「うわあああぁぁぁぁぁぁぁぁ?!?!」
僕は今手足を縛られてゴブリンの前に転がされている。アルフィアお義母さんが
「死の感覚を叩き込む」
と言ってやらされている。お爺ちゃんは助けてくれなかった。
アルフィアお義母さんに
「私は英雄になりたい!」(キラッ!)
と言ったら、
「そうか、ならば修行だ。だが困った。私はそういうことをしたことがなくてな、加減がわからん。手始めにゴブリンに凌辱させるか。」
と言いながら流れるように僕の手足を縛り、ゴブリンの前に放置した。
そこからは冒頭の通りだ。殴られるは蹴られるはで本当に死にかけた。エリクサーと呼ばれるポーションを使われたが半月療養生活をすることになった。さすがのお爺ちゃんでも口を出してきた。本当にボコるとは思ってなくて助けてくれなかったらしい。
アルフィアお義母さんはヘラファミリアという才能溢れる人達のファミリアにいた。それにその中でも抜きん出て才能があって『才禍の怪物』と呼ばれていた。だから、基準がおかしかった。恩恵がある前提の修行を僕にしていた。
それからはお爺ちゃんとアルフィアお義母さんの2人で修行している。
僕が13歳の誕生日の日、ついに恩恵を得た。これがその時の【ステイタス】、
__________________________________________
ベル・クラネル
13歳
LV.1
力 :I0
耐久:I0
器用:I0
敏捷:I0
魔力:I0
≪魔法≫
≪スキル≫
【英雄再誕 ヒーロー リボーン】
・早熟する。
・英雄たらんとする限り効果持続また想いの丈により効果向上。
・他者に英雄と思われる場合効果向上。
_____________________________________________
スキルが1つ発現した。それも成長速度に関するもの。
「ベルよ。」
「なにお爺ちゃん?」
「このスキルはレアスキルじゃ。長い間最強の派閥の主神としてたくさんのレアスキルをみてきたが、成長速度に関するスキルは初めてじゃ。この意味がわかるな?」
「うん。バレちゃまずいね。」
「ああ、そうじゃ。だから同じ派閥内にも内緒じゃ。」
「わかったよ。お爺ちゃんオラリアに行こうよ。お義母さんと一緒に。」
「儂は無理じゃ。アルフィアと行け。それと他の神に改宗 コンバージョンするのだ。でないと行かせん。」
「どうして?」
「追い出されたからな。儂の恩恵があると知られたら面倒じゃ。意地悪で言ってるのではなくて、心配だからじゃ。」
「・・・わかったよ。」
「なに儂の知り合いの神を紹介するわい。2人で決めなさい。どんな神がよい?」
「可愛いか美人な女神」