八幡は万能のアイドル(俺ガイル×推しの子) 作:八幡革命前線
八幡こと、パク・リジャンはアイドルをしている。
彼は父親の国籍を引き継いで、現在は二重国籍を利用して、その伝手から芸能活動をしているのだ。
もう全面という全面を整形し尽くした事によって、彼はアイドルになる権利を得た。
同じく全面整形により作られた、同じ国籍のメンバーと活動を開始している。
ダンスなどには遺伝子レベルで致命的にセンスがない上に、骨伸張手術をした結果関節が歪で貧弱となり、早歩きもままならないが、元々早歩きも得意では無かった八幡からすると若干ノーダメージである。
18歳以上限定の中古車販売店ピンクモーターのCMに出た八幡は、整形外科医と化粧担当のお陰で人気を博していたが、遺伝子レベルで最強なアイドルの原石が現れてからは、怪しくなってきた。
アイという天才は、八幡という偽物には余りにも輝き過ぎていた。
八幡は更に整形を繰り返し、見た目こそ向上させ続けて来た。
実際に、それでアイにも好印象を持たれていたのだが、ある時事件が起こった。
八幡の
この冴えないブサメンこそがリジャンの正体だという噂が広がり始めた。
此処で彼が写真のブサメンは他人だと、キッパリ否定すれば良かったのだが、事もあろうに、写真の八幡をブサメンだと言った人々に、彼は自身のアイドル活動用SNSから文句を送り付けた。
これによって、彼の正体が明るみになってしまう。
今の見た目が良くても、その遺伝子はブサメンのもの。
そう思うと、その男の遺伝子を孕みたいという女性は一気にいなくなる。
元々
というか嫌悪感を感じた。
今後は彼を見る度に、誰もがふと遺伝子はブサメンなんだよなと思い返してしまう。
最早八幡は売れない。
彼は事務所をクビになった。
整形費用を借金として押し付けられた。
八幡は、アイに拒絶された事を逆恨みしていた。
だから、また顔と名前を変えてアイを殺すことにした。
その殺意を利用されていたとも知らずに。
八幡にとって、アイを殺す機会を用意してもらえただけで、その背後にある何も考えられなかった。
アイを殺し終えた八幡だったが、二十年刑務所に入ることとなった。
メンテナンスをしなかった整形顔は老化と共に崩れ始め、人間としては不自然な顔になっていった。
それでも遂に出所となったが、実家に帰ると更地になっていた。
家族の行き先も知らないし、電話番号も分からない。
失意に暮れる中、彼はアイを殺した犯人として、待ち構えていたアイのファンによって殺害された。
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