヒーを一杯、口に含む。
「……まぁ味しねぇけどな」
「ゼット様!」
「うわびっくりした。どしたのカトラちゃん」
いつも通りの感想を述べ、コーヒーを机に置いたタイミングで、俺の背後から音もなく現れるカトラちゃん。
普通に心臓に悪いから辞めてほしい。
「それはごめんなさい、ゼット様」
「だから地の文読むなって」
さも当たり前かのように地の文を読み、頭を下げるカトラちゃん。
作者が怠けてる間に第四の壁を超えてくるやつが増えたのは気のせいだろうか。
まぁほんとに今更感あるけど。
「んで?何のようだい?カトラちゃん」
「……随分前ですが、ゼット様が言っていたオーグメントについての情報です」
「……そうか」
先程までお互い笑顔で居たのだが、カトラちゃんは用件を話し始めた時に、俺は『オーグメント』というワードを聞いてから真面目な顔に移り変わった。
生憎、『オーグメント』関連になるとギャグっぽい空気では話せないんだ。
「そのオーグメントは?」
「影で暗躍しているもようです。なんでも、新種のウイルスを開発しているようで……」
「となりゃ、『開発』がそのオーグメントの幸せか?」
「現段階ではどうとも……」
「そうか……まぁなにはともあれ、そろそろ動かねぇとな。あんがとな、カトラちゃん」
「いえ!私が出来ることなんてこれくらいですから」
カトラちゃんから貰った情報を頭で処理しつつ、情報提供のお礼ってわけで頭を撫でる。
それにしても、ウイルスの開発ねぇ……。
何と言うか、蜘蛛の時よりもめんどくさいことになりそうだ。
その上、あんときみたいに俺の意識がトばなきゃいいんだが。
「……あ、そういやもやしって今何処に居るかわかる?」
「あぁ、あの人なら医務室にいますよ。エイチさんに刺されて瀕死の重傷でしたから」
「そんなヤバかったんだ……」
南無三もやし。
お前のことは多分、おそらく明日になるまでは忘れないよ。
―――――――――――――――
その夜。
いつも通り寝れない俺は、なんの目的もなくギルドホームの廊下を、スキップしながら巡回していた。
片手には2リットルのオレンジジュース、もう片手にはみたらし団子とかいう、アホみたいに食い合わせが悪い2つである。
これが深夜テンションというものなのだ。
ひれ伏せ人間。
「……って、ありゃりゃ?アレは……」
気分ウッキウキで前進してると、目の前に見知った小柄のシルエットが見えた。
一度オレンジジュースを床に設置し、みたらし団子を二刀流のように持ちながら、そのシルエットの下へ駆ける。
「やっほーロニィ!」
「わ!誰!……って、ゼット?どうしたのこんな夜に」
いきなり声をかけたからか、最初は驚いてぴょんと跳ねたが、俺だと認識したらホッとした表情を浮かべる。
小動物かな?
「ほら、俺って寝る必要ない身体してるじゃん?だからテキトーにぶらついてたの。ロニィもどう?あの月でも見ながら団子でも食う?」
「うーん……いや、ありがたいお誘いだけど遠慮しておくね」
「ありゃ、そりゃ残念」
そう言い、右手に持ってたみたらし団子を食す。
まぁ例のごとく味はしないんだけどね。
……おろ?
「……」グゥ~
「もしかして腹減ってる?」
「え!?い、いやぁ?そんな事ないy「さっき思いっきり腹の音鳴ってたぞ」……はい」
顔を赤らめ、俯きながら俺の質問に肯定するロニィ。
だから小動物かて。
とは言え、腹減ってんなら見殺しにするわけにはいかんよな。
「ホレ、食いな」
俺は左手に持っていた方のみたらし団子をロニィに差し出す。
すると、ロニィは目をキラキラと輝かせながら言う。
「え!良いの!?ゼット!」
こんな喜んでくれるのか。
相当腹減ってたんだろうな〜……って。
「おうよ。んじゃ、俺いつも通り屋根行っとるからさ、団子食ったら早く寝るんだぞ」
「うん!ありがとね、ゼット!」
笑顔でお礼を伝え、別れ際に「おやすみなさい」とだけ伝えて、ロニィは自室へと戻っていった。
当社比であるものの、寝る子は育つのだ。
どうかロニィは健やかに育っていってもらいたいもんだ。
―――――――――――――――
そんな訳で屋根上。
夜空に浮かぶ三日月を眺め、残しておいたみたらし団子を頬張る。
んで持って、ここに来る前に回収したオレンジジュースを飲む。
「ま、味しないんだけどね」
こういうのは雰囲気が大事なんだよ。
そんなこんなしながら時間を潰していると、俺の隣にメテオラが座ってくる。
「隣良いか?」
「座りながら言われてもな……何食ってんの?」
「ドランクエイプ」
「……あぁ、ドランクエイプ……ってドランクエイプ!?あの35層の!?」
「そうだ。食うか?」
「え、いらない。腹壊しそうだわ」
……聞くんじゃなかった。
あの猿みたいなの食えたんだな……
……いんや違うな。
メテオラがおかしいだけだわ。
つーか料理スキルのレシピに載ってちゃ駄目だろ、ドランクエイプの料理とか。
「……なぁゼット」
「んお?どしたよメテオラ。そんなしょげた面して……お前らしくない」
「これはホント……もしもの話なんだが」
いつもと違う様子で、少々落ち込んだ様子で俺に尋ねる。
一体どうしたというのだ……?
「もしも誰かが……お前のために命を落としたら、その時はどう思うんだ?」
……おっも。
質問内容おっっっも。
作品の内容にあってないって……。
とはいえ、俺のために命を落とす……かぁ。
うーむ……過去の経験的に果てしなく難しい質問だな。
色々と複雑ではあるが……
「……案外嬉しいかな」
「そうか?」
「こんなどうしようもねぇ男の命を、命懸けで救ってくれたってことだろ?そりゃ嬉しいに決まってるさ。……エースちゃんがそうだったしな」
あの娘が居たから、今の俺が居る。
あの娘が居たから、俺の生きる理由を見いだせた。
あの娘が居たから、俺以外の奴の生きる理由も作れた。
救ってくれたやつの分だけ生きる。
誰かに命懸けで救われるってのは、多分そういうことをしなくちゃならないんだろうな。
「……だからこそだ」
「ん?」
「もしお前が俺のために死にやがったら、ブチギレてやるからな!」
こちとら仲間を失うのはごめんなんだ。
それで満足げな顔しやがったら、とことんぶん殴ってやる。
なんなら俺がトドメ刺してやる。
「そんでもって、お前の生きた意味を受け継いでやる!」
俺は出来る限り最っ高の笑顔で、メテオラにそういう。
……やべ、みたらしのタレついたまんまだわ。
カッコつかねぇ……。
……ま、いっか。
野郎にカッコ付けたところで、良いことなんてね〜し。
いや〜……色んなもんを同時進行させると更新頻度が馬鹿みたいに下がりますね〜
なんせブルアカの前回更新日2023年08月06日ですからね
ほんとに酷い
まぁそれはさておき、次回の内容はなんと!
な、な、なんと!
シリアス回です
でも ただのシリアスじゃねぇぞ
何度でも心をへし折って前に進ませる
ド級のシリアス
ドシリアスだ!